真っ白な部屋
ちょっと日があいてしまいました
というのも、落ちていたんですね。気持ちが
あっけないですよ、ほんとに
ちょっと安定したと思ったらすぐに崩れる
そして私は、一定以上の深度落ちたらものが書けなくなることを学んだ
書くことで吐き出しているけど
note含め、wordとかメモとかにバーーーっと書き殴ったりしてるけど
それができなくなる
書く気力も湧いてこない
思考が像を結ばない
何がしたいのか何を考えているのかもわからない
例えるなら
真っ白い部屋にぽつんと放り出される感覚
何もなくて
どこまで続いているかもわからなくて
ただ自分だけがぽつんといる
真ん中なのか、はじっこなのかもわからない
ここにくると、「ああ、終わった。またか」ってなる
真っ白い部屋モードになると
ほんとに抜け出すのが難しい
正直どうやったら抜け出せるのかよくわからない
気づいたら脱出している
この部屋の何が怖いかというと
全部が見えなくなって、何も掴めなくなること
今までたしかに自分の手のなかにあったものが
モヤがかかったみたいにさーっとぼやけて
思考に感情が伴わなくなる
頭で感じている、みたいな
例えば、悲しいことがあったときに
いつもならまず、心でぎゅうって感じて
それから頭で、今こういうことがあって、自分はこう思って、相手はきっとこう思ってて、だから苦しいみたいに整理するんだけど
真っ白モードのときは
いま起きたのは悲しいことで、だからこの人は泣いていて、多分こう感じていて、だから私も悲しいって思う、自分もこういうとき悲しかった、みたいに
なんていうのかな、これ伝えるのすごく難しいんだけど
頭で感情を処理するっていうか、ロボットみたいに客観的に悲しい状況を分析する感じ
そこに私の主観的な感情がない
これが本当に、本当に苦しくて
意識はあるのに動けない金縛りみたいに
悲しいってわかるのに、心が動いてくれない
そしてこのモードになると、特にいま就活とかだと
やりたいこととか、何に興味があるのか、とかそういうのを全部見失う
面白いぐらいきれいさっぱり見えなくなる
私何がしたいんだっけ?どこにいきたいんだっけ?なんでここにいるんだっけ?
なんで生きてるんだっけ?
みたいにどんどんわからなくなって
とにかく感覚取り戻したくて
無我夢中で自分が今まで読んだものとか、観たものとか
影響を受けた言葉を貪り食っても
何も溜まらなくて
何も響かなくて
おなかに穴が空いてるみたいに
骸骨が水飲んでもザーッと落ちていくみたいに
全部通り過ぎていく
そもそも、言葉を摂取しようって思えるまでにいけたらいい方で
真っ白モードの一番怖いところは
書くことだけじゃなくて、今まで大好きだったもの全てに対する興味を根こそぎ失うこと
ドラマも観たくない、映画も観れない、本読む気力もない、誰かと話したいのに話したくない、外に出られない、動けない、何もできない
あんなに大好きだった山に
行きたくない、行く気にもならない
何が好きだったのかもわからない
帰りたいという気持ちが自分の中から消え去ってることに気がついたとき
本当に悲しかった
大好きなものたちを見失うほど脆かった自分の精神が情けなかった
真っ白モードはきっと就活の影響なんだけど
あまりにも情けなくて
ただ、さめざめと泣くことしかできなかった
今までもけっこう落ち込むことは多かったけど
ここまで落ちるのは正直はじめてで
一月ぐらいに突然真っ白入って
二月にも一回真っ白になって
そこから少しずつ、やっと自分の中でいろんなことが整理ついてきたと思ったら
また真っ白
あと何回やるのこれ
かなり苦しい
出口がないから
人間ってなんでこんな思いしてまで生きてるのかなって、たまに思う
嘘
最近いつも思ってる
きっとそういう思いがたくさん積もり積もって、ぷつんと切れて
みんな明日を閉じるのかなって思う
ちょっと重たいnoteを書いてしまった
でも書けるぐらいまでには色を取り戻しつつあるので、大丈夫ですよっていうのが伝わってほしい
おわり
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