社会人2年目で2回目の転職、ここでミスったら人生詰むなーって思ってた話
どうも、こんにちは。社会人5年目の加藤 (26) です。社会人2年目で2回目の転職をしてから3年、3社目では無事に3年間働き続けることができました。本当によかった。記念に3年前を振り返りながら、今日は記事を書いていこうと思います。
転職先では、医療福祉のベンチャー企業の人事・広報として、業界職種ともに未経験ながら入社しました。右も左もわからないながら、なんとかやってきました。今では楽しく仕事してます。ぜひ記事内の楽しそうな写真(1枚目)をご覧ください。
https://times.visionary.day/posts/1KSg-D2g
詰まない人生、積めてるキャリア
結論、一旦は詰まなかったし、むしろしっかりとキャリアを積めているなと感じています。結局、人生を詰ませるのも、詰ませないのも自分次第。選んだ道を正解にしていくしかないんだなと。
不満なく、不安だった1社目
1社目では建設業界の派遣会社で派遣される側として、半年ほど施工管理の仕事をしていました。怒号が飛び交う乱暴な職場ではありましたが、監督という立場なので私に対しては優しく、人間関係で悩むことはありませんでした。給与や休日にも不満はなかったので、ある程度は満足して働いてはいました。
しかし、周りの知人やSNSを眺めていると、一緒に学生をしていたメンバーが一生懸命に仕事を頑張っていたり、楽しげに働いていたり、起業をして夢を追いかけていたりしていました。そんな姿を見て自分は本当にこのままでいいのだろうか、そう不安になったのです。
少しずつ転職の2文字が頭をよぎる中、試しに書いた履歴書は経歴や実績を書くことが一切できず、現職で得た知識や経験、スキルがないことに気づきました。ああ、このままではヤバい、そう思ったのです。
楽しかったし、毎日が充実していた2社目
そんなこんなで転職をした2社目、このタイミングで副業で頑張っていたSNSのフォロワー数が増え成果が出ていたこともあり、SNSを活かした職業に就きたいと考え、HR領域(人材領域)を目指すことにしました。
次の職が決まらず辞めた1社目、早期離職による転職活動の難しさだったり、レールから脱線した離職期間中の孤独さというものは思い出したくもありませんが、そんな中でなんとか転職できた2社目は本当に楽しかった。
やりたいことがやれていましたし、任された業務はただやらされるものではなく、自分の頭で日々試行錯誤しながらトライするものでした。ああ、自分がやりたかったのは、こういう仕事だったのだと感じました。
転職する気など一切なかったカジュアル面談
そんなことを思いながら、𝕏(旧Twitter)を眺めていると、「人事・広報を募集します!SNSが得意な人がいいから、Twitterで募集します」という求人を目にしたのです。
ずっと憧れていた人事という仕事。人事になるためには、人材領域で2~3年はキャリアを積んで、その経験をもとに出世もしくは転職しかないと思っていました。でも、違いました。他の選択肢もあったのです。
求人をしていた代表のプロフィールを見ると、名古屋に本社がある企業で、面白そうな会社だったので話を聞きにいくことにしました。当時、仕事は楽しかったですし、毎日が充実していました。このときは転職するつもり一切ありませんでした。
この会社、怪しすぎる…!!
話を聞きに行くと、すごく厳かなビルで怪しい社長が出てきました。漆黒に包まれたオフィスで、セキュリティは万全、手にしていた鍵で開錠すると、お香の香りがするのです。誘拐されるかの如く、今の代表に連れられて、エレベーターで5階のオフィスまで向かったことを覚えています。
いざ、席について話をしていると、とても楽しそうに「あれをやりたい、これもしたい。でも、今はこんな現状で、こういう課題があって。それを僕は、必ずやり遂げたいんだ」そんなことを話してくださいました。
「福祉×マッチョ?」意味わからないけど、とりあえず面白そうな夢や目標だし、面白そうな会社と面白そうな代表だなと感じて初日のカジュアル面談を終えました。
ここでミスったら、人生詰むなーって思ってた話
転職するのも一つの選択肢だなと思い始めていた私は、どうしても躊躇う理由がありました。そう、社会人2年目で転職2回、ここでミスったら、人生詰むのです。早期離職による転職の難しさを知っていたこともあり、このタイミングでの転職の決意は流石に怖かった。
父親は世界のトヨタで35年以上勤め続けているサラリーマン、一方で私は転々と職を変えるジョブホッパーへと片足を突っ込んでるわけです。しかも、SNSやメディアに取り上げられている今流行っているだけかもしれないベンチャー企業。
どうせ働くなら勢いのあるイケてる企業で働くのも面白そうだなとは思いつつ、最低限安心したいし、安定した企業で働きたいところ。そんなことを考えながら、「リスクを取らないことこそが最大のリスクだ!」というマーク・ザッカーバーグの言葉をを思い出し…、気づいたら転職してました。
転職する際に失敗したこと
転職する際に失敗したことを書ければ、この記事を読んでくださってる方の何かのお役に立てるかなと思いましたが、実際のところあまりありません。1回目で大きく失敗していたので、その影響が大きいです。
強いて言うなら、引越しを出社する本社にしたけど、見学対応や取材対応などで実際は現場に行くことが多々あったので、本社と現場の間に引越しをすればよかったと後悔したくらい。
とはいえ、もしあの頃の私自身にアドバイスができるなら、「よくある失敗事例」をチェックしておきなさい、とは伝えたい。失敗するケースはだいたい決まっているので、事前の情報収集である程度はカバーできるからです。
ぶっちゃけ、上司ガチャ配属ガチャとかもあります。選考時の伝え方や捉え方で誤差も出ます。運要素も強いです。一定のリスクは生まれるのが転職なので、絶対に後悔したくないならパートや業務委託からスタートしてみるのがおすすめです。
転職してよかったと感じていること
いまの職場での話になりますが、転職してよかったことはたくさんあります。長くなりすぎるので、今回は3つピックアップしました。まず1つ目は、自由と自己責任。やりたいことをやらせてくれたり、考えながら挑戦と失敗を繰り返させてくれる環境は本当にありがたいなと感じています。器の大きい代表や上司に恵まれました。
20代は仕事を頑張りたいと考えていたので、ベンチャー企業でまだまだ余白と言いますか、ルールが決まりきってない中でゼロイチを考えたり、仕組みづくりに携われるというのはとても面白いです。貴重な経験をさせてもらっているなとつくづく感じます。
2つ目は、メンバーがいいことです。ビジョン、ミッションが明確で求める人物像が明確な企業なので、似た考え方や価値観のメンバーが多いです。カルチャーづくりに力を入れている会社に入社することで、人間関係で悩むリスクは減らせるのかなと思います。
メンバーがいいと、円滑に業務を行え、仕事の成果が出しやすいです。尊敬できる人がいるというのは、その会社で働く大きな理由になります。圧倒的な成長もできます。人間関係より年収がいいところ!と考えて転職活動をしていたのですが、人間関係のほうが大事だと感じることも多々あります。お金以外のところもしっかり見ましょう。
3つ目は、多様性を受け入れる点です。どんな考え方も価値観も否定せず、まずは聞く。そういう考え方もあるよねと擦り合わせていく。多様性を受け入れるので、熱量高く仕事を頑張りたい人と、ワークライフバランスを大事にしたい人が共存できる。
会社って色んな人がいていいと思いますし、それぞれがそれぞれの個性や武器を持っていて、お互いがお互いの苦手なことを補完し合えるとより良い組織になっていくなと感じます。短所を平均値に、長所を伸ばしてくれる環境に飛び込めたことは本当によかったです。
転職が不安な人へ
転職が不安なのはいいことです。不安がなければ、致命的なミスに繋がることだってあります。不安は痛みのようなもの。事前に知らせてくれる大切な感覚です。
不安を解消する方法として私が意識していることは、先ほども少し触れましたが、「よく調べよく知る」ということです。例えば、水の深さがわかなければ、飛び込むのは怖いけれど、膝の高さほどの水深であるということがわかっていれば、溺れるかもしれない不安は解消されます。
知ってさえいれば、泳ぎ方を学ぶという対策も打てます。不安なのは、調べていないからであり、よく知らないから。動画などで網羅的に学び、ネットなどでより詳しく調べてみてください。不安はワクワクに変わります。
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