学生時代、威勢の良い奴は多かったが、社会に出ると少なくなる現象。

 学生時代やたら威勢の良い奴は多かった気がする。何かと音頭をとって、ぎゃーぎゃーと場を盛り上げるのだ。クラスに何人か居たと思う。しかし社会に出れば、そのような人は少なくなる。芸能人やアナウンサー、テレビ局に勤めるような者は学生時代人気者だっただろう。しかし、社会に出た彼らにその面影はなく、今はただ言われたことをこなし、権力者の誤りを指摘することすら憚る小物になっているのだ。初期の破天荒さを失った芸人みたいなもんだ。今ある社会規範に意を唱えないのだ。ゴールデンのテレビで、「アルコールは発がん性がある!!GHS区分1A!!」、とか、「アダルトビデオはモザイクの下で膣へのペニス挿入射精が行われている!摘発しない警察はグル!」、とか、「テレビ局の女子アナは性接待要員!」、とか、「あいつは、薬物やってる!」、「飛田新地料理組合で売春が行われている!!ケツモチは大阪府知事と警察!!」、「大阪西成のカラオケ店を風営法違反で摘発する警察笑笑。で、その近くにある公営の売春宿、飛田新地料理組合は放置??警察の目は節穴か!!」、「笹川平和財団の創設者笹川良一は元A級戦犯で管理売春やギャンブルで金儲けした奴!!分かりやすく言うと日本政府と仲の良かった反社会的勢力!!」とか、そういったスポンサーや当事者の立場を全く考えない正論を聞きたいのに。所詮内弁慶だったということだ。noteにて匿名で過激な意見を述べる私も人のことを言えないが。
 威勢の良い人ほど、日本の権力者の誤りを指摘して欲しかった。権力者に遠慮して、碌に意見を主張しない、訴訟も起こさない、から現在の日本のように無数の誤りが存在する社会になっているのだ。先人の人達が、「おかしいと思ったことを、公共の場でおかしいと述べる。」ことが出来ていれば、もっとマシな日本になっていたと思う。日本の性上納文化の被害を拡大させてきたのは、学生時代に威勢の良かった奴らが、社会に出て権力者のポチ、犬、小物になったことも影響していると思う。
 「公共の場で、権力批判すると、戦争中人殺しを厭わなかった国粋右翼連中が刀を持って現れるかもしれない。」などと思って、意見が押さえ込まれていた側面もあると思う。けれど刀を持って突撃されるなんてことはそうそうない。私は天皇制や日本政府が推進してきた人身売買、(児童)性的人身売買批判、社内に潜む法令違反の数々を社内で主張したことがあるが、ヤクザが出てくることは無かった。言った後に、もしかするとヤクザが出てきて殺される!かもしれないと考えたが杞憂だった。今や日本の言論の自由、表現の自由は寛容だ。だから自分の意見を述べるべきだと思う。自らの立場•思想•慣習を維持する為に刀を持参したり、威力を振りかざすような反社会的勢力は、多数の意見に圧倒されるのだ。自己検閲(Self censorship)をするな!!

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