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私はやっぱりカウンセラーになりたい
私は、「お母さんを幸せにしたい」という思いがあります。
お母さんとは、子どもを産み、育てる、お母さんとなった女性すべてです。
そう思う要因は、生育環境と自分の経験です。
両親は、常に喧嘩をしていました。
なぜこんなに不仲なのに離婚しないのか、子どもながらに不思議で仕方ありませんでした。
母が離婚しなかった原因は、社会的な目と、経済的な不安だったと思います。
一緒にいて幸せそうじゃないのに、我慢して、頑張って、生活しなければいけない母の姿が、私の心を苦しめました。
社会的な目を気にしない気持ちを持って、経済的に自立したキャリアさえあれば、母はもっと早くに自分の幸せのための決断を出来ていたのではないか、と感じます。
母のことは、私にはわからない事情や父への愛情もあったと思うので、それ以上は考えません。
でも今も、母のような我慢を抱えて生きている「お母さん」は、たくさんいると思います。
そんな「お母さん」を、「幸せにしたい」のです。
そしてもう1つの要因。
私は、妊娠と出産で、新卒のキャリアを失いました。
そんなの簡単に取り返せるじゃない、と思っていましたが、新卒のキャリアは、自分が思っていた以上に貴重なものだったと感じています。
家庭を持たず、体力もある、20代のガムシャラに働ける時期。
新人としてあらゆる基礎を教えてもらえる時期。
自分でお金を稼ぎ、自分のためだけに自由に使える時期。
結婚し、子どもを持つと経験できない新卒のキャリアは、とっても輝いて見えます。
産後にいざ、「働くぞ」と動き出しても、子育てと仕事の両立という壁が立ちはだかってきました。
新卒のキャリアがあれば、スキルがあれば、育休をとれる会社に勤めていれば…そんなタラレバが次々と浮かんできては、ため息が出ました。
子どもを持てた幸せを、キャリアの挫折のせいで十分に感じられない。
そうではなく、「お母さん」になった幸せを、100%感じたい。
子どもを持って初めて知った社会の壁に、立ち向かっていきたいと思いました。
子どもとの時間を楽しく感じられたら、
子育てをしながら好きな仕事を思いっきりできたら、
自分の理想とする生活のバランスをとれたら、
心の底からワクワクしませんか!!!
これらの実現が、「お母さんを幸せにする」ことの本質だと思っています。
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世の中には、「お母さんを幸せにする」サービスがすでにたくさん存在しています。
どんな形で、実現していこうかな、自分には何ができるかな、と考えました。
ストレングスファインダーでの私の上位思考(3位から5位)は、「ポジティブ、個別化、共感性」。
大学は、心理科学部臨床心理学科。
人と1対1で話すことが好き。
学生時代から友人の相談役。
自己分析をすればするほど、「やっぱりカウンセラーだ」と、思いました。
やっぱり、というのも、大学を卒業時に一度カウンセラー(心理士)の道を諦めたんです。
臨床心理士か公認心理師を取るには、大学院への進学が必要でした。
経済的な理由から進学は難しく、まずは就職して、それでも諦めきれなかったら、お金を貯めて大学院へ行こうと決めたのです。
言葉で人の気持ちを変えられる。
自分にしかできないことで誰かを幸せにできる。
すごく素敵な仕事だなぁと思います。
だから、私は、カウンセラーになりたいのです。
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カウンセラーは、人気の職業です。
昨今カウンセラービジネスが盛んで、民間資格を持つカウンセラーが増えていることを知りました。(ワーママはるさんのvoicyより)
「民間資格でもいいカウンセラーは勿論いるけれど、カウンセリングを受ける側からしたら見分けるのが難しい。
だから本当に心に傷を抱えていて、どうにかしたいと思うなら、その人の出身大学を見たり、臨床心理士や公認心理師の資格の有無で判断した方がいい。」
とお話されていました。
今の私がカウンセラーになっても、全然説得力ないな…
生半可な気持ちでカウンセラーになっても、お母さんを幸せにできないな…
と強く感じました。
私が幸せにしたいと思う人を、カウンセリングで幸せにできるように、一人前のカウンセラーになりたいと思います。
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最後までお読み頂き、ありがとうございました!!