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#8スキルもキャリアもないけど会社を辞めた心意気



10月になってしまった。

私は今月で会社を辞める。


その後のことは、まだ何も決まっていない。決めかねている。

意気揚々と「自由に働く!」なんて言ってみたけれど、いざこれからの行動をするタイミングに立つと、急に怖くなって動けずにいる。

週3くらい会社で働きながら、やりたいことを模索しようかな…なんて逃げの方向に向いている。

いやいや、それじゃ今の会社に残ったほうがよかったでしょ!と、冷静な自分のツッコミが入るが、その通りである。


私のやる気スイッチは単純だから、すぐに切れるし、すぐに点く。

逃げ腰になっている私だが、どうして会社を辞める決心をしたのか改めて思い出して、今日からまたスイッチを入れ、挑戦するメンタルを持ち直していこうと思う。


***

私には、これといったスキルもキャリアもない。

noteでスキを頂いた人のページに飛んで、たくさん拝見するのだが、皆さん名乗れる肩書だったり、資格だったり、専門性だったりを持っていて、すごいなぁと羨ましく感じる。


会社を辞めるまともな理由は後付けしたようなもので、1番の理由はムズムズしだしたからである。

「この会社で吸収できることはすべて学んだ」

「これ以上新しいことを学ぶ刺激は得られない」

と感じると、身体的に、本当に、ムズムズしだすのだ。血管に何か異物が入って血液と一緒に回っているような不快感と、呼吸が荒くなるくらい動悸がして、「何でこんなことしてるんだろう」「早く新しいことしたい」という気持ちでいっぱいになる。

病気のようだがこれは特性なのだと思う。


『マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法』という本を読んで、これだ、と思った。


それまで自分が仕事を続けられないことは何かの病気なのではないか、と心配になったし、仕事を辞めたくなる自分を否定することばかりだったのだが、この本を読んで、考えが変わった。「なんて素晴らしい生き方があるんだ!」と感動した。

この本はとにかく味方になってくれるので、私と同じような気持ちを少しでも感じたことがある人にはぜひ読んでみて頂きたいと思います!


私は、22歳で子どもを産んで、キャリアが狭まったと思ったが、今は違う捉え方ができている。

私には夫という、家計を支えてくれる大黒柱の存在がいるから、自由に働き方を選べる、と。

以前「仕事を辞めたい」と夫に話した時、仕事が続かないことを非難されるかと思ったが、夫の反応は「楽しく生きていてくれたらそれでいい」だった。

「今は子育てが一番の本業なんだから、仕事は芸人さんのアルバイトみたいな捉え方でいいと思うよ」と言われた時は、いつもの500倍かっこよく見えた。

夫はいつも私にはできない考え方で、私の自己肯定感を持ち上げてくれる。

そんな夫の存在があって、私は自由に働き方を選ぶことができる。



私が抱いている「自由に働く」には、重要な掛け合わせがあったのだ。

マルチポテンシャライトの考え方 × 夫の存在 = 自由に働く


この公式のおかげで、まず、一つの会社に勤めなくてもいいと思えるようになった。

自分の好きな仕事をパートで複数掛け持ちしたり、家で仕事を得ながら外でも働くという方法を知った。なんてワクワクするだろう!


そして、長く続けることが前提じゃなくてもいいと思えるようになった。

今私がやりたいこと、興味のあることを一生懸命取り組めばいいのだ。そう思うと、なんて心が軽くなることだろう!



***

私には無限の可能性がある。

結婚していたって、子どもがいたって、スキルもキャリアも大してなくたって、やりたいことをやって生きていい。

私の得意な、目標を持ち続けること、行動することでひたすら突き進んでいけば、いつか振り返った時、誇れるキャリアになっているに違いない。

大切なのは行動すること。悩む暇があったら行動。行動。行動!!!

***


そう自分に言い聞かせていたら、不思議とまた、ワクワクして行動したくなってきました。

本当に単純すぎて我ながら助かります。

退職までどんな行動をしたか、最終出勤日に必ず更新します。(決意表明)


さーて、頑張ろう!!!


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ここまで読んで下さりありがとうございます!

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