0歳で保育園に入った娘が、4月から幼稚園に入園する理由

私の娘は、0歳6か月で企業主導型保育園に入園しました。
今の保育園は、就学前まで預かってもらえるので、
何もせずとも年長さんまで進級できることが約束されていました。

しかし娘は、
来月保育園を退園し、4月から全く違う幼稚園の年少さんクラスに入ります。

私は、新卒で妊娠してキャリアに対する悔しさを晴らすべく
娘を保育園へ預け働きだしました。

ご存知の通り幼稚園は、預かり時間が短くなる上、春・夏・冬の長期休みも長く（1か月ずつ）あります。

そんな状況でもわざわざ保育園を退園し、幼稚園に入園した理由をお話させて頂きます。

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なぜ幼稚園にしたのか？

一言で言うと、英語教育が盛んだったためです。
（細かくメリットを言ってしまうと、北海道の幼稚園なんて限られてしまい特定できてしまうので、ぼんやりさせます…（笑））

習い事のような教育が盛んなことも魅力的でした。

どうしてたくさんの経験ができる教育を娘にさせたいと思ったのか？

私は、

高校受験の時に、「どうせ受からないから高校のランクを下げろ」という親と先生の言葉で、高校受験の学校を変えた経験があります。

どちらの高校も行ける学力でしたが、
下の成績で入学して授業に苦労するよりも、
上の成績で入学してキープした方が楽なのではないか、
という趣旨だったと記憶しています。

この言葉で決断したのは14歳の私自身なのですが、
周りの人の言動を恨むことになります。

どうして「あなたならできる」と背中を押してくれなかったんだろう、と。

私は結局、ランクを1つ下げた高校に、
入学試験を200人中20位以内という上位の成績で入学しました。

初日の数学の授業で、隣の席の子がカクンカクンと首を振って
寝る人を初めて見て、笑いを堪えるのに必死でした。
（のちにこの子が数少ない私の大親友になるのですが。）

授業で寝るなんて漫画やドラマの世界だと思っていた私が、
教科書を立てて居眠りするまでに要した時間は、
1か月もなかったと思います。

あっという間に、周りの人に染まってしまっていました。

高校2年生の成績は、下から何番目というレベルまで落ちました。

そのため高校3年生では必死に大学受験のため勉強することになるのですが、
そんな経験を、振り返って思うのです。

娘には、
難しいと笑われるようなことやこれまで経験のない新しいことでも、
自分が選んだ選択に自信を持ってチャレンジしてほしい。

然るべき時に、自分がやりたいと思うことを選択できるように、
たくさんの経験をさせてあげたい。

たくさんの経験ができるような環境づくりをしてあげたい。

だから、預かり時間が短くても長期休みがたくさんあっても、
幼稚園にしたのです。

もちろん、今いる保育園の良さも本当にたくさんありますし、
保育園だから色んな経験ができない、と言いたいのではありません。

我が家の教育方針が、モンテッソーリ教育のような自由さを求め
「のびのび育つ」とかであれば、今の保育園のままだったと思います。

私は、娘にこういう大人になってほしいという気持ちを
押しつけがましくも描いていて、それに近い幼稚園を選んだのです。

私の自己満足かもしれません。

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私は今、子育て・家族との時間を人生で1番の優先順位に置いています。

そのため、娘が幼稚園に行くことで私の仕事の時間が短くなるという問題点は、
「幼稚園に行くこと」ではなく「私の仕事」に焦点を当てて変えていく必要があったのです。

本音を言うと、
今の保育園のままであれば、バリバリ働くことも方法としては可能でした。

0歳で娘を保育園に預けた時は、「私のキャリア」が1番の優先順位でした。
いざ働いてみると「娘との時間」を削って、
得られる「キャリア」に納得がいかず、
価値観が大きく変わったのです。

仕事の安定を捨てイバラの道を選んだのは、
今私が人生で1番大切にしたいことを大切にできている証拠だと思って正面から受け止め、奮闘しています。

4月から娘がどんな経験をして、
将来この幼稚園を選んだ私の選択をどう受け止めるか、
とてもワクワクしています。

「どうか、笑顔の多い人生になりますように。」

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この記事を初めて見て私を知って下さった方は、
「いやいや、幼稚園の間仕事をセーブすればいいじゃん」と
思われるのが普通かもしれません。

なぜそうしないか、私の人となりがわかる自己紹介の記事をご覧いただければと思います。

何とも欲張りで、波乱万丈なのです…。

最後までご覧いただき、ありがとうございます！