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【読書note】今日も淡々と、わたしの選んだ道を歩いていく。
先日、とても興味深い本を読みました。
たまたま観たSNSでこの本を紹介していて、なんだか無性に読みたくなっちゃったんですよね。
内容を簡単に言うと、
「わたしたちは、これからの世界をどう生きるべきか?」ということ。
そんな内容の本はいろいろな分野で発売されているけれど、この本はあまりにも今の現実とはかけ離れすぎていて、とにかく読んでいてびっくり仰天の連続なんです。
ここで、「そんなのウソだ!」と否定して終わりの人もいるだろうけど、わたしはこういった「ホントかウソかわからない話」って好きなんですよね。なんだかワクワクしちゃって。
それに、びっくり仰天だけど、なんだか納得してしまうところも多々あるんですよね。
ひとつ例をあげると、わたしは自分の親兄弟にあまり関心がありません。
こどもの頃の家庭環境が悪かったということもあるでしょうが、別に親を恨んでいるわけではありません。
むしろ、そういった環境だったから、世の中で一般的に言われている『幸せの形』は真実ではないと気づけたのです。
今となっては、あれも必要な経験だったんだなと納得しています。
それなのに・・・
家族に恨みや憎しみはないけれど、なぜか関心が湧かないんです。
「わたしって冷たい人間なんだな」と思っていたのですが、一方で、かかわりの薄い赤の他人に、ものすごい愛情を感じたりするのです。
それがずっと疑問で、「わたしってよくわかんないなー」って思っていました。
で、この本を読んでいたら、『家族』の項にはこんなことが書いてあるんです。
今までの時代の大事な縁の順番と、これからの大事な縁の順番は異なります。
今までは、
①親 ②兄弟 ③親戚 ④子ども の順番でした。
これはその通りだと思います。
しかし、これからこういう順番になるというのです。
①自分 ②友人(パートナー) ③子ども ④無縁(知らない人)
「親兄弟はどこ行った⁉」って感じですよね。
実は、⑤親 ⑥親戚 ⑦兄弟となるようです。
これ、信じられる人がどれくらいいるのでしょうか?親兄弟よりも無縁(知らない人)の方が大事な縁ということを。おそらく、多くの人は「いや、血縁関係は大事だよ」と言うと思います。
でも、ここに一人、納得している人がいます。
わたしは親兄弟に関心がわかないけれど、あまり親しくない赤の他人の幸せを願ったりすることがあるんです。
別に、親兄弟がどうでもいいってわけではありません。
でも、「自分のことは自分でやってね」って感じで遠くで見守っている感じです。
この本を読んで、「あぁ、わたしは一足先に、未来の感覚を手に入れてしまったんだな」と。ある一部分において。
*
本にしても、誰かの話にしても、にわかには信じがたいことってありますよね。特に今の時代はあらゆる情報があふれていますし。
その中で、わたしは何をつかみとるのか?
ホントかウソかわからない情報の中で、自分にとっての真実を見つける力。
これが、本当に重要になってくると思うんです。
で、最近、こんな記事を書きました。
内容があまり理解できないんだけど、最後まで読んでしまう。
たまに、そんなSNSや本に出会うことがあります。
それは、
“ワクワク”といった感情だったり。
「絶対、この内容を理解したい」という強い想いだったり。
その時々によって理由は異なるけど、なぜだか「このメッセージを受け取らなきゃ!」っていう使命感みたいなのがあるんですよね。
きっと、こころの深いところで、
「この情報は真実だ」と知っているのだと思います。
顕在意識では「本当⁉」と疑っていても、もっと深い意識の領域では「この情報、真実だよ」って。
だから、なぜだかわからないけど惹きつけられるもの。
そういったものを掴んでいけば、自分が望む方向へ進んでいけるのだと思います。
でも、ここで注意しておかなければならないのは、「人によって真実は違う」ということ。
わたしにとっての『真実』が、他の誰かの『真実』ではないのです。だから、同じ情報に触れてもピンっと来る人と来ない人がいるんですよね。
ある考えに対して、誰かと討論する必要はないし、わたしのことをみんなに理解してもらう必要もないのです。
ただ、今日も淡々と、わたしの選んだ道を歩いて行く。
それでいいのだと思います。
ステキな一日を★