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【読書note】幸せな人は、“ちょうどいい”を知っている。
ミニマリストの方を見ていて想うこと。
それは、
自分ルールを持って生きている
ということ。
著者のおふみさんは、『定数化』や『定量化』を意識して、モノを選択しているとのこと。
『定数化』とは、「バッグは3つ」と数を決めること。
『定量化』とは、「本はこの箱に入るだけ」と容量を決めること。
ミニマリストは
「どこまで数を減らせるかに挑んでいる人」
だと勘違いしている人がいます。
でも、そうじゃないんですよね。
ミニマリストは
「自分にとってのちょうどいい」
を理解している人なんです。
たとえば、この本のなかでおふみさんは「靴は7足」と定数化していました。わたしが今まで見てきたミニマリストの中では多い方だと思います。
わたしも自分の靴を数えてみましたが、6足です。
しかも、わたしは雪国に住んでいるので、夏用と冬用は別々に持たなければなりません。おふみさんは、今は雪の降らない地域に住んでいるそうです。
でも、「靴を7足も持っているなんて、ミニマリストとはいえない」とか、そういうことじゃないんですよね。
ちゃんとそれぞれに用途があって、必要だから持っているのです。
一方、“自分にとってのちょうどいい”がわからない人は、同じ用途のモノを何個も持っていたり、「いつか使うかも」という理由で使わないモノを取っておいたりしちゃうんです。
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ミニマリストの方の本を読んでいると、「この人は、今の暮らしに満足しているんだな」というのが伝わってきます。
「足るを知る者は富む」という言葉がぴったりです。
「足るを知る者は富む」とは、「自分にとって必要なものや持っているものの大切さを知っている人は、精神的に豊かである」ということ。
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しかし、
「そうはいっても、なかなかモノを減らせない」
という方もいるでしょう。
そんなとき、わたしは『サイズダウン』を考えます。
たとえば、我が家は今年の夏に200×200㎝のラグを処分しました。
わたしは今年に入ってからぞうきんがけを日課としているのですが、ラグがじゃまに感じるようになってきたのです。
しかし、我が家は床に座って食事をとるスタイルなので、フローリングに直接座ると、冬はお尻が冷たいです。
そこで、100㎝大のラグを買おうと、現在探しているところです。
サイズが小さくなれば、そうじをしたい時に簡単によけることもできるし、洗濯をする際も容量が少なくて済みます。
「手放したいけど、無くなると困る」というものは、『サイズダウン』できないかを考えるようにしています。
「1か0かで考えない。0.5ぐらいでも、OK!」
とゆるく考えるだけで、かなりハードルが下がります。
人のライフスタイルを目にして「ステキだな」と感じることがあっても、そのまんま自分の生活に丸写しなんてことは不可能です。
結局、大切なのは“自分にとってのちょうどいい”を知ることです。
ステキな一日を★