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今必要なのは、つなぐ人

 数日前、『人手不足で仕事がキツイ』という内容の記事を書きましたが、昨日はついに布団までたどり着けず、リビングの床で寝てしまいました。

夜中2時位にやっと体を起こすことができ、顔を洗い、歯磨きをして、キッチンの洗い物を済ませました。

「夕食をスーパーのお弁当にしておいてよかった。洗い物が少なくて済む・・・」
なんてことを考えながら。

そしてなんとか布団で寝ました。
本当はシャワーを浴びてから寝たかったけど仕方がありません。


話はそれますが、日本は他の国にくらべて夜にシャワーやお風呂に入る人が多いという話を聞いたことがあります。

汚れを寝室に持ち込みたくないという理由から、朝よりも夜に体を洗う人が多いようです。

この汚れって、汗やホコリ、ウイルスだけではないですよね。

外でもらってきたネガティブなエネルギーなどもお風呂で流してしまいたい、浄化したいという思いもどこかにあると思います。


忙しい仕事の中で湧いてきた私自身や周りの人の焦り、いらだちだってホントは流してから布団に入りたい。

でも、体の疲れと眠さには敵わない。

そんなモヤモヤした気持ちで寝たあとの目覚めはご想像のとおりです。

今朝、寝具一式を洗い、シャワーを浴びながらここ最近の仕事のなにが問題なのかを考えていると、行き着くのは

「現場の人間と管理者の間にコミュニケーションがない」

ということです。

仕事をしていれば忙しいことはあります。

でも、それよりももっとモヤモヤするのはこの疲弊ひへいした状態で働いているスタッフに対して、管理者がどう思っているのかが見えないことです。

小さな組織で同じ建物の中にいるのに、あいさつや用事があるときしか声をかけられません。

「大変な思いをさせてごめんね」とか
「求人は出しているからそれまで頑張って」とか、そういった話はまったく聞こえず、見て見ぬふりをしているようにさえ感じます。

もちろん管理者側の事情だってあるはずです。 

なにか対策を考えている最中なのかもしれません。

でも、その管理者側と現場の人間を”つなぐ人"がいないのです。

コミュニケーションがないために

「上はなにも考えていないのではないか」
「この先もずっとこのままなんじゃないだろうか」
「一体、わたしたちは何なんだろう」

という不信感につながっているのです。

管理者側の考えを聞き現場に伝える人、現場の声を管理者側に伝える人、すなわち"つなぐ人"が必要なんです。

それによって、自分の身の振り方を決める人もいるでしょう。

その判断材料も今はないのです。



ここまで長々とグチを書いてきましたが、グチだけでnoteを閉めるわけにはいきません。
この状況からも良い点を3つほど探していきたいと思います。


嫌な出来事がnoteのネタになる

 楽しいことから気づきを得ることもできますが、嫌なこと、つらい出来事から得る気づきはその100倍くらいあります。

この出来事のなにがそんなに嫌だったの?
相手の立場から考えるとどう見えるの?
じゃあ、わたしはどうしたいの?

そんなふうにわたしの内面に深くもぐりこんでいく作業が新しい願望を生むことにつながります。

その作業、気づきはnoteのネタになります。

私自身の記録にもなりますし、もしかしたら同じ状況の方の励ましになるかもしれません。


ちょっとした嫌なことでは人は動けない

「ちょっとした違和感を大切にしましょう」
とよく言いますが、実際仕事のこととなると話は別です。

ちょっとした違和感では仕事を辞められません。

「もう少し頑張れる」
「わたしが我慢すればなんとかなる」
と今の状態をズルズルと継続してしまうのが人間です。

「ホントにもう無理だ!!」
という状況に行き着いて、やっと違う未来があるのではないかと可能性を探すのです。

私自身もその段階に到達しました。

実は
「こんな仕事をしたいな」
という願いあったのですが、
「そんなわたしに都合のよい環境が整うのかな?」
という疑いがあり、とりあえず現状維持でいたのです。

でも、まず探してみないことにはなにも始まりません。

やっと、重い腰を上げる気になりました。


わたしが“つなぐ人”になればいい

 “つなぐ人”がいないならわたしが“つなぐ人”になればいい。

とてもシンプルな答えですが、そういうことだと思います。

思い返せば、この“つなぐ人”問題は今の職場以外でもぶつかったことが何度もあるのです。

本来なら直属の上司がこの役割をするのでしょうが、シフト管理と指示を出すこと以外しない管理職の人ってけっこういるんです。

2000年代はこころの時代です。

どれだけのモノを売ったのか、どれだけの成果をあげたのかだけでは行き詰ってしまうのです。

相手の思いを大切にし、こころの交流や、コミュニケーションがないと組織は成り立ちません。

わたしがどうやって“つなぐ人”のポジションを得るかはわかりません。

でも、このnoteに記しておくだけで、わたしの中に回路が生まれると信じています。


 仕事とはなんとも学びの多い場所で、だからこそ悩みの種にもなります。
その中でも思考の転換をすれば、必ず良い方向へ向かうことができると思います。

希望をもって、今日のnoteを終わります。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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