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ゆめのはなし #0


たびたび私は夢の話をする。
でも、夢の輪郭がはっきりと現れたのは最近のことだ。

小さい頃から、自分の気持ちさえも他人に表現することが苦手だった私は、実現できない夢の話なんてとてもじゃないけどできるはずもなかった。
だから、敷かれたレールの上を歩くような人生を送ってきた。そんな自分に疑問を持ちながらも、それ以外の道を見つけられなかった。


「好き」という気持ちに素直になること。
それはほんの小さな一歩かもしれないけど、自分の感情と向き合い認めることを少しずつ積み重ねて、ようやく自分のやりたいことに気づくことができた。


好きなものに気づくようになってから、日々は楽しい。
好きな空間に身を置くと心が自然と弾む瞬間が増える。好きなモノ・コトに囲まれて過ごすことが、こんなにも暮らしに彩りを与えるなんて…と改めて驚いている。

そして、「好き」で人とつながりたいという気持ちから始めた私のInstagramは、気づいたら多くの人に見てもらえるようになっていた。
そんな中で1年前の記事には夢について綴っていた。

最後にちょっとした夢を書いておこう。
こうやって、自分にとって大切にしたいこと、本当にやりたいことって何だろうと思ったときに考えたことがある。

好きなものを通じてお話がしたい、撮ったもの作ったものが届いてほしい、私が好きなモノコトを発信することで誰かの気づきや大切にしたいことを知るきっかけになってほしい、「良い」と思うものを自分なりの方法で表現し続けたい、そんなものが集まる空間がつくりたい

簡単なことじゃない、簡単じゃないからこそ、ゆっくりじっくり夢をつくりあげたい。

私にとって大切なこととは / https://note.com/_hal__97/n/n8b6ac1119778

このときは実現可能性なんて考えてもいない「夢」として書いていたけれど、やはり夢で終わらせたくないという気持ちが強くなっていた。

・・・

パートナーは以前から「いつかお店をやりたいな」と話していた。それはこの数年の話でなく何十年後かもしれないけれど、文字通り「いつか」の話だった。私が「『良い』と思うものを自分なりの方法で表現し続けたい、そんなものが集まる空間をつくりたい」という思いを知っているかはわからないけれど、なんとなく同じ方向を向いているのだろうなと感じていた。

ただ、目指すゴールはあるものの、どうやって始めればいいのか全く見当がつかない。数年前の私には思いもよらないことだった。


ある日、暮らしやインテリアについて発信している人が個別相談サービスを行っているらしいよと何気なくパートナーに話した。「これならできるかもしれないよ」と返ってきた言葉に私の中で何かが動き出した。

今まで「好きなものが集まるお店がしたい」「暮らしについての動画をつくりたい」と漠然としたやりたいことについてパートナーと共有していたものの、具体的に事業として「こうしたい」という話はしていなかった。私たちの中にあった漠然とした夢が少しずつ形を帯びていく気配がした。

私たちの家は古家具がメインだから、古家具を取り入れたい人のインテリア相談もいいかもしれない。蚤の市でのアイテムの見つけ方や暮らしをより快適に心地よくするアイテムの提案もしたい。やっぱりヴィンテージ品の販売もしてみたいし日本のものの良さも伝えたい。

どんどんアイデアが湧いてくる中で「まずは私たちの暮らしやインテリアの思考について発信しよう」と新しいInstagramのアカウントをつくることになった。
私個人でも暮らしのことについて発信はしているものの、もっと誰でも真似できるようなエッセンスに細分化させて、詳しくまとめていくつもりだ。


いつか描いた夢を少しずつ叶えていきたい。その1歩をようやく踏み出せた。

夢の過程もこれからnoteで書いていこうかな。

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愛おしい日々のキロク
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陽|haru
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