Rp:39 九州視察旅行 その7
健康になるための運動施設、測定機器、健康器具等の販売など思っていた以上に施設内の『健康感』はすごかった。
温泉やスパも充実しており、癒やしというところも充実していると感じた。
ただ、少し残念だと思ったのが食事だ。
宿泊者の夕食、朝食はビュッフェ形式のものだったが、内容としては『健康』をテーマにしたところはあまり感じられなかった。
理由としては一般的なメニューが多く、ヘルシーさを売りにするものが少なかった点だ。
子どもが多く来る施設なので揚げ物などが多くしないと顧客の満足度が低くなるのは仕方がないと思うが、ここは工夫次第かなと思った。
例えば唐揚げを提供する場合、ただ「鶏の唐揚げ」と表記するのではなく、
「鶏肉は肉類の中でも消化吸収がよく、食欲がない、虚弱体質で体質改善をしたい、産後等で体力を回復したい人にお勧め」
など、薬膳的な食材の表記をすればお客さんは食材一つ一つの役割と自分の現在の体調に目を向けられるんじゃないだろうか。
とはいえ、ここまで見ているお客さんは少ないと思う。
実際、子どもは好きな食材しか取らないし、大人は子どもの面倒を見るのに手一杯でいちいち料理の説明まで見ている人は少ないはずだ。
続く