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【珍道中アメリカ縦断ロードトリップ】LAで開催場所が当日に決まるシークレットパーティに行って脳汁飛び出した話。(パーティ🥦🍄Ⓜ️レポ)


この記事について

この記事の後半は有料です。
現在(10/11)アメリカポートランドにてロードトリップをしていますが、現在(10/24)アメリカはオレンジカウンティに滞在してます。24年ぶりの円安の影響で1ドル140円代。安いとされるフードトラックでの食事も10ドル前後と1,400円程度となる現状に加え、サンフランシスコにて駐車違反によりレッカーされ、800ドル(約11万円)の違反金を払いました。まだまだ旅を続けたいのでこのようなカタチ(投げ銭方式)となりました。
前半だけでもいいのですが続きが気になる方、見てみたくなる方は購入してみてください。
こんな世界もあるのかと読者の方の気づきになれば嬉しいです。
※私の五感をフルで使い体感したフィクションとしてお楽しみください。

〜〜


9/24コスタメサ出発



昨日はコスタメサで出会った友人たちとのローカルのバーを3件ハシゴし、酒を飲み、その後大学後輩の飲み会でベロベロになりコスタメサに乾杯した。
そしてレンタカーをゲットし、ついに3週間と少しお世話になったジョンの家を出る。約1ヶ月を予定する西海岸を北上するロードトリップである。
ジョンとボクサー犬のカイヤと挨拶を交わし、日産のセダン、マキシマムに乗り込む。
9/24(二日酔いのため13時)珍道中USロードトリップスタート。

まず向かうはLA。OCからLAまでは車で1時間半ほどなのでイージーである。(最近では出川イングリッシュからルー大芝イングリッシュまで力がついてきた。)
LAに向かう途中、昨晩出会ったカルロスという男の誕生日パーティがあるというので会いにいく。コスタメサに住むメキシコ系のカルロスは日本人留学生が働くコスタメサのキャバクラで出会った。今のルームメイトも日本人女性というので、おそらく日本のこと、もしくは日本人女性のことが好きなのだろう。
到着すると昨晩のことを話しビールを渡してくる。メキシコのビール、パシフィコだ。昨日のせいで二日酔いだと話しながらも飲み進める。日本のディズニーランドでは垂らしていたという綺麗な女性もいた。カルロスの仕事は貿易をしていて日本との取引もあるという。先ほどのは勘違いだったということにしておこう。🍻

誕生日プールパーティー。左がカルロス。

そうこうしてついに我々はLAに向け出発。カリフォルニアのフリーウェイはとても気持ちがいい。青い空に雲はひとつもなく、気温は高いが湿気がないのでカラッとしている。ヤシの木や綺麗な家が立ち並ぶ景色を見ることも楽しい。渋滞がひどいのが玉に瑕である。例に漏れず私たちの車も渋滞に巻きこまれてしまう。渋滞とは言えど、景色が壮大なので飽きることはないので、楽しめるはずである。

天国に向かってるかのようなLAのフリーウェイ

a thing



今日向かうパーティーはT氏のアメリカ現地友人におすすめされたa thingというイベントだ。ハウス/テクノミュージックがかかるイベントで、LAのダウンタウンのどこかで夜18時〜朝6時に行われることが決まっている。チケットはネットで事前購入(何枚売れているかがわかるので大体のイベント事態の規模もわかる。チケットサイト→)、場所は17時にアカウントに情報が載る。チケットは早割り、通常、19時までに入場割のような3種類があったので19時に入場する最も安いチケットを購入していた。

このように場所を当日まで特定させないのは「純粋に音楽を楽しむ空間」とするためであろう。
LAほどの規模になるとナイトクラブと検索すれば何個も煌びやかな内装の写真やSNSアカウントが出てきて、その後は広告も追いかけて来て脳裏に刷り込まれる。オーバーグラウンドなパーティももちろん楽しい。しかしそういった場所に来るのは音楽や空間を楽しみたい人のみではなく、怖い人らやナンパ師、泥酔客など様々な人が訪れる。色んな人が行き交うとトラブルが起こりやすくなる。(クラブ内でのトラブルももう2、3回見た)
場所を当日に発表する形にすることで訪れるお客さんのフィルタリングが出来て、「自分たちのアカウントをチェックし当日発表された場所まで来れる人」のみが当日会場に集まる。
そのため、後半にも書いているが、本当に居心地の良い空間となっていた。

当日発表された場所はLAのダウンタウン、ファッションストリート沿いのスキッドローと呼ばれるエリアである。治安の評判は良くない。
(治安の良し悪しは人によるので参考程度にして欲しいが、ホームレスの数と道の広さなどからは特段危険なことはない。)

ファッションディストリクト。露天商のおじさん
会場近く。グラフィティだらけ。


そんな場所に私たちは駐車し、パーティまでの時間を潰す。時間は18時頃。アメリカのお店は閉まるのが早い。16時頃には閉まり始める時間がちらほらあり18時ともなると開いている店は飲食店かコンビニのような商店、スモークショップ等となってくる。私たちが向かうのはディスペンサリーショップ🥦である。そこで私の好きな“ホワイト”があったので購入。(落ち着いたらブランドごとのレポでも書きたい。)パーティーへの準備を始める。車に戻り、着替え、🍄を一掴みムシャムシャと食べ、会場へ向かう。

私のモットーは「郷に入ったら郷に従い、楽しめ」。アメリカではゲータレード。

ファッションストリートの倉庫街となっている暗い裏路地に入り、ピン付けされた場所に向かうとズンズンと低音の響く一角を発見し入場する。時間は19時ちょうど頃。倉庫街の壁一面にグラフィティが描かれ、蛍光色に光るライトと大きな音が鳴るスピーカー、DJブースがありすでに音に揺られている人が10数名。太陽は沈んでいるものの空は焼けてピンクから濃い紫にグラデーションを成していた。

オープンして1時間くらい。空の色が変わる。頭上を飛行機が行き交う。
壁一面にグラフィティ。手前にPA。


夜が深まっていくとともに人も増え始め、盛り上がってくる。お客さんの層は20〜40代で感度の高いおしゃれな人たちのようである。全身黒で統一した人やショートパンツにタンクトップ、バケハにサングラスとフェスを思わせるパーティーピーポーもいた。男女の割合は6:4といった具合だ。治安の良くないスキッドローであれど会場の入り口にはセキュリティもいたので割と安全な雰囲気を感じた。

軽快なテンポで音を鳴らすDJはもちろん現地ローカルDJ。アメリカでのパーティはほとんどがイベンターによるものでDJに関してもそのイベンターとのつながりによるものだ。インスタのアカウントは2万人ほどおり、活発に動くそのアカウントは楽しそうでワクワクしてくる。(1回行ってからは「また行きたいな」と思わせられるほどだ。)学生時代、クラブイベントをやっていた記憶、自らの手で創り上げた空間での体験を皆と共有することの素晴らしさを思い出した。

徐々に🍄が効いてくる。視界のフチがジワジワと動いたり、遠近感の調整が異常なほど可能となる。サイケデリックでありつつも、ナチュラルに混ざりあい、自分と空間との一体感を感じてくる。

"元気になるミンティア"探し

会場は150人程度だろうか。踊り方や目つきなどから、“元気になるなにかしら”を摂取していそうな人達が見受けられた。拙い英語で話しかける。

「Do you have Molly?」

この旅のスタイルとして「郷に入ったら郷に従い、楽しめ」ということでアメリカ中のパーティピーポーに嗜好される元気になるミンティアⓂ️を探し始めた。

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サンフランシスコで駐車違反によりレッカーされ、800ドル(約11万円)の違反金を払いました。今後記事にする予定ですが、旅を続けるためこのようなカタチ(投げ銭方式)となりました。ぜひ購入してみていただけると幸いです。

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