STOP MAKING SENSEの話
観に行った。
しかもスタンディング上映!
ドキドキしながら行ったけど、私の前方では誰も立ってなかったヨw
しかし声出しOKなので何度か歓声は上がっていた。突然背後から大きい声を出されるとビクッてするからちょっとヤメテ、ってなったけどもww
正直に言うと私はトーキングヘッズの曲はサイコキラーしか認識してないレベルですすみません、予備知識ほぼ無し状態での鑑賞。
予告編で見たあのバカでかい肩幅のスーツが忘れられなかったんだよ〜!!
で、感想。
うへぁ〜かっこよーーー!
たのしいぃぃ~~!!
ふつーにLIVEだった!
終わったら自然と拍手しちゃってた。
こういう音楽は古臭いイメージがあったんだけど、普通にカッコよかったんだよな。
女の子ベースなのがスーパーカーを思わせる(微妙に私世代ではないが)。
ただただ、ライブの模様が淡々と進んでいく映画。
なのにステージにストーリー性があって、映画にしたくなるのわかる!
1人ずつメンバーが増えていくのとか、可動式(人力)のステージとかバックに写真や文字が映し出されるのとか。演劇っぽいんだよね。
これが40年前のステージなのか〜って思うとすごい。
つい先日韓国でNUDAKE HAUS DOSANの現代美術館なの?
アートって一体…みたいなオシャレすぎる店内を見てきたところだったのだが、そんな感じ!(どんな感じ?!)
そんなんこちとら40年前からやってんだよ!と鼻で笑われたような気持ち。
そしてやっぱり、、これを期待していたんだけども
デビット・バーンのキモい動きがクセになる!
ああいう人形ありそう、紐引っ張ると動くやつ。
しかしコーラスの女子たちの動きも完璧にシンクロしてたし、振り付けなのか?
スタンドライトの動き最高だな、倒れそうで倒れない。なんなんあれ!
予備知識なしでもとても楽しめた。
STOP MAKING SENSE = 意味付けをやめて
(ってニュアンスで合ってる?)
良い言葉だと思う。
この間知り合いが、「自分は感受性が無さすぎるせいてアートを見ても理解できなくて疲れる。」というようなことを言っていたんだけど、それはそれで良いのでは〜?と思う。
意味なんて考えなくっても、別に良いじゃんね。
面白い〜とか、かっこいい〜とか、これはあんま好きじゃないかも〜とか、なんでも良いけど、感じることが全てだと思う。
そして私はそういうふうに感情を動かされることがとても楽しい。
そんな風に思わせてくれる映画だった。
…しかしあのビッグスーツ、ウエストんとこどーなってんの?!w
あと
最後に出てくる赤チェックのお客さんのぶっ壊れた動きが忘れられんww