私が思うお嬢様像

ごきげんよう。
今日はお嬢様部のお嬢様、めぐとして書かせて頂きます。


所謂私を構成している様々な私(めぐねえ、お嬢様めぐ)を私は明確に分けている訳ではなく全部をひっくるめての私だと思っています。
だからアカウントも分けていないし(アカウントをこれ以上増やしたくない説もある)完全に別人格としてお嬢様を扱ってはいないのだけど、学祭を通じてなんだか分離してきている気がする。元々内面にお嬢様は飼っていたので、久々にお目覚めになったのかもしれない。(めぐねえより)

そんなことはどうでもいいんです。

ずっと私(わたくし読み)の思い描くお嬢様について書きたかったのです。

私は他のお嬢様のように様付けで呼ばれるような才能と偉大さはないし、愛嬌も容姿の可愛らしさもないです。可愛いものを選ぶ審美眼にはほんの少しだけ自信がありますが、それはものが可愛いから褒めて貰えるのであって私自身が評価されているわけではありません。

周りの使用人にも劣等感が増し増しで、自分が最強だと思って出てきても夜には反動の劣等感で自己嫌悪に陥ります。自分の写真を見るのを極端に恐れるのもその為です。写真に撮られたいくせに。

それでも私は私のことをお嬢様なのではないかと思っている、というかまあ、そうありたいと思っています。


私は所謂お嬢様言葉をあまり使いません。
「〜ですわ」「〜ですの」「〜でしてよ」などですね。
それを否定しているのではなく、無理して使う必要はないと考えています。

私の考えているお嬢様像は、もっと内面的なもので構成されています。

一つ、心優しいこと
一つ、教養を身に付けていること
一つ、好奇心旺盛なこと


この3つだけです。
ですが、この3つは私の行動の指針となっています。詳しく解説いたしますね。

一つ、心優しいこと

お嬢様、というか心が高貴な人間として、優しさ・思いやりは絶対不可欠です。
自分に余裕が無い時はともかく、余裕がある時は周りに優しくありたいです。

例えば床に敷いている絨毯がめくれていたらどうしますか?
お客様はもうすぐ来る、しかし使用人の手は空いていない。

もう分かりますね?

汚れる手を顧みず、心優しきお嬢様なら絨毯を直す、と私は解釈しました。

このように、お嬢様という立場よりも優先すべきことかどうかは考えた方がいいと思います。というか高貴な心ってそうだと思っています。

私は小公女という物語が大好きで、私の人格を作っている重要な要素のひとつなのですが、主人公のセーラ・クルーも自身が飢えている時に貰ったパンのほとんどを乞食の女の子にあげました。ここまでしろとは言いませんが、小さな思いやりは持ちたいですね。


一つ、教養を身に付けていること

これは半ば努力目標です。
お嬢様たるもの、教養を身に付けたいです。

とは言っても教養って随分と広くて、私は本が大好きだから物語や実用書などを読むことで知れる世界を教養だと思っていますし、他にも美術作品を見てここの色合いが素敵だだとか描いた人は何を思っていたんだろうとか思いを巡らせることも教養だと思いますし、掘り下げれば今のサブカルチャーについてでもなんでも教養たるものだと思います。かわいい服とか美容についてもだし、食も音楽もYouTubeもpixivも、まあ心の琴線に触れて自分にすっとはいってきたなら教養です。

ここで私の教養に関する見解を一つあげておきますね。

「教養を身に付けたいと思って教養を見に付けようとすることほど面白くないものはない」

です。

「これを1日1P読むだけで教養が身につく!」と書いている本をいやいや読むのってすっごくしんどくないですか?「何が書いているんだろう、ワクワク!」というモチベーションで読むならめちゃくちゃ楽しいです、しかし「これを1日1P寝る前に読むのを習慣化して、教養を身に付けるぞ!」なんてモチベーションで読めますか?読める人を私は本気で凄いと思います。(本当に面白いなら、1Pで満足できると思いますか?)

つまり、気が向いた時に気が向くだけあらゆるものを摂取しようということです。

インプットだけでなくアウトプットも教養のうちで、たまには風景や音楽について一人語りすることでも教養を深められるのかなあ、と思います。


一つ、好奇心旺盛なこと

これも教養の話と繋がるのですが、私の中でのお嬢様は決してお高く止まっていません。

寧ろお嬢様らしいことにも俗なことにもなんでも興味を示してしまう、5〜7歳児のような好奇心を持ちたいな、と思っています。

その好奇心が自分の世界を広げることに繋がり、上の教養に繋がるんですね。

そんな大層なことは建前だとして、好奇心あった方が人生楽しいじゃないですか。しかも知らないものに対して「それなんですか?」と目をキラキラさせて聞けるお嬢様、とても可愛くないですか?

これも私の大好きな物語で私のお嬢様観を構成する重要な要素のひとつなのですが、不思議の国のアリスの主人公アリスも好奇心旺盛な女の子です。じゃないと兎追いかけないでしょう。(ここだけの話、鏡の国のアリスの方が好きです)

アリスに関してはもっと語ることがあるので、またnoteを書きたいと思います。

子供のような好奇心をいつまでも持つことが、お嬢様である大事な要素なのかな、と思っています。



以上の3点が私の思うお嬢様を構成する要素です。
人には人のお嬢様、というようにお嬢様の解釈は三者三葉でいいと思います。


ひと段落ついた今、私は私の思うお嬢様を残したかった。

あなたの思うお嬢様はどんなお嬢様ですか?


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