経過観察
10月16日診断日
処方薬を2種類だけにした効果が現れたのか、リンパ節の腫れが小さくなってきているのが目視で確認できた。
採血検査の結果、内臓などへの癌も見られない事が判った。
また、ドクターの触診でも、リンパ節の腫れが小さくなってきている事も確認できた。この状態で、さらに、2週間経過観察を続けることになった。
そんなある日以前申請していた【特定医療受給者証】が郵送されてきた。
申請が通って良かった。医療費の負担はやはり気になっていたから、精神的にも楽になった。
便秘との対決
さて、今この便秘との駆け引きが続いている。
《マグミット錠》というマグネシウムを基調とした処方薬。
便の水分バランスなどを調整することで排便を促す薬
* 便秘は何らかの原因によって腸の動きが弱くなるなどにより排便が順調に行われない状態
* 塩類下剤は腸内で便に水分を含ませ膨大・軟化させることで排便を促す。と、解説ではなっている。
便秘の原因は、鼠蹊部のリンパ節が腫れて、小腸や大腸などを圧迫して、便の通りを悪くしていることや、マグミットを処方されるまでの間に、すっかり固くなった便が小腸の動きを止めてしまったことのようだ。
こんな時は浣腸に頼ることにした。基本的に朝と晩に試している。
食事をしてから排便迄の時間は個人差もあるけれどおおよそ、24時間~72時間だそうだ。
浣腸排便は最初はなかなか効果が上がらず、辟易した。
水分の補給、お腹のマッサージ、繊維質の食事など気にかけながら過ごして来た。そして10月23日、せき止めていた固くなっていた便のダムが崩壊した。あふれ出る水の如く次々と下りてくる便。宿便も下りてきた。
ここまで出たら一安心。小腸も動き始めてグルグルと鳴っている。
良かった、先ずは一歩前進した。
それでも、やはりお腹が張って排便しづらい時には、浣腸を使用している。
植物由来のグリセリンを主成分とした製品。形はやはりイチジク型、定番のデザインなんだろう。
リンパ節の腫れは小さくはならずあまり変化がみられない。その場合は、「悪性リンパ腫》と言うことになり、県立中央病院の血液ガン科へ通院することになることになるだろう。
点滴で対応できるので、その辺は助かるのですが、抗がん剤治療なので、しんどいだろうなと思う。
10月30日の診察がターニングポイントだ。