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【3つのコツ】ゴン汰流「子どもと関わるコツ」基本のキ
【この記事はこんな人にオススメ!!】
・新米ママさん、新米パパさん
・ルーキー先生、ルーキー保育士など、子どもと関わる仕事をする人
・子どもとの関わり方がわからない人
・「子どもはとても可愛くて好き」だけれど、「なかなか言うことを聞いてくれない」ことが悩みな人
はじめに
自分の子ども、親戚の子ども、近所の子ども、仕事でかかわる子ども…
子どもは身近にたくさんいます。そんな子どもたちと一緒に時間を過ごすこともあるでしょう。
親戚の子どもをあずかったり、地域の集まりなどですね。
子どもが好きな人も、嫌いな人もいるでしょう。
みなさんの中には、「子どもとどう関わったらいいの?」という人もいるのではないでしょうか。
そんな疑問を持つ人に一番最初に伝えたい、ゴン汰流「子どもと関わるコツ」の基本のキ3選を記事にしました。
ぜひ最後までご覧ください♪
1,ゴン汰流「子どもと関わるコツ」基本のキ3選
結論からいうと、子どもと関わるうえで、大切なことは次の3つです。
●‟子どものため”を考える
●冷静に、落ち着いて関わる
●「ダメなものはダメ」
それでは1つずつ解説していきます。
2,”子どものため”を考える とは?
「”子どものため”を考える」とはどういうことでしょうか?
皆さんも子どもと接するときに、さまざまな”子どものため”を考えて、それを実行すると思います。
例えば、
●子どもが楽しいこと、喜ぶこと、好きなことを考えて、食べ物や飲み物、おもちゃなどを準備する
●逆に、嫌いなものや興味のないモノを避けることで、楽しい時間・場所を整える
●子ども本人に好きなことを聞いて、一緒に遊ぶ などなど…
しかし、これらとは別の、大切な”子どものため”を忘れてはいけません。
“子どもの将来のため”
子どもの将来に責任を持つのは、本来その子のご両親でしょう。
ご両親はもちろん、子どもと関わる仕事(先生)や地域活動、知り合いの子どもを預かった場合などであっても子どもと接する以上、接する子が将来困るようなことは教えたくないものです。
そして、子どもがいないことをしたときは、きちんと叱ることが大人の威厳だと考えます。
他人の子どもを𠮟ったら、その子の親に文句を言われそう…
ほら、モンスターペアレントとかいるし…
と聞こえてきそうですが、それでもその子のためを考えるなら、叱るべきです。
そして、ご両親に「○○君が~なことをしたので、『~はー(理由)ーだからダメだよ。そういう時は◆◆しようね』と伝えました」と、子どもより先に報告しましょう。
また、子どもは大きな声を出すと「怒られた」と感じます。
よって、静かな声で注意する分には、「怒られた」とは感じず、素直に話を聞いてくれることが多いです。
また、両親に「怒られた!」と報告することもないでしょう。
こうすることで、多くの場合トラブルは回避できると思います。
3,冷静に、落ち着いて接する とは?
子どもは無邪気で、小さなことでもとても楽しそうにします。
そんな子どもと一緒に過ごしていると、大人の自分まで楽しくなってきて、遊びに夢中になってしまったり…
子どもと一緒に楽しい時間を過ごすことは、とても素晴らしいことです。
しかし、大人が楽しいことに夢中になってしまうのはいかがなものでしょうか?
大人が冷静に、落ち着て子どもと接しなければいけない理由は次の通りです。
①子どもの安全確保のため
②子どものいいところ、いけないところを見逃さないため
③叱らなければいけない場面で、ヒートアップしないため
①子どもの安全確保のため
大人が遊びに夢中になってしまって、子どもが危険なことをしていても気づかない、
という状況は決してあってはならないことです。
子どもが楽しく遊べる環境の最も基本的な条件は、「安心・安全」が確保されていることです。
常に子どもの様子を観察できるように、大人は遊びが楽しくても、どこかで冷静な自分を保ち、テンションを上げすぎないようにしましょう。
②子どものいいところ、いけないところを見逃さないため
一緒に遊びながら子どもを観察していると、その子のいいところや課題、興味、関心など、
様々なことに気が付きます。
そしていいところをどんどん褒めてあげると、子どもはとても喜びます。
子どもとの信頼関係が深まり、さらに楽しい時間を過ごすことができます。
また、その子が預かった子の場合、ご両親にもその子のいいところを褒めてあげると、大人通しの人間関係も良好なものになるでしょう。
そのためには、一緒に遊びながらも、冷静さを忘れず、常にアンテナを子どもに向けておくことです。
③叱らなければいけない場面で、ヒートアップしないため
「”子どもの将来のため”」でも述べましたが、
大人として、子どもを叱らなければいけない場面は、たくさんあります。
また、子どもの将来のためだけでなく、子どもと接する大人自身のために子どもを叱ることもあるでしょう。
例えば、触らないと約束していた仕事道具をおもちゃにして遊びだした、などです。
子どもは、思いもよらないことをするものです。しかし、思いもよらないことが起こった時ほど、大人もパニック状態になり、怒りの感情がわくと、子どもにぶつけてしまうのです。
その際に、大声・怒鳴り声で、威圧的に子どもを叱りつけるのは、様々な問題を引き起こします。
●子どもが大きな恐怖を感じてしまう。
●虐待として近所に通報される。
●他人の子どもを預かった場合、ご両親とトラブルになる
などがあげられます。
こういった問題を防止するためにも、常に冷静に、落ち着いて子どもと接しなければいけません。
子どもを観察し、次に何をしそうかを予測し、あらゆる可能性に備えます。
それだけ冷静でいられれば、あなたが講じたあらゆる備えをかいくぐって、子どもが思いもよらないことをしたとしても、
大きなパニックにならず、落ち着いて対処できるでしょう。
落ち着いて子どもに説明して、次に子どもが同じ間違いをしないようにしてあげましょう。
落ち着いた行動は、子どもの将来と自分自身を守ることにつながります。
4,「ダメなものはダメ」が大切なのはなぜ?
人は1人では生きていけません。そして、誰かと繋がっていくと、そのつながりを社会と呼びます。
そういった意味で、家族も社会の1種です。
社会にはルールがあります。特に、家族や友達関係、クラスといった比較的小さな社会ではなく、地域社会や一般社会と呼ばれる、広く大きな社会のルールはとても厳しいものです。
例えば、どんな理由であっても、人を傷つけることは許されません。
他人の物を盗むことも許されません。
他人の物を壊すことや勝手に使うこともダメです。
嘘をついて他人をだますこともダメです。
こうしたルールは、全員に適用されます。
そして、ルールを破った者は一発レッドカード、社会というフィールドから即退場させられます。
「あの子は子どもだから」「あの人は障がいをもっているから」
などの理由で、法律上の責任は逃れられるかもしれません。
しかし、世間の噂や周囲からの冷たい目線など、何かしらの制裁を受け、これまで生活していた社会には存在できなくなります。
子どもは将来、こうした大きな社会に出ていくのです。
社会に出た時に、大きな失敗をして退場させられないよう、
子どものうちに「ダメなものはダメ」と教えることが大切です。
大人の「ダメなものはダメ」という正義感に多く触れることで、
子どもの正義感や道徳観は育っていきます。
子どもの将来を守るため、全員が平和に暮らせる社会を守るためにも、
大人が子どもに「ダメなものはダメ」と伝えていくことが大切なのです。
5,まとめ
ここまで、ゴン汰流「子どもと関わるコツ」基本のキの3つのコツを述べてきました。
あらためて、その3つのコツとは以下の通りです。
●‟子どものため”を考える
●冷静に、落ち着いて関わる
●「ダメなものはダメ」
子どもと接するにあたり、この3つのコツを意識することは、
子どもの現在、将来を豊かなものにするだけでなく、
子どもと関わる大人の現在、将来をも守ることにつながります。
そして、あなたが子どもから愛される、厳しくも優しい大人になる第1歩となることでしょう。
ゴン汰は、あなたの子どもたちとの楽しい日々を応援しています。