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#16 ミニマリスト 捨てるに捨てられないモノ編1

自称ミニマリスト初級の私も、捨てるのに躊躇し、捨てられないものがある。
見せるのは恥ずかしいが、あえて披露してみたい。
自分の持ち物を始めてnoteに投稿する。
これだ。










たいていの人は「何これ」と思うだろう。
価格も高かった、人気造形作家が作ったアート作品。
デベソで、ガニマタで、歯はギザギザで、鼻は豚鼻で、手足は人間っぽいのに、孫悟空なのだ。私の頭の中ではとうてい思いつかない造形だったから、惹かれてしまったのだと思う。造形作家の魂が感じられる。
これは捨てられない。
部屋の本棚に置いているのだが、目に入るたび、笑ってしまうような、なにか朗らかな気持ちになる。
ちなみに、この造形作家の作るモノは人気があってプレミア価格で取引されている。再販などはないので、もう二度と手に入らない。

「ミニマリストとか言ってるくせに、なんでこんなもん持ってるんだ。捨てろ。」って言われたとて、これは絶対に捨てない。
本棚にぽつんとあるだけでなんの役にも立たないが、私の心を癒やしてくれるモノなのだ。

捨てるに捨てられないものは、誰にでもあると思うが、ミニマリスト上級者は別格。
卒業アルバムすら、1ページずつをスマホで撮影して、捨ててしまう。
「スマホにいれてたほうが、拡大できていい。重くないし。場所取らないし。」とか言う。
血も涙もない。冷淡だ。上級者に捨てられないものなんてない。

役に立たない、意味のないものはなんとしても捨てる。

それが上級者。思い出すら不要だ。まさに神の領域。
それができないから、私はミニマリスト上級者にはなれない。
造形作家がWEBに掲載されていたのでリンクを貼っておきます。(こんな人だったのね。)


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HAYA
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