金魚草が〇〇に?!
こんにちは
茨城県に移住し
染色クリエイターとして夫婦で活動している
futashiba248(フタシバ)です
"農業廃棄物"を活用した染色をしています
| 金魚草
みなさん「金魚草」というお花、ご存知ですか?
ふわふわしてて
ピンクや黄色、白など
カラフルな色のお花です
ちなみに花言葉は...
「おしゃべり」
「おせっかい」
「でしゃばり」など
お花の形が口をあけて
おしゃべりしてるようにみえる
ということに由来してるみたいです
かわいいですね!
| 廃棄される金魚草
そんな金魚草のお花を
農家さんが大量に廃棄してしまうということで
譲っていただきました
こちらは茨城県土浦市にある
赤根園芸さんのハウスです
スーパーで並ぶ野菜たちを育てて
出荷する農家さんがいるように
お花屋さんに並ぶ花たちを
育てて出荷する農家さんがいます
(...当たり前ですが)
なんだかお花の農家さんって
今までピンとこない感じがしてました、、
暑い時期のお花は
つぼみのまま出荷するため
ここでお花が開いてしまうと
売り物にならないとのこと
とてもきれいなお花が
捨てられてしまうのは
悲しいですね、、
「最後は畑にすき込むだけだから好きなだけ持ってっていいよ」
お言葉に甘えてたくさんいただきました
そして後日、、
| 金魚草 in鍋
いただいたお花は
鍋で煮込んで
染液を作っていきます
ぐつぐつ煮込んで約1時間
トロトロした感じになってきます◎
染液の香りは強めなので
好き嫌いはあるかもしれません〜
| 金魚草が生まれ変わる
金魚草で洋服を染めていきます
次は草木染めに必要な媒染という作業
だんだんとオレンジ色に変化していくのが
わかりますか?
今回の媒染液はアルミです
| 金魚草を身に纏う
みなさん、金魚草の色いかがですか?
廃棄されるはずだった金魚草が
こんなにステキな色に生まれ変わりました
(残念ながら金魚草の香りは残りません)
やさしいシャーベットカラーで
気分も上がりますね
同じ金魚草の染液でも
素材によって微妙に色が変わります
何番目に染めたか
何時間染液につけたか
その日の天候や気分によっても
染め上がりの色が変わります
手作業で丁寧に染め上げた
同じ色のものはふたつとない
1点ものの商品です
| 最後に
お読みいただきありがとうございました
農業廃棄物を活用して作り出した色「農color」
捨てるだけじゃもったいないですよね
これからも地域や農家の魅力、農業廃棄物の可能性伝える活動を続けていきますので記事を楽しみにしていただけたら嬉しいです
応援よろしくお願いします!
futashiba248