呼吸

出会うもの・ことに 素直に触れ 感じ 

味わっていた日々

私のリズム 私の呼吸 私の時間 命の時間

世界の広がりに期待していた

その期待とは裏腹に

振り子が振り切れた

広がっていた感覚に いく層もベールが重なっていった

「それ」は 蜃気楼の奥の奥へ行ってしまった

いつも 焦りを感じているのは何故?

不安の小波

蜃気楼の奥の奥からチラチラ光っているものが

サインを送ってくる

違和感 何かがいつも違っていた

私の意志とは関係なく 私の言葉は訂正され 好きなものさえ決められて やろうとする事も否定された

気付けば 何も感じない無機質のようなものばかりが

私の周りを囲んでいる そんな時代があった

もう何か 無理だな と 思った

吐かないと 無理だ 全部吐いてしまえ

私には 私の間があり リズムがあり ペースがあり

私の呼吸と命の時間がある

その流れは 私が世界に開こうとしていた頃と変わりはない

その流れは 自然のサイクル 星々、宇宙のサイクル

そうそう こっちのベクトルに戻そう

自然と宇宙のリズムにかなう呼吸をしよう

もう 焦らなくても大丈夫

耳を澄まして

自然の音 宇宙の音を聴く

「美しさを諦めなかったんだね」と言ってくれた

素敵な人がいる 

私は諦めない

深く深呼吸して 世界に開いていく








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