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軽視して後悔した【不登校サイン】
こんにちは☆
不登校・思春期&発達凸凹さんの子育て相談担当
カウンセラーのすぎもと海奏(みか)と申します。
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家では、不登校な息子(発達凸凹)&娘のカウンセラー。
学校では児童への寄り添い&保護者への労い担当をしております。
◾️特別支援教育支援員◾️保育士◾️キャリコン
◾️子育て心理学カウンセラー/インストラクター
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12月、師走らしく子ども2人の誕生日🎂、クリスマスイベント(今年は犬連れて旅行へ)、息子の受験、大掃除と盛りだくさんでした💦みなさま、体調崩されていませんか?
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今日は、【過干渉・期待・先回り】子どもが不登校になって、まず気付いたことで予告していた、『不登校サイン』についてまとめてみます。
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不登校から2年以上経過して、今はその経験から「どう声掛けしたらよいのか?」分かりますが、初めての不登校対応が適切にできたわけではありませんでした。
■軽視したサイン
・頭痛、腹痛
・登校を渋る話題
・嫌いな同級生の愚痴
・抜毛(見逃してはいないがもっと重要視すべきだった)
💔間違った対応
・頭痛、腹痛などの予兆を軽視したこと
・多弁な息子の話を聴かなかったこと
・叱咤激励し、息子を動かし続けたこと
・自己肯定感を下げられても這い上がれ!!と
厳しく接して、自己肯定感を潰した
✘✘✘ 具体的にやっていたことは
●風邪の延長で通っていた小児科で頭痛を訴え、漢方をもらったときに、メンタルの不調には気付いていたのに、労うことばをかけなかった。
●抜毛が悪化していたので、抜毛専門のメンタルクリニックを受診した。
●不機嫌な息子を見てイライラして、あえて厳しく接していた……
●私が親から自己肯定感を下げられて苦しんで生きてきたのに、結果的に、子どもに同じことを繰り返した※勉強できないと叱る、というプレッシャーは与えていないし、レベルの高い学校への進学を強要もしていないものの、ありのままを認めてあげることができず、自信のない子にしてしまった。
●全く勉強しなくなったので塾を辞めさせた。
前々から旦那が「辞めさせろ」と言っていたくらい緩い塾だったが、息子にとって、そこの先生との雑談が心の支えだったと後で知る……
●LINEのルールを守らず、ネット友達が急増し、知らない人との通話をしていたので、LINE友達を整理させた。※この2年の間に、ネット環境は大きく変わっているので、スマホを与えた以上、制限するのではなく、適切な使い方ができる子になるように関れることが大事でした…
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🌟今の私だったらできることがあります!!
子どもの自己肯定感は、潰してはいけません!!超反省><
自己肯定感があってこそ、好きなことを見つけられます。情緒の安定があってこそ、好きなことに向き合えます!!だから…
・子どもの話を否定しない(認める)
・子どもの話を聴く
・喧嘩を買わない(親の忍耐力も試されます)
・正論を返さない
ちなみに、私は、学習面の愚痴や弱気な発言を旦那に共有していました。今思えば、私が怒っても勉強しないし、頑張って子育てしている(つもりの)私を認めて欲しかったから、全部話していました・・・。
だけど、一緒に子どものことを否定したり、叱咤激励以上に、試練を課すタイプの旦那なので、不登校になる少し前から、共有するのをやめました。
その後、話を聴くようになった私の態度の変化に旦那も気付きました。それから2年間は、ダラダラする息子を見てたまにキレながら、私にも怒号を飛ばしながらではありますが、少しずつ変わっていきました。
一番変わったことは、くだらないゲームの話でも、聴くようになりました。
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塾を辞めさせてしまいましたが、今なら本人の意思をちゃんと汲みます。だって、不登校、ほぼ引きこもり状態になってみると、週2日、勉強しなくても塾に行って欲しいと思ったし、息子にとって、信頼する先生がそこにいたのだから・・・。
LINEも、ルールをもっとしっかり共有しておくべきでしたが、ツールを与えてしまった以上、上手に付き合う方法を一緒に考えるべきでした。また、「ネット友達=怪しい」と感じていたけれど、共通の趣味を持つ場合もあるし、親が、ネット社会の現実を受け入れていく必要もあります💦
情緒が安定してきて、正しいことを教えるのも親の役目かと思い、正論を返すこともあります^^; そうすると、子どもは不機嫌になることが多いです。不機嫌になるのは、『こうあるべき』ということは分かっているからです。だから、正論を返すよりも、『聴く』に徹する方がより良いんですけどね、社会に出たらそうは行かないので、私の意見として、あえて伝えることもあります。※仲直りできると思うから。
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息子が不登校になった2年後、娘も中学に入って不登校になりました。息子は、ASDの診断もおりましたが、娘はまたタイプが違います。まずは、潰れる前に学校を休ませました。そして、この2年間で、学校の対応も区の対応も変化があり、娘は別室登校、区のフリースクール、そしてスクールカウンセラーと繋がることができております^^
私の対応が間違っていたら、今とは違う状況になっていたんじゃないかな?
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長くなりましたが、子どもの情緒安定のためには、親御さんが、子どもの一番の理解者になってあげることが一番の薬になります。
上手く行かないときもあるけれど、使える資源、サポートも活用して、明日からも子育て頑張れるように応援しています!!私も頑張ります^^