Ideogramパーフェクトガイド!初心者にもわかりやすく、コスパ抜群の画像生成ツールをご紹介します!
以前ご紹介した記事で、無料で利用できる画像生成AIツールをまとめました。
それぞれ無料版と有料版を利用したかったのですが、資金に限りがあるため、まずはIdeogramというAIツールの有料版に登録しました。
数あるツールの中からIdeogramを選んだ理由は、無料版ツールを利用した際の「クオリティ」「使いやすさ」「課金時のコスパ」で秀でていると感じたためです。
本記事では、Ideogramの概要から実際の使い方、どのような作品が作れるかまでご紹介します。
Ideogramとは
Ideogram(アイデオグラム)は、最新のAI技術を駆使したテキストから画像を生成するツールです。カナダのスタートアップ企業によって開発された本サービスは、Ideogramは2023年8月22日に正式にローンチされて以降、高品質な画像生成能力と使いやすさで注目を集めています。
Ideogramの名前の由来は「表意文字」を意味する"ideogram"から来ています。これは、このツールが文字や言葉の意味を視覚的に表現する能力を持っていることを示唆しています。
Ideogramは、ユーザーが入力したテキスト(プロンプト)を基に、AIが画像を生成します。特筆すべきは、生成された画像に自然にテキストを組み込む能力です。これにより、ロゴデザインやポスター制作など、テキストを含むビジュアルコンテンツの作成に特に適しています。
このnoteのヘッダー画像も、Ideogramを使って1発で出力したものなんですよ。文字入れに別ソフトは使っていません。作り方は後述しますね。
Ideogramの概要
Ideogramは、テキストベースの画像生成AIとして、以下のような特徴を持っています:
高品質な画像生成: Ideogramは、非常に高品質で詳細な画像を生成することができます。プロンプトの細部まで正確に反映した画像を作成する能力があります。
テキスト統合: 生成された画像にテキストを自然に組み込むことができる点が、Ideogramの大きな特徴です。これにより、ロゴやポスターなど、テキストを含む視覚的なコンテンツの作成が容易になります。(ヘッダー画像をご参照ください。)
多様なスタイル: 写真のようなリアルな画像から、イラスト、3Dレンダリング、タイポグラフィーなど、多様なスタイルの画像を生成することができます。
使いやすさ: 直感的なインターフェースを持ち、初心者でも簡単に利用できるように設計されています。(StableDiffusionのようにModelやLoRaを選択する必要がありません。どちらかというとDALL-3やMidJourneyに近いです。)
無料利用可能: 基本的な機能は無料で利用することができ、1日20回(プロンプトを20回/日なのでなんと80枚/日!)まで画像を生成できます。※2024/7/15時点現在
商用利用可能: Ideogramで生成した画像は、商用利用することも可能です。(最新の規約は公式HPをご参照ください。)
Ideogramは、個人利用からビジネス利用まで幅広い用途に対応できる柔軟性を持っており、クリエイティブな作業をサポートする強力なツールとなっています。
Ideogramの料金プラン
Ideogramは、ユーザーのニーズに合わせて1つの無料プランと3つの有料料金プランを提供しています。各プランの詳細は以下の通りです。
無料プラン:
このプランは、Ideogramを試してみたい初心者や、たまにしか使わない人に適しています。1日あたり20プロンプト(80枚の画像)を生成できます。ただし、生成された画像は圧縮版(JPG)でのみダウンロード可能で、すべて公開されます。Ideogram Editorやプライベート生成などの高度な機能は利用できません。ベーシックプラン:
月額$8USD(年間契約で$7USD/月)のこのプランは、より頻繁にIdeogramを使用するユーザーに適しています。月間400プロンプト(1,600枚の画像)を優先的に生成でき、さらに1日あたり100プロンプト(400枚の画像)を低速で生成できます。オリジナル品質(PNG)での画像ダウンロードが可能で、Ideogram Editorも使用できます。ただし、プライベート生成や画像アップロード機能はありません。プラスプラン:
月額$20USD(年間契約で$16USD/月)のこのプランは、プロフェッショナルユーザーやプライバシーを重視するユーザーに適しています。月間1,000プロンプト(4,000枚の画像)を優先的に生成でき、低速生成は無制限です。プライベートモードでの画像生成、画像アップロード機能、画像削除機能が利用可能です。プロプラン:
月額$60USD(年間契約で$48USD/月)の最上位プランです。月間3,000プロンプト(12,000枚の画像)を優先的に生成でき、低速生成は無制限です。プラスプランのすべての機能に加え、近日中にCSVを使用した一括生成機能が追加される予定です。
最新の料金は変動の可能性がありますので、Ideogram.ai社の公式ページをご確認してください。
アカウント作成手順
Ideogramを使い始めるには、まずアカウントを作成する必要があります。以下は、アカウント作成の詳細な手順です:
公式サイトにアクセス:
ブラウザでIdeogramの公式ウェブサイト(ideogram.ai)にアクセスします。(上の画像のページです。)サインアップ方法の選択:
トップページの「Sign up」ボタンをクリックします。GoogleアカウントまたはAppleアカウントを使用してサインアップする選択肢が表示されます。アカウント連携:
GoogleまたはAppleのアカウントを選択し、必要な許可を与えます。利用規約の確認:
Ideogramの利用規約とプライバシーポリシーが表示されます。内容を確認し、同意します。ユーザーID設定:
ユーザーIDを設定するよう求められます。このIDは後から変更できないので、慎重に選びましょう。プロフィール設定:
必要に応じて、プロフィール画像やその他の情報を設定します。この手順はスキップして後で行うこともできます。登録完了:
これでアカウント作成は完了です。Ideogramのメイン画面に移動します。
ユーザーインターフェース(UI)の概要
Ideogramのユーザーインターフェースは、直感的で使いやすく設計されています。以下は主要な要素とその機能です:
ロゴとホーム(家マーク):クリックするとホーム画面に戻ります。
検索コーナー:他のユーザーの作品や特定のスタイルを検索できます。
MyProfile(プロフィール):自分の投稿作品やフォロー/フォロワーについて確認できます
Settings(設定):月内の残りの優先プロンプト数や細かい設定をすることができます
Notifications(通知):誰かが自分の作品をいいねしたり、フォローした場合に通知がたまります。
プロンプト入力欄:画像生成のためのテキストを入力する場所です。
私、EIYANの作品例
Ideogramでどのような画像を出力できるのか、百聞は一見にしかずということで、私が作ってみたものをご紹介させていただきます。
この後は課金パートへ続きます。
実際にIdeomgramの有料プラン登録して自分が求めるサービスなのか色々と試す前に、この先の記事でIdeogramで実現できることを知ることができると思いますので、そこに価値を見出していただける方は、この先へお進みくださいませ。
ひとまず、ここまでありがとうございました!
Ideogramの3つの際立つ特徴
Ideogramは、その革新的な機能と使いやすさから、クリエイターやマーケターの間で急速に人気を集めています。ここではIdeogramの3つの主要な特徴について詳しく解説します。
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