使っている水筆のこと。
今回は「自作スケッチで大人の塗り絵」にて、水彩色鉛筆画を水彩画風に仕上げるときに使っている水筆のことをお話します。
先日お伝えした、STAEDTLER社karat aquarell水彩色鉛筆の公式付属品として取り扱われている、ステッドラー ウォーターブラシの中筆を使っています。
「水筆の筆洗いは一体どのようにするのだろう。」これは当初、私が抱いた疑問です。水筆の筆洗い方法は、水を補填した水筆の持ち手を押しながら、筆先の水を雑巾でぬぐうだけ。バケツにくんだ水を用意する必要はありません。準備や片付けが大変なイメージのある水彩画ですが、水筆によってそのイメージがお手軽簡単なものへと一気に変わりました。
水筆を画用紙に添わせると水が継続的に押し出されてきます。水筆が画用紙に対して直角近くに位置するほど、水がたくさん出る仕組みです。なので、水筆を画用紙に対して寝かせることによって水量をコントロールしています。最初は難しくて意図しないところで水が出すぎてしまうこともありましたが、それも味わいのうち。だんだん慣れてきて、思うようにコントロールできるようになってきました。
太さのバリエーションは細筆・中筆・太筆の3種類あります。手はじめに幅広く対応可能な中筆を用意しました。物足りなさを感じるようになったら増やしていこうと考えています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
<あとがき>
先日のペンと水彩色鉛筆に続き、水筆について記しました。この他に使っている道具についてもこれから記していきたいと思います。
引き続きよろしくお願いします。