絵を描く✕旅すること
絵を描くようになって変化したことの一つに、旅への向き合い方があります。ここでの旅とは、宿泊を伴って遠くへ行くことだけではなく、日常を少しだけ離れて近場へ出かけることも含んでいます。
旅への向き合い方について具体的に記していきたいと思います。
まずは旅する目的について。
絵の題材を探す目的で、植物園や植物鑑賞型のお祭りなどへ好んで行くようになりました。また、絵の鑑賞目的で展覧会へも足を運ぶようになりました。
続いて旅先での行いについて。
まずは、植物園や植物鑑賞型のお祭りなど、創作に直結するような場所でのことです。描く候補となる対象が次々と目に飛び込んでくるわけですが、その光景をどのように切り取ればよいか、どの辺りに心を動かされたのかなどを考えながら、絵の元になる写真をカメラに収めていきます。撮れ高としては、写真5、60枚の中に描く対象が1枚あればラッキーといった感じです。
また創作に直結するような場所に行かずとも、例えば、旅の道中で見つけた草花や木々にも目をやり、自然に寄り添うようになりました。のちのち絵に描くかもしれないと思い、カメラに収めるようにしています。
最後に旅の振り返りについて。
せっかくの旅なので何らかの形跡を残したいなと思い、旅の振り返りを大切にしています。そんな中、日記を書いたり、アルバムを整理したりする手段の他に、絵を描くことが追加されました。
他の手段に比べて絵は時間がかかるものなので、仕上げるまでの間もなお、旅を楽しみ続けられる感覚があります。仕上がった絵を飾ることで、より充実感をあじわうこともできます。
まとめます。
これまで「絵」とは縁遠いところにいた私ですが、新たに「絵」というアンテナを持ったことで、旅への向き合い方が主体的なものへと変わりました。そして、旅することへの満足度が高くなり、また旅したいと強く思えるようになりました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
引き続きよろしくお願いします。