坊主めくりでSST
今日(もはや昨日(笑))は、いろいろハプニングがあり💦バタバタとしていました。コロナ早く終息して欲しいーーー(切実)。
さて、3年生の娘の冬休みの宿題で、『百人一首を覚える』というのがあり、え、小3で百人一首?!と驚いたのですが、まぁこれもいい経験。と思って、購入していました。
そして今、1年生はこの百人一首を使って『坊主めくり』をしているそうです。
ASDの特性で勝つことへのこだわり、ADHDの特性で順番をつい飛ばしてしまう衝動性等々、子どもたちの特性あるあるで、ボードゲームをすると必ず出てくる問題があるのですが💦ボードゲーム療育と言われるように、それも療育。SSTの一つと捉えると、家庭療育が簡単にできちゃう優れものです。
とはいうものの、勝てなかったときに癇癪起こされたり、順番が守れず喧嘩になったりに付き合わないといけないので、家ですると、まぁまぁ大変なのですが(笑)
ただ、この坊主めくりはとても素敵なルールで、『勝敗』に関しては全く問題がありませんでした!!昔からの遊びがこんなに優れているとは!感動したほどです(笑)さすが、先人が考えたゲームは優れています。
というのも、
殿様=そのまま 姫=場にあるカード全部もらえる 坊主=持ってるカード全部場に出す
ただこれだけの、単純なルール。たくさんカードを持っていても、全部捨てないといけなくなる可能性もあれば、全くカードがない状態で最後に大どんでん返しもあり得る(笑)なので、途中の負けが見えてきた時の「もういや!」が一切ない(笑)負ける時も勝つ時も、最後一瞬で決まるので、モヤモヤ思う余裕もなく終わる(笑)でも、ちゃんと勝敗の経験もできる。ボードゲーム療育をちょこちょこ試していた私にとって、こんな素敵なゲームがあったとは!と思いました。
ただ、ADHDの衝動性の特性に関しては、順番が守れない息子が待てずにカードをどんどん引こうとしましたが(笑)でも、特性なので、順番は分かっているんです。だけど、早く姫を引きたい気持ちが勝ってしまって、つい手が出てしまう。そこはしっかりSSTしました。これはもう、繰り返しで身につくものですね(笑)
息子は、「またしたい!!」と言っていました。任天堂switchにはまっている息子が、こんな原始的なゲームにもはまるなんて(笑)
また時々してみようと思います。