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ぼく、がんばったよ。
癇癪持ちの息子は、思い通りにならないと「わーーーーー!」となって、対応が難しくなることがあります。また、衝動性があるので、目先のやらなければならないことより、楽しいことを見つけてしまうと、ついそちらに行ってしまう。注意すると、癇癪が出現💦何も知らない人が見ると、ただのワガママにしか見えないのですが(私も特別支援を学ぶまではそうでした)、彼は今何をしなければならないのか、頭ではしっかり分かっているんだけど、つい自分でも無意識にそちらに行ってしまい、それを阻害されると嫌な気持ちになってしまう。癇癪を起すことで、誰かに心配してもらいたい。構ってほしい。だから、決して誰かを困らせようとしているわけではなく、彼自身も困っているんだという目線に変わると、対応も少しずつ変えることができてきています。
今日は、あらかじめ彼に起こり得るかもしれない、目先の楽しいこと、でもその時にやらなければならないこと(宿題)、どう行動すればいいのか、ということを、先の見通しとして朝伝えました。
放デイでの一コマ。
「まず初めに、〇くんは宿題をしなければいけません。だけど、お友達は遊んでいます。〇くんも遊びたい。あなたはその時どう行動しますか?」
衝動性があるので、いきなりこの場面に出くわすと、もちろん宿題そっちのけで遊んでしまい、先生に注意されます。
だけど、彼は何をしなければならないのか、分かっているのです。
「遊びたいけれど、まず宿題する。」
「良く分かったね。できる?」
「頑張ってみる。」
そして今日、放デイから帰ってきて第一声。
「お母さん、ぼく、ちゃんとできたよ。がんばったよ。お片付けも、集団活動もしっかり頑張ったよ。」
今日はお姉ちゃんも同じ放デイだったので、
「うん、〇くんは今日すごく頑張ってた!!」
お姉ちゃんお墨付き(笑)お姉ちゃん、弟には結構厳しい評価をするのですが、かなり高評価。
しかも、放デイの連絡帳もいいことが書かれてありました。
「よく頑張ったね!!偉かったね!!やればできるやん!!」
ここは超ABA(笑)大げさにめちゃくちゃ褒めました。
えへへ・・・。
ちょっと得意気な顔をしていました(笑)
でも、毎回できるとは限らないし、やはり特性があるので難しいときもあると思います。親も特性と分かっていても、何度も続いたら、やはり思わず注意ばかりしてしまうことだってたくさんあります💦
だけど、今日しっかりできたことは大きな一歩。
スモールステップで進んでいこうと思います😊
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