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入学前の中学校連携*実践編

おはようございます😊✋

かーたん、普段あまり雪が降らない地域に住んでいるのですが、近所の山が雪化粧になっていました☃
寒すぎですね。
今日が代休で本当に良かったと思っているかーたんです(笑)
(実は職場の暖房が壊れているという事態…)

さて、中学校連携の続きを書こうと思います。
今回は『実践編』。連携当日の様子を書きます😊

連携当日…いろいろ意気込んでいたのですが。
な、なんと。娘が自家中毒発症😿
そのことについては、また書くとして。
家にいると体調が良かったので、小学校は休んでゆっくり過ごすことに。
かーたん1人連携に行きました。
「お母さん、頼みました!!」
娘の期待を背負って、いざ出陣(笑)


1.持ち物

連携に持って行ったものを書きます✨

① サポートシート
 小学校ではサポートシート+サポートブックを作って、毎年年度初めに新しい担任の先生と連携をしていました。ただ、もう中学生なので、ある程度細かいことは自分でも発信して欲しいという気持ちから、必要最小限だけまとめたサポートシートのみを持参。ただし、必要最小限なので、
「ここに書かれてあることは、物理的に不可能ということ以外はぜひ実践して頂きたいです。」
と念押ししました(笑)かーたん、なかなかの強気で(笑)さらに、
「もし、ここに書かれてあることで1つでも叶わなければ、不登校になってしまう可能性もあるということを、最初に皆さんに共有しておいてください。」
いきなりのまぁまぁなモンスターっぷりですが(笑)でも、本当だから。最初に言うべきことは言っておかないとね。
「ということは、ここに書かれてあることは全て小学校では合理的配慮としてして頂いてきたことです。小学校でできることが中学校ではできないとは思わないので、ぜひよろしくお願いいたします。」
「小学校、、、すごいですね。こんなにも。いやぁ、勉強になります。」
はい、ぜひ勉強お願い致します(笑)本当に小学校では神過ぎる先生方のおかげで、みんなでいろいろ試行錯誤しながら、すごくいい環境にしてくださったおかげで、6年間とても恵まれていました。
だからこそ、中学校でも引き続きお願いしたい(もちろん、無理なお願いはしていません)。
あくまで、必要最小限。ここがポイントです。
ただ、物理的に不可能なこともあります。その場合は、もう本人中学生なので、本人とぜひ相談して決めて下さいとお願いしました(本人の自立につながる)。
ちなみに、サポートシートは先生の気持ちになって、読もうと思ってもらえるような仕様にしています。
サポートシートを見て、
「分かりやすいです。ありがたい・・・。勉強になります!」
とおっしゃって頂きました😊

サポートシートの講習をしてほしいという依頼もよく受けるので、もしよければ、ぜひご連絡ください✨

② 理解がなかったときのための資料
もし、お話しながら学校側の理解がなかったら・・・。でも、せっかく行くので、理解がないままで終わりにしたくない。
なので、切り札をたくさん持って行きます(笑)これは、特支免許を取ったときの賜物(笑)さらに、今の教員経験について話せることを準備しています。
このことは、やはり一母親としては難しいと思います。なので、ぜひいろいろな力を借りて欲しい。もちろん福祉の先生もですが、私のような経験者もたくさんいます。そういったところに相談してみるのもありだと思います!
今回はほぼ理解をしてくださいましたが、やはり中学校の先生はまだ知識やご経験がないことが多いので(ちょうど娘の学年ぐらいから療育などが盛んになってきた頃なので、無理もないです)、知らないなら教えますよ!ぐらいの勢いで(笑)

あとは、筆記用具ぐらい?
持ち物は以上!!(笑)

なので、連携ではサポートシートが多いに活躍します。
ということは、お話を進めていく中心人物は、学校の先生でも福祉の先生でもありません。やはり、お母さんなのです。
お母さんが我が子のことを理解し、今までの育児経験の中で感じたことや、先生にとってとてもありがたい情報をお伝えする場だと思って挑むといいかもしれません。

2.進め方

先ほども書きましたが、連携で活躍するのは、お母さんが愛情を込めて作った、『サポートシート』です😊

サポートシートには、自分が言いたいことばかりを書いてはいけません。きっと先生がここで困るかもしれないということを中心に、こういう可能性があるので、こうしてあげると大丈夫ですよ~みたいな書き方です。
で、一番忘れてはいけないのは・・・
「困ったら、いつでもご連絡ください!!」
と、私は先生の味方ですよ!ということをアピールすることです。
学校のことなんだから、先生たちで解決してよ。ではいけません。
我が子のことなので、やはり環境調整をしていくためにはお母さんの力が必要不可欠です。
遠慮なんていらないから、いつでも、何時でも、細かいことでも、連絡ください!!!
という姿勢を見せていたら、先生方は安心されると思うのです😊
(少なくとも、私が先生なら、そうです(笑))

小学校でもこのことを実践しているのですが、息子の先生とはもはや連絡帳で交換日記のように連携しています(笑)
もちろん、先生によっては連絡帳に言葉を書くのが嫌という先生もいたので、最初に先生に了解を得て行っています。
またこのことはいつか書きますね。
最近はちょっといろいろ困難なことが起こっていたので、交換日記のような連絡帳+電話で密に連携しています。
先生も安心してお母さんに連絡できる環境を整えています😊

大半は、サポートシートの内容だけで先生方も理解して下さって、知識やご経験がなくても「何となくできそうな気がする~!」まで持って行きます(笑)

ただ、やはり中学校。
「その質問あると思った~」
ということがありました(笑)それは次の項目に。

3.支援を減らす必要性と言われたときの対応

はい、やはり中学校。
「小中学校という風に、小学校と中学校の括りを一緒にされますが、私たちは、中学生というのは高校生に近い、大人に近い存在だと思っています。なので、小学校でされていた支援を少しずつでも減らす必要があるのではと思っているのですが、いかがでしょうか。」

もう、これはね。
「ちょっと。もっと勉強して下さい!!!!」
と、喉まで出かけていたのですが、ぐっとこらえて(笑)
絶対言われると思っていたので、準備していました(笑)

ここで生きてくるのが、現在の『高等学校』での勤務経験。
話せば長くなるので割愛しますが、ようは小学校だろうと中学校だろうと高等学校だろうと、支援が必要な子にとって、先生側から減らすという選択肢はないんです。
必要なものは必要。だって、小学校でメガネをかけていて、中学校になったら外せなんて誰も言わないですよね。
それと同じ。
なので、私が今高等学校の授業で実践している例を具体的にお話しました。
内容的には、え?小学校?みたいな内容ですが、それをするとしないとでは、先生側も授業がやりやすくなります。
もちろん、生徒たちも「分かりやすい」と評判。むしろある方がありがたい。と高校生は言っています(笑)

「私は先生方と考えは逆です。中学校だからこそ、小学校とは違うもっと高度なことで困難になる可能性があると考えています。その都度、困っている子に寄り添って、むしろ支援を増やしていかないといけないのではないでしょうか?」

先生方、もう何も言えません(笑)
だって、中学校で減らしていこうと言っていたけれど、私自身は高等学校で増やしているから(笑)

そして、その子のためではなく、それってその子以外のみんなのため、そして、自分(先生)のためにもなるんだよって話をしたので、むしろメモをたくさん取られていました(笑)

3.ついでに、弟の話も軽く話す

2年後は、全く特性が違う弟も入学予定です。
そして、タイプが全然違う。
娘はASDなので、あきらか困っているな、助けてあげたいなと思うタイプ。
息子はADHDなので、怠けてる。ふざけてる。と思われて怒られるタイプ。
なので、支援を求めることがもっと困難になるんです。
息子のタイプの話を少しして、そういう生徒さんいませんか?と聞きつつ、
「先生方今まで怒っていたかもしれませんが、実はその子は困っているかもしれないという視点が大事です。」
とお話させて頂きました。これは、特支の考え方の大事な視点。
「困る子は困っている子」
支援も断然難しくなってきます。もちろん、怠けたりふざけたりすることもあると思うので、その見極めも大事です。
ちなみに、今の息子の担任の先生はその見極めが完璧です(笑)
「娘は一見分かりやすい障害なので、きっと皆さん何とかしてあげようといろいろ考えて下さると思っています。なので、ぜひこの2年間皆さんでいろいろ考えて頂けると幸いです。また息子が入学するときは、全く違うお話をさせて頂きますね(笑)」
「ぜひ、学ばせてください。」
「もし、今後何か娘さんがお困りだったり、何でやねんってことがあれば、いつでもご連絡ください!!お叱りも受けます!ぜひ学ばせてください!!今後も細かく連絡を取り合えるようにして頂けたら幸いです!」
「じゃあ、もし何でやねんってことがあれば、私を雇ってください(笑)特別支援コーディネーターもするし、先生方の支援もさせて頂きますので(笑)」
「いや、お願いするかも・・・(笑)」


連携、どうなることかと思っていましたが、プレゼンって大事で。
先生方のお気持ちも考えながら、言わないといけないことは全部言うという連携、成功しました😊(若干、モンスターになりかけてるけど(笑)気にしない(笑))

帰りは、校長先生と教頭先生が一緒に正門までお見送りに来て下さり、深々と頭を下げて下さいました。
私も、「今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」と言って、中学校を後にしました。

4.最大の味方

今回はお母さん1人で連携というお話をしましたが・・・
お母さんが中心で話を進めていくという考え方はとても大事なんです。
だって、我が子のお話だから。
例え、少々モンスターになったとしても(笑)大事なことだから。
恐れずお話をすることは大事だと私は思っています。

とは言え。心細いですよね(笑)
お母さん1人が乗り込んで言うだけ言って帰るじゃ、やっぱり、
『モンスター』
って思われてるんちゃうやろか?とか心配になってしまう。(今更(笑))

福祉の先生は知識も豊富で、とても寄り添って下さるけれど、まだまだ学校の認知度という意味では弱く、私も福祉で働いていた経験があるので分かるのですが、話を聞いてもらえないことが多くありました。
(今回の連携で福祉の先生のお話もしたので、次回からは入れますが(笑))

そこで、最大の味方をご紹介します。
最大の味方は・・・
『小学校の担任の先生』
です✨もちろん、味方になってもらうために、そこまで先生としっかりとした関係性を作っておかないといけないのですが(すみません💦私がnoteさぼっていたばっかりに、この話がすこーんと抜けています💦でも、この話は研修会講師をさせて頂いたときなどよくお話をさせて頂く項目なので、もし気になる方は、ぜひ講師として召喚してください(〃艸〃)ムフッ)、中学校から戻ってまず最初にしたこと。

① 自家中毒発症中の娘に、中学校大丈夫だよ!と話す。
② 小学校の担任の先生に中学校の話を全て連携。


すると、小学校の担任の先生。
「あとは、私に任せてください!!!」
な、なんと。その日の放課後すぐに中学校の教頭先生にご連絡して頂き、小学校での娘の様子や今までの支援、現在の様子(中学校入学が不安すぎて自家中毒になってること)を全て先生の言葉でお話して下さったのです!!
神過ぎるでしょ✨もうね、先生から連絡頂いたとき、
「あっ、神様✨こんにちは!!!」
もう、先生通り越して神様って呼んじゃってます(笑)
そのことにより、私が中学校で話してきた話は全て事実だよ!と証明して頂き、何なら、
「小学校がすごすぎて、めちゃくちゃプレッシャーですが💦頑張ってみます!!」
とお話されていたようです(笑)

プレッシャーも何も、小学校の先生としては、当たり前のことをしてくださってるだけ。だから、当たり前の話を中学校の先生にしてくださっただけなのですが。

その当たり前が、今まで当たり前じゃなかったということですね。

「また、小学校から中学校にみんなの資料を持って連携に行くので、その時は今までのサポートブックも持って、しっかり連携してきます!だから、安心してくださいね!」

本当にありがたい。

こういう話をすると、
「先生に恵まれていていいよね。」
と言われることがあるのですが、先生は確かに6年間恵まれていました。
でも、息子は様々なタイプの先生が担任になったのですが(笑)
もし理解がない先生が担任になったとしても、私は一緒に学べばいいと思っているので(笑)怖くないです。

でも、そのためにはやはりお母さんの知識と、経験と、こどもたちへの寄り添いが必要になってきます。

5.いつでも相談に乗ります!

私もこれから、、、今回は中学校に関してはただの第一歩なので、今後また難しいことが出てくるとは思いますが、不安です・・・という親御さんや、支援を学びたいと思われている先生方のサポートを今後はたくさんしていきたいと考えています。
それが、支援が必要なこどもたちが笑顔で暮らせる世の中に繋がると思うから😊
なので、いつでもご連絡頂けたら幸いです✨



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凸凹かーたん
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