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コーチングが向いてる人って?
こんにちは、"_dawn_"です。
今回は、「コーチングに向いている人」というテーマで投稿します。コーチングを本格的に勉強し始めて、コーチングに向いてる人がどんな人なのか、ということを考えてみたのでそのことについて書いてみます。
コーチングが向いている人が何を原動力としているか?
私は、自分自身が瞬発力や頭の回転の良さで機転の効いたことを言うより、じっくり人の話に聞き入る方が性に合っているという感覚から、コーチングに興味を惹かれるようになりました。
ですが、勉強を重ねる中で「コーチング=共感や傾聴」というイメージは変わりました。もちろんそれらも大事なのですが、根底には別のものがあると思うのです。それは何か?
違いに対する興味関心
一つは、違いに興味関心が湧く人です。クライアントの言葉や非言語の振る舞いに注目し、自分との違いや変化に興味関心を持つことが必要だなと思いました。
相手を元気づけるような良いこと言う共感の世界観ではなく、相手の選ぶ言葉や振る舞いから何かの違和感(自分の想像や自然体の感覚との違い)を読み取る観察力というか。感受性が高いというより、語彙力と観察力があって違いを認識できるみたいな。
そして、その何かに対して、素直に問いを立てて謎を解きにいったり、相手がどう見えているのかフィードバックして相手が自分自身を見つめられるようにしたりするのです。
人の内面にある謎への探究心
もう一つは、探究心です。一を聞いて十を知るような相手を察するコミュニケーション能力ではなく、「相手のことが未だわからないからもっと知りたい」という好奇心や探究心に近い。
特に、人のものの考え方(認知科学や心理学の守備範囲かな?)ですね。わかった気にならずに問いを立てる。そこに触れにいくには、自分自身も深い内省をしたことがないと難しい。
それってどういうこと?
一体クライアントの中で何が起きてるの?
ホントにそうなの?
だとすると何が言える?
そこから生まれた発見がクライアントの新しいアクションプランに繋がりますし、それを面白がれるとコーチングはやりがいのある職業になるんだと思います。
感情寄りでありながら理知的な職業がコーチ
コーチって科学者に近いのでは?
コーチングの世界にいる人は人の話をじっくり聴くので、結果的に人柄が良いとか他者に寄り添うみたいなイメージを持たれやすいかもしれません。
もちろん、コーチングは人の内面に触れて結果的にその人の役に立とうとする行いなので、そういう側面を大なり小なり持つ人も多いでしょう。
とは言え、前段の話を踏まえると、コーチングが向いてる人の本質は科学者っぽい感じだと思うんですよね。クライアントを観察して探究心を持って謎解きする、ときにはそれをフィードバックする。その営みにシンプルにノれる。
そう考えると、根底にある原動力って結構ドライなものなのかもしれません。この記事を読んで下さった方はどう思われますか?
豊かな感性と探究心を持つ
ああだこうだ言いましたが、私は態度としての傾聴や情緒的な結びつきも大切だと思います。実際、そこを価値観として大切にしているコーチは多いんじゃないかとも思います。
とはいえ、クライアントの中に何が起きているのかと、シンプルな探究心でもって接するのも基本スタンスで大事と思ったわけで。私はこれは決して人柄がドライという訳ではなく、単に関心の向きやすいポイントがそこなだけで、人柄云々とは切り離して考えられるものです。
この二つを両方バランスよく持ちたいと思いました。まとまりなく書いてしまいましたが、コーチが向いてる人の特性について感じたことを書いてみました。ではまた!