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大学職員への道:現役職員が語る就職対策と仕事の実態

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こんにちは。私立大学で10年以上勤務している現役の大学職員です。

今回は、大学職員への道を歩もうとする皆さんに向けて、私の経験と知識を共有したいと思います。

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憧れから現実へ:大学職員への道を選んだ理由


私はもともと新卒で金融機関に就職しました。

時には血便を出しながら働き続けてうまく出世することができるも、やめていった同期から「大学職員いいよ、楽で、給料がむしろ上がった」との声を聴き、大学職員への道を決意。

その後転職活動を始め大学職員の面接を30回以上受験、最終的に7つの優良代大学から内定を獲得し最も年収交渉がうまくいった大学で転職。

大学職員への道を選んだ理由はやはりこれ
銀行員の時と比べてしまった際に
「こんなにプレッシャーなく楽なのに、なんで銀行員の時より給料が高いんだ?」
「そしてワークスペースもと整っていてもっと早く転職すれば良かった」

こう思えることが確信に変わった瞬間大学職員への道を決意しました。

具体的にどのような形で今現在私がぬくぬく過ごしているかはこちらを参照ください。



大学職員への道を進むための転職覚悟

なぜ大学職員への転職なのか?

多くの人が「大学職員への転職」を考える理由は様々です。

教育に携わりたい、安定した職場環境を求めている、あるいは自身の専門知識を活かしたいなど、動機は人それぞれでしょう。

私自身もやはり年収にかけて大学院を目指すに至りました。

具体的にどこが年収が高くてどの程度偏差値と関係性があるのかなど知っておくべきことはまずお金のところからです

「結局最後はお金」これは汚い話のように思いますが正しいです。

また、どの程度のスキルが必要とされるかを知っておくべきだと私は思います。

大学職員への道:必要なスキルと心構え

大学職員になるためには、以下のスキルと心構えが重要です。

  1. コミュニケーション能力:学生、教職員、外部関係者との円滑な対話が不可欠です。

  2. 事務処理能力:正確かつ効率的な文書作成や情報管理が求められます。

  3. 教育システムへの理解:大学の仕組みや高等教育の動向に関する知識が必要です。

  4. 柔軟な思考力:変化する社会のニーズに対応できる適応力が重要です。

  5. チームワーク:多様な部署や人々と協力して業務を遂行する能力が求められます。

大学職員として意外なスキルも含まれていると思いますが、大学職員への道は、これらのスキルを磨きながら、自己成長を続ける旅路でもあります。

日々の業務を通じて、高等教育の発展に貢献できる喜びを感じることができるでしょう。

大学職員への道のり【はじめの大学選択からの順番】

私が今まで大学職員の相手を鳴らす獲得してきたルートはこちらです。

一番の難関は言わずから面接対策ですね。

エントリーシートの倍率はかなり高いですが少し対策すれば優位で通過できますが、実際に絞られた中でさらに厳しく絞られる面接が最も大学職員への道の難関であることは間違いありません。

  • 自分の受けたい大学群を整理
    (受けれるエリアか、年収、偏差値、国立私立

  • 受けたい大学の求人を探しに行く
    (大学職員への道サイト、転職エージェント)

  • エントリーシートを作成+提出
    (通過率は上げられます)

  • WEBテスト
    (これは簡単です)

  • 面接対策をする
    (これが最難関)

  • 内定をもらう
    (内定承諾はすぐにしない)

  • 条件交渉
    (ここもかなり需要)

競争を勝ち抜く:大学職員への道の就職活動

大学職員への道は非常に競争が激しいです。ある国立大学の採用試験では、5名の採用に対して500名以上の応募があったほどです。

エントリーシートで光る:大学職員への道の第一関門

エントリーシートは大学職員への道の最初の関門です。以下の点に注意しましょう:

  • 志望動機を具体的に書く

  • 大学の理念や特色を理解していることをアピールする

  • 自身の経験と大学職員の仕事をリンクさせる


面接官の心をつかむ:大学職員への道の決定的瞬間

面接は大学職員への道の重要な分岐点です。以下のような質問が多く出されます:

  1. なぜ大学職員への道を選んだのか

  2. 大学の現状や課題についてどう考えているか

  3. 学生支援においてどのような取り組みを行いたいか

大学職員への道の先にある日常:多様な業務と豊かなやりがい

大学職員への道を歩んだ先にある主な業務は以下の通りです:

  1. 学生支援(履修相談、就職支援など)

  2. 教務関連業務(カリキュラム管理、成績処理など)

  3. 入試業務

  4. 広報活動

  5. 研究支援

  6. 国際交流関連業務

詳しくはこちらの記事でも大学職員の人気業務を解説しています。

大学職員の仕事内容を暴露!転職人気10部署のやりがいと仕事!【当たり部署とハズレ部署】

キャリアアップの道:大学職員への道の先にある成長機会

大学職員への道には、様々な成長の機会があります。

学び続ける組織:大学職員への道の研修制度

多くの大学では、新人研修から管理職研修まで、キャリアステージに応じた学びの機会が用意されています。

特に国立大学でそういう環境が多いでしょう。

【リンク】大学行政管理学会のウェブサイト(大学職員の研修制度情報)

専門性を磨く:大学職員への道の資格取得

大学職員への道では、特定分野での専門性を高めることも可能です。私は学生支援に特化し、キャリアカウンセラーの資格を取得しました。

絶対に大学職員へ転職したい方は面接対策しまくれ

大学職員への道を成功させるためには面接対策が命です。

一般的な転職活動でも面接対策は重要ですがやはり大学職員は特に面接対策が重要です。

この理由として私の経験談から間違いありません。

実際に採用担当者として面接をしていても、対策して準備をしている人と、とりあえず大学職員を受けに来ている人だというのは開始30秒ぐらいで分かります。

倍率が高いからこ優秀な人も結構エントリーしてくるのですが、正直大学側はただ優秀な人を求めてるわけではありません。

大学は斜陽産業であるからこそ、今ある大学の置かれてる状況を理解し今後、長きにわたって学校法人が健全な運営ができるように力添えできる人を探しています。

そして驚くことに大学の職員の面接対策は難しいこと言いましたが時間をかければ意外と簡単です。

皆さん現職で仕事をしながら転職活動をするため面接対策する時間なんかないだけです。

ちょっと対策すれば私のようにフツメンサラリーマンでも、大学職員の内定を量産でき転職はできます。

私は大学職員の面接を30回以上受けてきました。

そこでわかったことは大学職員の面接ではよく聞かれる質問とそうでない質問がきっぱり分かれているということです。

例えばこの質問を皆さん想定されますよね?

  1. 大学職員って斜陽業界?

  2. 希望する部署って選べるの?

  3. 大学職員の給料

  4. 大学職員でもなっていい大学とだめな大学の見分け方は?

  5. 志望動機が思いつきません

  6. どんな人が大学職員に向いていると思いますか?

  7. 大学職員のやりがい

  8. 第二新卒って受かるの?

  9. 院生と学部生ってどっちが有利か

  10. どこの部署がおすすめですか?

  11. 新卒、既卒どっちで目指すべき?

  12. 採用されやすい人はどんな人だと思いますか?

  13. 母校出身じゃないと受からないのか

  14. 大学職員を目指す理由

  15. 大学職員の働き方

  16. 勤務地って選べるの?

ぶっちゃけこのような質問は想定しておくべきではあると思いますが対策順位は低いです。

実際に私が大学職員の面接で聞かれた質問を100個用意して優先順位をつけています、そしてどのポイントを考慮しながら回答したら相手が喜ぶのか大学側の目線からもわかります。

こちらを全て考慮し、ノウハウ展開してるのがこちらのサービスです(累計500名近くの人に利用されています)


夢を実現する:大学職員への道を目指す方へのアドバイス

最後に、大学職員への道を転職で歩もうとする皆さんへ、私からのアドバイスをお伝えします

それはやはり大学職員を目指すためには志望理由が最も大事だということです。

私も採用担当者として働いていましたが大学職員はびっくりするぐらい応募が来ます

そしてさらにびっくりするのが絞りを聞いても使い回せる適当な理由を並べている人が多すぎます。

だからこそしっかりとした絞りを作るだけで簡単に頭一つ飛び抜けることは可能です。

もちろんそこから内定にたどり着くまではさらに道はあるのですが、見かけの倍率以上に実質倍率は意外と低いのは大学職員への転職です。

私は内定を7つ獲得した志望理由の作り方をこちらで解説しています。

大学職員に求められる能力とは

大学職員への道を歩む上で、多様な能力が求められることは皆さん知っていることでしょう。

ここではもう一度大学職員として求められる能力つまりあれば面接でアピールできない点に直結するような能力ということで理解してください。

1. コミュニケーション能力

大学職員への道において、コミュニケーション能力は不可欠です。

学生、教員、他部署の職員、外部関係者など、様々な立場の人々とのやり取りが日常的に発生します。

的確に情報を伝え、相手の意図を理解し、良好な関係を構築する能力が求められます。

例えば、学生の悩みに耳を傾けながら適切なアドバイスを行ったり、教員の研究ニーズを把握して効果的な支援を提供したりする場面で、この能力が発揮されます。

2. 問題解決能力

大学職員への道では、日々発生する様々な課題に対し、迅速かつ適切に対応する能力が求められます。

問題の本質を見極め、関係者と協力しながら解決策を見出す力が必要です。

例えば、学生の履修トラブルや、予期せぬ事態での入試運営など、臨機応変な対応力が試されます。

3. IT・データ分析スキル

デジタル化が進む現代の大学では、ITツールを使いこなし、データを分析・活用する能力が increasingly important となっています。

大学職員への道を歩む上で、学務システムの運用から、入試データの分析、オンライン授業のサポートまで、幅広い場面でITスキルが必要とされます。

4. 組織マネジメント能力

大学職員への道の先には、部署やプロジェクトのリーダーとしての役割も待っています。

チームをまとめ、目標に向かって効率的に業務を進める能力が求められます。

5. 国際対応力

グローバル化が進む大学では、語学力(特に英語)と異文化理解の能力が重要です。

大学職員への道において、留学生対応や国際交流プログラムの運営など、国際的な場面で活躍できる人材が求められています。

6. 変化への適応力

高等教育を取り巻く環境は常に変化しています。

大学職員への道を歩む上で、新しい教育方法や技術、制度の変更などに柔軟に対応し、自己研鑽を続ける姿勢が必要です。

7. 専門知識

各部署や役割に応じた専門知識も、大学職員への道では重要です。

例えば、教務部門では教育制度に関する深い理解が、研究支援部門では研究倫理や知的財産に関する知識が求められます。

大学職員への道を志す方は、これらの能力を意識的に磨いていくことが大切です。

日々の業務や研修、自己学習を通じて、総合的なスキルアップを図ることで、より効果的に大学運営に貢献できるでしょう。

以上の能力は、大学職員としてのキャリアを通じて継続的に向上させていくべきものです。

大学職員への道は、これらの能力を磨きながら、高等教育の発展に寄与する素晴らしい機会となるでしょう。

大学職員への道はエントリーシートで落ちまくる?


競争の現実と諦めないことの重要性

大学職員への道を歩もうとする多くの人が、最初の関門であるエントリーシートで苦戦しています。

しかし、これは決して乗り越えられない壁ではありません。

大学職員への道において、エントリーシートは自分の熱意と適性を伝える重要な機会です。

確かに、競争率の高さから多くの応募者が書類選考で落とされるのは事実です。

ある国立大学の採用では、500名以上の応募に対して一次選考通過者はわずか50名程度だったという例もあります。

しかし、大学職員への道を諦める必要はありません。

むしろ、エントリーシートの書き方を工夫することで、合格率を大きく上げることができるのです。

エントリーシート成功のポイント

大学職員への道を成功に導くエントリーシートのポイントは以下の通りです。

  1. 具体的な志望動機:なぜ大学職員への道を選んだのか、自身の経験や価値観と結びつけて説明しましょう。

  2. 大学への理解:大学の理念や特色をよく理解し、それらと自分の目標がどう合致するかを示すことです。

  3. 経験とスキルのアピール:学生時代の経験や既存のスキルが、大学職員としてどう活かせるかを具体的に説明することも効果的です。

  4. 問題意識と提案力:大学が直面している課題(少子化、国際化、デジタル化など)に対する自身の考えや提案を盛り込むのも良いでしょう。

大学職員への道は、単なる事務職ではなく、教育支援のプロフェッショナルを目指す道です。

そのため、教育や学生支援に対する熱意や、関連する活動経験をアピールすることが重要です。

丁寧な準備と粘り強い挑戦

エントリーシートの作成には時間をかけ、何度も推敲することが大切です。

大学職員への道は簡単ではありませんが、丁寧に準備すれば必ず道は開けます。

落胆せずに、粘り強く挑戦を続けることが、大学職員への道を成功に導く鍵となるでしょう。

一日の奮闘:大学職員への道の日常スケジュール

実際に大学職員へ転職した際にはどういった1日から待ち受けているのか。

もちろんその大学や部署によりますが、典型的な一日のスケジュールをご紹介します:

  • 8:30 出勤、メールチェック

  • 9:00 朝礼

  • 9:30 学生対応(履修相談、留学相談など)

  • 12:00 昼食

  • 13:00 会議(カリキュラム改革について)

  • 15:00 資料作成(次年度の留学プログラム企画)

  • 17:00 教員との打ち合わせ

  • 18:00 退勤

ざっくりこんな感じですかね。

注意点としては大学生と面倒向かって対応する時間はない職員が多いということです。

先ほどの例では学生対応の時間を入れていますが、こういった職員は稀です。

大学職員と言ったからには大学生と直接話すことができ売るだろうという甘い考えさせてください。

そういった人ほど大学職員へ転職してから後悔してすぐ退職してしまいます。


まとめ:大学職員への道が開く未来

大学職員への道は、単なる職業選択以上の意味を持ちます。

それは自己成長の機会であり、教育を通じて社会に貢献する道でもあります。

大学職員への道を目指す皆さん、ぜひ自信を持って挑戦してください。

皆さんの熱意と能力が、日本の高等教育の未来を支えていくんだというぐらい熱い思いを面接で是非伝えてください!


最後まで読んでいただいた方へ。

私は大学職員への道を目指す方向けに書類審査の個別にコンサルサービスを行っております。

外部サイトでも25,000円で書類審査の個別相談やアドバイスを行ってきました。

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