あの場所 その先へ
そうして見学はほぼ終了となり、重要文化財指定の料亭の旅はそろそろ終わりへと近づいてまいりました。
お庭を抜けて行く先は田舎家と呼ばれる建物。わらぶき屋根の三匹の子豚ならあっという間に食べられている建物。
庭を通り抜けて行きます。
田舎家が見えて来ました。
元々滋賀県にあった古民家を友達?が買うのにお付き合いして自分もポンと購入されたそうです。そんな身分になってみたい。宝くじ当たらないかな。
中に入ると囲炉裏がお出迎え。
ボキャブラリーが無さすぎて市川悦子さんと常田 富士男さんのやりとりが聞こえて来ます。
「おっかあ今日も麦粥か?」
「米なんて一生食えねえだ」
現実はもっと上品な田舎家ですが。
囲炉裏を前にお食事をします。
当たり前ですが
トテモオイシイ。
障子のある窓側も手抜かり無い庭が広がります。
見えそうで見えない別棟のお部屋。
ここは竈門もそのままにしているとの事で見ることができます。
また、市原悦子さんと常田富士男さんが語ります(略)
藁ぶき屋根、皆さんがほぼご存じの合掌造りですがスカスカなんですよね。
しかし、ここは暑くも寒くも無い・・・ものすごい設備で空調管理をしているとの事でした・・・ハイテク。
かやぶきがいくつかありますが、それぞれ違う地域の職人さんが葺いているそうです。理由はそれぞれの持ち味との事。
この門をくぐり、この旅の終わりとなりました。
という事で無事館内案内ツアーも終了。
元々八勝館という名前だけは知るけど中に入ったことが無い自分でしたので、このイベントは自分にとっては貴重すぎる体験でした。
女将と記念写真を撮らせていただきましたが、女将やはり美人で賢いという
どれだけ前世で徳を積んだのかと言う。
如何に守る事が大変かという事を女将の話から伝わる今回の旅。
もう作ることが出来ないものは積極的に保存できないものかと
思うけど維持管理もと考えると悩ましいなぁ。
また来たいという思いから宝くじを購入。
当たれば予約を入れますよ!!!!
待ってろよ!八勝館!!!
この後、コーヒーブレイクしたいね!の一言から
3人が地下鉄を乗り継いで
コーヒーを美味しくいただく旅が始まります。
ひとつ前のお話はこちら
その後はこちら