今日の人生 / 益田ミリ
なんか仕事とは関係ない面白い肩書きがほしいと言ってたら友達に「オン眉本ソムリエがいいじゃん!」って言われて
その時はうーむって思ってたけど、じわじわとしっくり来たのでひっそりとオン眉本ソムリエを目指そうと思います。ひっそりとね(笑)オン眉はもちろんそのまま見た目です。
本が読みたいなと思った時に、気分によって検索できないのが少しだけもどかしいなとずっと思っていて
検索できないからこそ予想外な出会いがあるのもいいんだけど、「泣きたい」「背筋をピンと伸ばしたい」「わくわくしたい」「刺激が欲しい」とかニュアンスで選びたい時もあって。
なので、ソムリエを名乗るからには、完全に自分の主観にはなるけれど、気分とか、こんなときにいいのでは?みたいな感じで紹介してみよう!と思いました。なにごとも実験。
実験第1号は、益田ミリさんの「今日の人生」
こちらは
ゆっくりとほうじ茶を飲みながら読みたい本
です!なんと抽象的(笑)でもそうなの。
本って言っても文章ではなく4コマ?漫画。全部4コマなわけではないけれど。
何か始めよう!という時というよりは、ゆっくりと普段の生活を振り返りたいという時におすすめ。
凄まじく速い情報社会のなかで、ちょっと足を止めて、自分の半径5メートルあたりをもっとよく見て楽しもうって思える本。
あとは
自己受容したい、自分の機嫌をどうやってとるか知りたい
という時にも良いと思う
自己受容とは、「ありのままの今の自分を受け入れること」です。 アドラー心理学では、この「自己受容」と「自己肯定」を明確に区別しています。 ... それに対し自己受容は、「できない自分」を受け入れてあげることをいいます。 ありのままで生きていくのなら、「できない自分」にも価値があると認めてあげる必要があるのです。
最近、自己肯定感より自己受容が大事かもしれない論争がわたしの周りでは流行っています(笑)
この本は、ミリさんのちょっとしたありのままの気持ちが書いてあって、そんな自分もいるよね、でもそれでいいよねって思えるし、ミリさんの普段の行動から、こんなに自由に自分の機嫌を取れるのって素敵だなって思う。
わたしは一時期「なんちゃって意識高い系」の時期があって、自分がうおーーー!ってメキメキしてるからこそ、人を見下していた部分があるのも否めないというか。
すごく認めたくなくて黒歴史だけど、その時期は無意識にメリットとか能力とか分かりやすく浅い部分で相手を見てしまっていた瞬間があったと思う。
でもある時、元々仲良かった友達が離れたことに気がついて、浅はかなことを考えて人と接している自分にハッとして、そんな奴にはなりたくない!って姿勢を直した時があって
なんかそれを思い出した。
あのとき気づけてよかったなあって。
伝えるの下手すぎてこれで伝わるかわからないけど(笑)そういうことを思い出させてくれる本です。
たまに読み返したい。
あとはもう表紙とか手触りとか、中の冊子の色味とかも最高。
買ってよかった!
おわり。
#本 #読書 #今日の人生 #益田ミリ #オン眉本ソムリエ #ゆっくりしたいとき
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