TABF2021(Tokyo Art Book Fair)の空気
私は、東京都現代美術館で開催するTABFのサポートスタッフとして参加した1人。主に受付やポスター販売、サイン会など幅広く行い、とても充実感のある仕事でした!
結論から言うと、あの空間はコアなアートファンも興味本意で来た方も、対等に馴染めることのできるまあるい雰囲気のあるイベントで温かかった、、🥲
今回、初めてアート系のイベントスタッフを経験したので、作品を取り扱うお仕事や趣味でアートを嗜む人は、「俺・私の唯一無二のセンス味わえ!」と一方的なコミュニケーションのような、強気なオーラを漂わせているという偏見を頭の片隅で抱き、緊張していました(笑)
今回スタッフとして勤務している間でも、お客さんに混じって展示会を見ていたのですが、どのブースの出展者の方々も作品を丁寧に教えて下さり、そのコンセプトの説明をする様子がとても楽しそう。そして、全然一方的ではない!
すごくフランクにゆるっとした空気感で受け入れてくれるので、初心者の私でもその流れに乗ってスルッと世界観にお邪魔することが出来たような感覚。
今日、印象的だったのは、発泡スチロールの家を背負いながら各県に移動する村上慧さんという方の存在や、yuki mikamiさんの文字に見えて文字ではない線のドローウィングのZINEは見れば見るほど引き込まれ、mikamiさんはサイン会を開催していたこともあり沢山お話させて頂いて、スタッフとしてお給料を頂いていいのかと思うくらい館内のブースもじっくり味わうことが出来ました。
会話を通して作品の魅力に惹き込まれ、ただその作品を購入するのではなく、思い出丸ごとにお金を払っているように思い幸せなお金の使い方だなと嬉しさを実感しました。
やっぱり会話が大好きだし、初対面の人とお話するのはもっと好きなんだな〜〜〜と。初めてその方のことを知れる機会で、会話をするにつれて相手のことを知っていく、その知らないものをどんどん知るのが楽しくて、常に新しいことに挑戦しないと枯れるタイプの人間だと再確認した1日でした。
もし、また開催することになり、少しでもTABFに興味ある方は是非行ってみてください!オススメです!