江之浦を歩く🍊
基本的に自転車、それもビーチクルーザーというヘビー級の自転車移動な私ですので、江之浦まで自転車で行ってみようとトライ。
『あぁ、今日も酒匂川は穏やかなだなー』
東海道線の道はだいぶ平坦なので、自転車さえ乗れれば問題なく先に進めます。
お気に入りのコースは、東海道からいっぽん海側に途中からそれて桜並木道をくぐり、小田原漁港内を走るコース。
そろそろお昼なので、もう漁港は今日のお仕事終了モード。この時間のゆるーい雰囲気が港の醍醐味で、すごく好きな空間です。
片道1時間、江之浦までの散策コーススタートです。
本日の目的
・江之浦の地域全体を歩いて知る
・午後の日あたり状況を見て知る
・農地を見てみる
・どんな農家さんがいらっしゃるのか見る
何故に大変なことを承知の上で歩くのか?
それは、歩くことでしか感じられない、目に止まらない、考えられないことが絶対にあるんだと、過去の経験を通して私自身が身にしみて知っているからです。
歩くことでしか見られない景色や、農地の状態をたくさん知れたので、その備忘録としてこれを記録に残します。
午後の1時、この時間でこの日陰。この下には若いみかんの木がたくさん植えられていましたが、きっとこの日当たりはあまり生育環境の観点からしたらよろしくない。
ただ眺めは最高だけどね!
農地の入り口には柵が必ずあるもんだと思ってましたが、けっこう何も対策されてない場所が多い。イノシシ被害が心配です。
こちらもあまり日当たりがよくなさそう。
がっつりワナを発見。こちらも曽我エリアと同様、イノシシ被害が無いわけではないんですね……。みかんもどっさり食べ放題!
これは凄まじい坂道。江之浦への定住は、坂道覚悟でやってこないと。ちな、坂道上りのコツは『後ろ向きに登る』です。
坂道に背を向けて、バックで進むとめちゃめちゃ楽に登れます。ライフハックですお試しください。
この農地いいなー!!上から見下ろした谷っぽいところにみかん畑が広がります。
石積みの農地。ただ少し放置気味な印象を受けました。確かにこの傾斜はなかなか大変なんだろうな。
影は避けられない。日当たり重視なので、午後もしっかり日が当たる場所がいいなーなんて、歩きながらぶつぶつ考えていました。
草刈りしたい。この石積み農地は道幅だいぶ狭いけど、みかん植えられるのかしら?
まだ管理されている方がしっかりいらっしゃる雰囲気。
ハウス栽培を試みたけど、うまくいかなかったんだろうな、という跡地も発見。やっぱりこの地でのハウスは難しいんだな。
伸び放題なみかんの木。江之浦エリアのみかん園に共通していることは、みかんの木が元気に伸び放題!
天高く育ったみかんの木が多く、収穫に苦労するんだろうなーと思ってしまうような木が多い。
ここ、最高!!道もしっかりしていて、景色も本当に素敵!!
刈払機をあぶない使い方で開墾しているおじさん。すごく心配……。農業に限らず、慣れた頃の怪我やトラブルが1番多いと聞きます。
ただ、こういった急斜面な農地って、そうしたあぶないスタイルになってしまわざるを得ないのもわかる……。おじさん、気をつけて!
『おー、このスタイル理想かもー』と眺めならお昼ごはん。歩いて来て大正解!こんな体験、車で色々すっ飛ばしてきたら絶対にできないやつだから!
さて、そろそろ本日の散策ゴールとなりました。感想。絶対に歩いてきたのは大正解!誰に何を言われようと大正解!
今回の散策で、農地だけではなく、この地での私生活面についても色んな考えを巡らせました。この思考は、きっと歩いてみたからこそ出てきたもの。
半日かけて歩いて本当によかった!そして春にまた来たい。
四季ごとに、日当たりの状況や街の雰囲気は変わるはず。新規就農まであと1年と半年。その時間でしっかりこの地を知り、自分でしっかり納得して農地を任せてもらえるよう準備を着々と進めていきたいと強く思いました。
江之浦散策、次回も開催決定です。
時期は春先(4月)を想定しています。その頃には、農地の相談や実際に見学もさせてもらいたいなと思います。
この時間を設けられたことを嬉しく思えました。また次回も楽しみです🍊