弟子屈町奥春別地域の百歳体操&交流会に参加して来ました
こんにちは!
弟子屈町で地域おこし協力隊をしているいきながです😊
私のnoteは全て私の体験をもとにした主観で成り立っています。
弟子屈町に来て、体験したことを通して、感じたり気づいたりしたことを綴っています。
そのため、事実と異なるものもあるかもしれません。
もし情報として間違ってるものがありましたら、コメント等で教えていただけると有難いです🍀
昨年度のお話。
奥春別という弟子屈町内にある地域の高齢者から老人クラブを解散する話があった。
話を聴いてみると、集まりは続けたい、けど経理など老人クラブのルールを維持するだけの人員がいないため、維持していくことが困難になっているとのことでした。
昨年度はまだ私も役場に所属していたので、役場として地域のために何かできないか職員と話し合い、奥春別で高齢者の皆さんとワークショップを行ったり地域ケア会議で色んな方とアイデアを共有してきました。
結果、老人クラブは解散したけど、自分達のやりやすいかたちとして自主サークルを始めることとなりました。
その中で皆さんが若い人との交流を希望していたこと、地域おこし協力隊側としても地域の人との交流の場を求めていたことから、なかなか協力隊は体験できない百歳体操と高齢者の皆さんとの交流の場を設けることとなりました。
地域おこし協力隊は現在13名。
その中で7名が今回参加の声をあげてくれました。
当日2人が体調不良で実際は参加したのは5人でしたが、個人的には沢山の協力隊員が興味を示してくれたことがとても嬉しかったです🥰
みんなで画像をみながら重しをつけて運動中。
その後、皆さんに用意していただいた焼きそばや持ち寄りのおかずをいただきました。
酪農家さんから搾りたて牛乳も🥛
ホットプレートで焼きそばをみんなで作りながらは楽しいです🎵
そして、私は持ち寄りおかずが美味しくて
なかなか焼きそばまで行きつかず💦
実はお野菜全て自家製とのことで。
美味しいわけです😋
奥春別の方々は親世代が開拓者としてやってきていて、そのままずっと奥春別にいる方が多いそう。
昭和31年まで街灯がなかったそうで、ついたときには眩しすぎて驚いたそうです。
当時は今のように道が拓けてなく、細い道を歩いて枝に手拭いが引っかかって落ちても、熊が怖くて拾って帰れなかったそうです。
小学校は歩いて10キロ。
片道1時間以上かけて歩いて、雨の日も雪の日も休まず皆勤賞だったそうです。
家だと労働力として働かされていたため、学校が楽しかったから休もうと思わなかったそうです。
想像しただけでも、今とは到底違う生活。
兄弟姉妹が14人いるところもあり、大家族が当たり前。
子どもを取り上げるのは旦那さんの仕事。
お産婆さんが間に合わないことの方が多かったそうで、近所の人と自分達でなんとかやっていたと。
便利になりすぎて、自分達でなんとかやっていくという腹の括り方はできてないなぁと。
でも、変わらず医療は手薄な弟子屈。
お産婆さんはいない。
一番近い産婦人科は中標津。
ハイリスクだと釧路に転院させられる。
昔のような近所の繋がりがなければ、途端に心許ない町となる。
逞しく生きて来た先輩方の話を聴き、私もその姿から、生活から学んで弟子屈町民として生きていきたいなと思った一日でした。
とにかくお野菜料理がおいしかったので、今度教えてもらいに行こうと計画中😁
沢山のお宝溢れる人々のいる弟子屈町。
これからも学ばせていただきます🙏