コネないマントウ
「マントウが食べたい!」ホームメイドで作った餃子の皮が思いのほか容易でモチモチにできたことへ満足した母はそう言った。私もマントウについて調べ出した。マントウも(餃子の皮も)実際にはよくコネた方が良い。それは分かっていても、コネないパンを探究している私(億劫なだけだが)には、マントウも(コネないのはマントウじゃない!と言われればそれまでなのだが)コネないで作れるはずだ!とこれまでの知恵を総動員して作ることにした。材料は家にあるもので、気軽に作りたい。強力粉はこれで作ったパンやクッキーの食感が好きだと分かったので最近はできるだけ常備してある。ついで、パンを作れるようにとドライイーストも常にある。レシピを調べれば大抵載っているベーキングパウダーはない。ということで、1番材料が少なそうなマントウのレシピを調べ、ベーキングパウダーなしで作ることにした。晩御飯を食べ終わってから薄力粉と強力粉、砂糖とドライイースト、塩、油を測って容器の中でぐるぐると混ぜる。そのまま冷蔵庫へ。翌朝には容器いっぱいに生地が発酵している。整形し、2次発酵させ、蒸し器へ15分。ふわふわのマントウが完成した!お砂糖の量や油の種類、成形方法にはまだ改良の余地はありそうだが、私とマントウの距離は随分と近づいた。
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