"女子旅"1泊2日熱海編
まえがき
見事に熱海にハマり込み中の私は、ついに友人達も巻き込んで再訪した。
スケジュール
初島
今回のメインは「初島」である。熱海港から船で30分で行けるらしい。都心から最も近い島とも言われている。船は自由席なので早い者勝ち。1階の背もたれある椅子ゾーンがおすすめ。
島に着くと早速看板がお出迎え、そのまま左方面を歩くとまもなく食堂街に辿り着く。
2食丼をいただいた。美味し過ぎて夏バテ気味のテンションが吹き飛んだ。おじさんが1人でまわしているお店だった。そのときは1番空いていたけどレトロな雰囲気で居心地良かった。
食べた後は、食堂街目の前の海に入る。初島には砂浜がない。岩場ばかりである。足元は大変滑るのでマリンシューズは必須。あと波が強いのでオシャレな水着よりもラッシュガードなど全身装備した方が何も気にせずに楽しめるかもしれない。
海水浴は島の看板近くでも可能だ。そちらの方が波も穏やかでファミリーが多かった。子どもたちのほとんどがゴーグル装備でお魚を見つけるたびにはしゃいでいた。和んだ。心がとても浄化された。
海の中を満喫した後は、20分ほど散歩してお風呂屋さんへ。超さっぱりした。
お風呂後も散歩しながら初島を楽しむ。R-Asiaにはたくさんの映えスポットがあった印象。なぜ黄色を推しているのか聞いておけば良かった。
ennova
島を満喫したあとは「ennova」というアートバー&ゲストハウスへ。
ここは友人が「行ってくれそうな友達いないからぜひ体験してみたい」と見つけてくれた宿である。確かにこういう形式の宿は人を選ぶかもしれない。旅行に豪華さを求める人や潔癖症の人にとっては選択肢に挙がらないだろう。ドミトリーシェアハウスを経験済の私からすれば何の抵抗もなかった。むしろ、観光地でBARのある宿でドミトリー泊なんてワクワクしかしない。ほかの宿泊者と仲良くなれたら嬉しいなあと思っていた。
せっかくなので夜ご飯はその宿のBARで過ごした。イチオシメニューはタコライスである。めっちゃ美味しい(語彙力)し、かなり食べ応えがある。ほかのおつまみも美味しいので誰かとシェアすると色々楽しめるかもしれない。
店員さんは、頼もしくてフレンドリーなオーナーままさん、元小学校教員のお兄さん、偶然大学が同じだったお兄さんの3人。熱海のおすすめスポットを教えてもらえた。個人的にはオーナーの年子ブラザーズとのカードゲームが楽しかった。ああいう適度な距離感でいろんな大人と関われる環境ってステキだと思う。実際、年子ブラザーズは一切人見知りすることなく次から次へと最近のカードゲームをいくつも教えてくれ、ともに楽しんだ。
次回は1人で行ってほかのお客さんとの交流も楽しんでみたい。
サンバード
2日目も見事な猛暑。バスを駆使して熱海サンビーチへ向かう。そこから徒歩1分もたたないカフェ「サンバード」で、アイスコーヒーとともに念願のプリンアラモードを食す。最近スーパーでお高いりんごや普段そんなに食べる機会のないホイップクリームの甘さ、甘過ぎないプリンを程よい固さで味わう。甘党にとっては幸過ぎる朝食であった。
カフェでエネルギーチャージした後、友人は元気に海の中へ入って行った。私は岩盤浴ならぬ砂盤浴を存分に感じながら、もう1人の友人と将来について語ったりおだやかに読書を楽しんだ。
あとがき
誰かと一緒に行く熱海も素晴らしい。
まだ開拓し切れていないから、今後も何度も訪問すると思う。