叩きすぎると自分の首を絞める?首相退任から考える、私たちの責任
いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletの迫頭です。
前回は「オンラインコミュニケーション 桃鉄のすすめ!」を書きました。
コロナ禍でリアルコミュニケーションが減っている今、補完するものとしてSwitchで桃鉄オンラインはどう?ってゆるい話ですw
読んでらっしゃらない方は是非どうぞ!
https://note.com/_amulet/n/n5facc81a2a30
今回は打って変わって堅い話です。
今月の頭に、菅首相が総裁選に立候補しないというニュースが出ました。
また短命な政権運営の再来かと安倍首相以前の政治のことを思い出しました。
当時は国際社会から
「日本の首相って誰だっけ?コロコロ変わるから覚えれないよ」
と皮肉を言われてましたね。
次期総裁選不出馬のニュースに対して街頭インタビューでこんなコメントがありました。
「誰も直面したことのない事態の中、舵取りしてて、あれこれ言われてちょっと可哀想でしたね〜」
と。
妙に納得してしまいました。
私はこのコメントについて思うことがあります。
SNSの発達が助長しているようなところもありますが、ひと昔前に比べるとあまりにも叩きすぎでは?と思う場面が増えました。
メディアでの取り扱いも同様です。
政治家は国民から選ばれた方々なので、批判があっても仕方ないと思います。しかし政治家も人間ですから批判されたらヘコむだろうと。
正直、今の世の中で矢面に立つ仕事をしたいと思う人ってどれくらいいるのだろうかと危惧しています。
最近ではいろんな団体がトップ選びに難航する場面が増えました。
この理由には少なからずこういった問題が影響しているように思います。
少し話は変わりますが、小学校教員の倍率が過去最低というニュースがありました。
倍率の中身を紐解くと、年配の先生方がたくさん引退することで募集数は増えていますが、一方で応募数の減少が倍率に大きく影響していると報じられています。
教員になりたいと思う人が減っているのは由々しい事態です。
教員はブラック企業などと揶揄されることも多く、単純に労働環境がよくないことも一因でしょうが、他にも理由があると思います。
学校の先生をしている私の友人からは、父兄の話をよく聞きます。生徒だけではなく、親御さんの対応にも神経をすり減らしているようです。
こちらも叩かれすぎて精神的に病んでしまう方がいらっしゃいます。
政治家も教員も、今の世の中が続けばなりたいと思う人が減り、倍率が下がり、質の低下だって起こる可能性があります。
※すでに起こっているとも思いますが、、
政治も教育も質の低下は国全体に影響する重要な問題です。
優秀な人であればあるほど、仕事を選べるのですから、わざわざややこしい仕事を選ばないと考えるのが自然です。
外野だと思ってヤイヤイ言っていることが、回り回って自分のクビを締めることになりかねません。叩きすぎることの弊害も考えておくべき時代。自分も感情的に発言してしまうことがありますので、
自戒の念をこめて今回のブログを締め括ろうと思います。
次回は、デキる学生の共通点について書きます。お楽しみに。
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