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森の映画祭🎬イベントレポ後篇

こんばんは!

7月オールマンスで開催されていた森の映画祭、7月31日をもってイベントは終了となりました。
森の映画祭🌿イベントレポ前篇に引き続き、後篇には実際に参加し、心に残った4つのイベントをレポートをします(お先に前篇を読んでいただけると幸いです)。

一言でいうと、本当に参加してよかった。
森の映画祭のリピーターが多い理由がとてもよくわかりました。
来年もきっと参加すると思います。忘れられないもの。

(しかしながらレポートのなので正直なことも書いています。悪しからず)


ショートフィルムナイト全4回

1番私が参加したかったのがショートフィルムナイトだったので、4回すべて参加させていただきました(ほとんどが日曜開催だったのでとても助かりました)。

文字通り、ショートフィルム(30分以下)4~5作ほどを、Zoomウェビナーで森の映画祭実行委員会の画面を共有しながら鑑賞する、というものです。

個人的にショートフィルムは、たまにSHORTSHORTSを覗く程度で、連続でみることはほとんどなく。
7月は毎週ショートフィルムを見て、なんだか映画通になれたような気がして嬉しかったです(笑)

Zoomの画面共有なので、スムーズに進まないことも。
委員会のせいではなく、見ている側の通信環境が悪いと当然映像が乱れたり音声が飛んだりしてしまいます。巻き戻すことはできません。
私は何度か映像がかくかくしたり(オープンチャットでは誰も言っていなかったので、おそらく私の問題)自分の都合で数分見れなかったりしました…

当然オンラインイベントを運営する側になったら、Wi-Fi環境は死守しないとと感じました。


スナックよぞら『森の映画祭スタッフとお酒を飲もう』

スナックよぞらも、「森の映画祭スタッフ」、「Filmarksスタッフ」、「森の常連客のみなさま」、「短編映画監督のみなさま」の全4回。
私は森の映画祭スタッフのみなさんとお話する回に参加しました。

こちらもZoomで開催。

メインルームに集まった参加者たちを、森の映画祭スタッフが手動でブレイクアウトセッションで決められた部屋ごとに分けていきます。

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(イメージ)

参加者たちを全員共同ホストにすることで、どの部屋も自由に行き来することができます。
私は4月・5月の新卒研修ではZoomを使ってグループワークをしていたのですが、Zoomのブレイクアウトセッションで部屋移動する方法はないと思っていたので、この発想には脱帽しました。すごい。

私は好きな映画を『アイ・アム・サム』と答えたので、「洋画好き」の部屋に振り分けられ、実行委員会代表のサトウダイスケさん+参加者のみなさん4人でお話していました。

初対面の人とZoomで話すってどーやんだ?!こわ!と内心思っていたのですが、実行委員会の方々のファシが素晴らしかったので、こちらは全く困ることはなく。

正直相手の顔も自分の顔もよく見えるZoomでのコミュニケーションはあまり得意ではなく(全員の顔色見えちゃうし何よりいつ喋っていいのかよくわかんない)、参加前は、緊張…知らない人、怖い…とか思っていたのですが(笑)だんだんと打ち解けていきました。お酒も入っていましたし。

年齢も性別も関係なく、「映画が好き」というだけで話って盛り上がるものなんだな~と感動しました。

何より、サトウダイスケさんに直接、監督された作品『近すぎるのに遠い、だなんて。』の感想を伝えられたことが大きい。

正直、本当に心に刺さる作品って貴重だなと思っていて。
自分の今置かれている状況で共感するポイントって全然変わってくるので
この作品はそのときの自分にものすごくマッチしたんですよね…

もう作品の感想とか書くとだらだらしてしまいがちなのでもうやめにしますが笑
たまたま作品をみた次の日のスナックよぞらでサトウさんとお話できたので、私の熱量は高いまま感想を伝えることができました。

2時間ほどまるまる参加したのですが、本当にあっという間でした。
あ~ほかの会も参加したかった。。悔やまれます。


“とある長編映画”の公式同時鑑賞会

こちらは全3回。私は第2回目の『君の名前で僕を呼んで』の会に参加しました。

先程のショートフィルムナイトとは違い、運営側で画面共有するのではなく、各々がその映画のDVDを用意するやら配信サービスを利用するやらして事前に準備し、時間になったら一斉に流して鑑賞する、といったものです。

ずれてしまうとLINEオープンチャットで話の流れに乗れなかったりするので、1秒を争う勝負でした…(私は配信サービスでレンタルしたのですが始まってすぐWi-Fiが死んで泣きました…一度見たことある作品だったのでオープンチャットを頼りに合わせましたが)。

映画が始まる前から、オープンチャットはとても賑わっていて、始まってからも実況するようにLINEの通知が鳴り続けました。

ここで私が感じたのは、オープンチャットでは言えることが限られる。正直。そりゃそうなんですけれども。

私の場合は、ですが、作品の疑問や深い考察など言語化するのに時間がかかります。

オープンチャットでは多くの人がいるので、そこに疑問を投げたらきっと誰かが答えてくれたり、後々のアフタートークで拾ってくれるかもしれないのですが(スルーされる可能性ももちろんある)、オープンチャットに書いたところでもう話題は次の場面に言っていることがほとんどで。

疑問点を共有するのなら、少人数で話すべきだなとは思いました(たまたま会社の先輩が参加していたので私はオープンチャットではなく個人で話してしまったり)。
『君の名前で僕を呼んで』は、想像を膨らませる場面が多かったので余計に感じました。

先輩がとてもよい感じにまとめてくださってるので引用します。

でも、大勢が同時に鑑賞しながら同時に実況するって、映画館や屋外では難しいことで、オンラインならではの良さをうまく使っているなー、巧みだなー、と勉強になる設計でした。

屋外でもオープンチャットはやると思う、とおっしゃっていたけれど、屋外でやるとしたらどうなんだろう。
大きなスクリーンを前に、まわりがスマホばかりいじってるのもちょっとな、とも。個人的に鑑賞中の実況は微妙な気がします。


80年代に夢見た世界?バーチャルな“バーチャル映画談義”へようこそ

こちらは、clusterというソフトを使ったトークイベント。
SF映画がテーマになっているバーチャルイベント…!本当に粋ですねこの企画は…(笑)

clusterを初めて使うので、運営側のおっしゃるとおり30分前に準備開始。

でも、clusterが思ったよりもムズカシイ…!!

私はプライベートのPCは少し古めのMacbook Airを使っていて、そのせいもあってかソフトが重くて動きが遅い遅い。。

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操作方法もよくわからず近づいてみますが

よ、よめない、、、、!!

(私はデジタルネイティブのはずなのに…)間に合わない!と焦って急いでiPadで接続し直しました。

オープンチャットでもclusterの操作方法に戸惑ったり、接続できなかったりで参加できませんでしたという声がありました。

私も40~50代が集まるZoomでのイベントをしたことがありますが、接続できないトラブルって本当に多いんですよね。
このような慣れないプラットフォームでイベントをやるときは、マニュアルを作成し、接続ができなかった場合のサポート体制も万全にしておかなければいけないなと学びました(森の映画祭を批判しているわけでは決してありませんよ!)。

clusterでのイベントは本当に新鮮でした…。
バーチャル空間、歩いているだけで楽しい…。
(本当はてくてく歩いているところを録画したので載せたかったのですがやり方がわからず涙)

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▲おもむろに飛んでいるわたし(まわりも飛んでいる…?なんでだ…?笑)

このバーチャル空間、未経験にもかかわらず代表のサトウさんが0からつくったとかなんとか…素敵ですよね…

▲このツイート大好きです😂(笑)

clusterのいいところは、このわくわく感だけでなく、反応を示しやすいところ。

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下の「コメントを入力」すれば、左上に表示されますし
下のいろいろなマークを押すと気軽にリアクションをとれます。
拍手をしたり、指笛を鳴らせたり、ジャンプすることもでき、わたしはリアルよりも大胆にリアクションとっちゃいました(笑)

バーチャルだと全然恥ずかしくないので、好きなタイミングで「ひゅ~~~~」といえる感覚がいいですよね。

このような機能をフル活用して、トークイベントは大盛りあがり!
SF映画は個人的にはそこまで詳しくないので、ニッチな作品を知れるいい機会になりました。


まとめ ~1ヶ月間を終えて~

7月1日のオープニングトークから始まり、クロージングまでお付き合いさせていただきました。現在7月31日23時26分。

クロージングで、サトウさん、ちばさんがおっしゃっていたのは、刹那性を大切にしているということ。

「非日常は非日常であるべき」という、ちばさんの言葉を聞いて、いろんなことが腑に落ちたんですよね。

毎日レコーディングはしているけれどトークやショートフィルムのアーカイブは残さないこと、長編映画の1秒も巻き戻せない仕組み、23時59分になったらあんなに更新していた日替わりnoteも賑わっていたLINEオープンチャットも閉じてしまうこと。

ショートフィルムナイトで出会った作品をすべてもう一度見ることはないだろうし、スナックよぞらやオープンチャットで出会えた、名前は知らないけれどあのとき確かに通じ合った人々ともきっともう会えない。

スナックよぞらで出会った多くのリピーターたちがまた森の映画祭に導かれるのは、そのような刹那的要素が散りばめられているからなんだなと。


さらには1ヶ月、細く長く実施していたから、ファンをつくり、またファンがファンをつくるといった話は非常に興味深かったです。

1つのイベントに限った話ではなく、ブランドのファンを育成することも結局そうなんですよね。
すぐに好きになってもらうことなんて少なくて、ブランドを知ってもらってから、徐々に距離を縮めていくしか方法はなくて(恋愛だってそうですよね)。
なんだかそれを改めて体験できたなと思います。

本当に終わってしまうのか、森の映画祭。嗚呼悲しい。わたしもとっくに森の映画祭ファン。

運営のみなさん、本当に1ヶ月間お疲れ様でした!

またね、

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