森の映画祭🌿イベントレポ前篇
こんにちは!トライバルメディアハウスの草野朱音(くさのあかね)です!
初めてnoteを公開したとき、これから頑張って書き続けてくぞー!と意気込んでいたものの、早2ヶ月が経とうとしています…久しぶりすぎてふりがな付きで名乗っちゃったよ。反省。
文章書くことは嫌いじゃないので、これからも細々と続けます。
今回は、絶賛開催中の「夜空と交差する森の映画祭」について。前篇と後篇に分けてレポートしていきたいと思います。
「森の映画祭」とは?
▼HP
「夜空と交差する森の映画祭」は、大切な人と穏やかな時間が過ごせる野外映画フェスです。オールナイトなので、朝まで時間はたっぷりあります。森の中を歩きながら、映画を観て、感想を言い合ったり、美味しい食事を味わったり、キャンプを楽しんだり、普段はしない話をしたり、少し寝たりして思い思い過ごすことができます。(引用:「夜空と交差する森の映画祭」公式サイト)
でも、今年は新型コロナウイルスの影響で野外フェスはおあずけに。
代わりにオンラインで映画フェスを行うという新しい試みをしています!
このイベント、とにかく熱量を高めるためにいろんな仕掛けがされているんです。
「森の映画祭2020」のここがすごい!を映画とイベントが大好きな新米マーケターが解説していきます。
世界観「またね、」がすごい!
森の映画祭の第一のすごいポイントは、世界観を徹底して守っていること。
以下のストーリーを軸にコンテンツが考えられています。
夜空の先から、家で待つきみへ―
「惑星旅行は初めてかい?」
ヒゲの似合うその人は優しく言うと、
つやめく夜空へのパスポートに星屑入りの大きなハンコを押した。
その星に着いたらそこからは汽車で移動だ。
「もし汽笛が聞こえたらねがいを祈るのだよ
汽車はねがいを集めて、銀河に希望をちりばめているんだ」
転移ゲート前に佇み、後ろを振り向く。
「またね、」
ぼくの住む星に別れを告げ、先に進んだ。
ポケットに長いフランスパンを1本つめこみ、
首には赤いマフラーをくるっと巻いて、
あの日にもらった、 甘いにおいのするカステラを想う。
ぼくのからだが、まばゆい光に吸い込まれていく。
いつかまた出会えるとねがって、
銀河の果て、みちなる遠くの世界へ。
きみに銀河中のおみやげを贈りたい。
銀河の果ての旅先で、きみを想いながら手紙も綴ろう。
ぼくがきみの知らない街に銀河で出逢う間に、
きみはぼくの知らない時に出逢う。
旅が始まる。帰ったらおやつでもたべながら、
一緒に知らない街や時のはなしをしよう。
絶対にまた逢おうね。(引用:「夜空と交差する森の映画祭」公式サイト)
え~~素敵!(語彙力…)
映画が好きな人って、こういうしっかりストーリー性あるものにきゅんとする人多いと思うんですよ。
よく考えられてるな、ロマンチックだな~~、、
お手紙 × オンラインイベント の手法がすごい!
いつもの映画祭と大きく異なるのは、「お手紙」という手法。
いつかまたみんなで集まれる日を願いながらも、森の映画祭を楽しみにしてくださっているみなさまと、そして自分たち自身が何をできるのかを考え、今年の会場は“おうち"としました。7月の一ヶ月の間、全五回のお手紙を通して物語をご自宅までお届けし、お手紙と連動したさまざまなオンラインイベントをお送りしていきます。(引用:「夜空と交差する森の映画祭」公式サイト)
7月18日現在、3通のお手紙が届いています。
▼お手紙
▼お手紙以外にもこんなものが。カワイイ…
また、こんなことも公式サイトには書かれています。
手紙には、惑星で出逢った住民とのやりとりや、
惑星ならではのたべもの、
そしてそこで思い出したきみとみた映画のことが綴られる。
手紙は旅路のなか送られ、
手紙を追う形できみは1ヶ月に渡るぼくの旅を知る。
手書きのお手紙をもらうことで(さすがに直筆ではありませんが)、参加者はどんどん「ぼく」に愛着が湧いてきます。
いつの間にかお手紙が届くのが楽しみに。
オールマンス開催がすごい!
▼7月の惑星旅行のスケジュール
(引用:「夜空と交差する森の映画祭」公式サイト)
ほとんど毎日、イベントが開催されています。すごくないですか?
コンテンツ力が半端ない…と感激しておりました。
映画上映を始め、スタッフさんと一緒にお酒を飲んだり、ヨガをしたり、お料理したり、バーバリウムつくってみたり…え、たのし、い…笑
お手紙は届くし、毎日なにかしらイベントがあるし、毎日映画祭のことを考える時間が自然に増えていきました。
LINE オープンチャットがすごい!
「森の映画祭2020」は公式のオープンチャットが用意されています。
ここがとにかく優しい世界なんです…
1人1人に了承を得ることは難しく、お見せすることはできないのですが
お手紙が届いた報告だったり
映画上映中で盛り上がったり(仕事で見れなかった…これだけが悔やまれる…)
作品の考察を言い合ったり
なんと、上映された映画のキャストの方が登場しちゃったりなんかして、非常に距離が近い!彼ら彼女らに直接感想を伝えることも可能なのです…これは熱量あがりますよね…
運営側としては荒らされる心配もあったとは思うのですが、私が見たところはまったくそんな様子はなく。見ているだけでほっこりします。
私もちょこちょこ参加したり見る専に徹したり気分に合わせて変えています。
Twitterがすごい!
運営はLINEのオープンチャットだけでなく、Twitterでも発信を推奨しています。
ここ1ヶ月の合計ツイート数は1000件を超えています。
※ブームリサーチ調べ
実際、私もハッシュタグをつけて何件かツイートしましたが、多くのツイートに運営側からいいねをいただいていて
発信する側としては思いが届いた感じがして嬉しかったですね。
このハッシュタグのおかげで、ショートフィルムナイトの日、私が映画アカウントでつぶやいたレビューが監督さんの目に止まり、RTといいねをいただいたり
なんと森の映画祭実行委員会代表、サトウダイスケさんに反応をいただけたり!
これは本当に嬉しくてテンション上がりました…
ちなみに今回はTwitterだけを取り上げましたが、公式Instagramも、冒頭で載せたnoteも素敵。noteなんて毎日更新されているので(これも本当すごい)、ぜひチェックしてみて下さい。
前篇まとめ
とにかくオンラインならではのよさが詰まっている森の映画祭。
運営側と参加者との距離が近く、参加者同士でも熱量が高まるような仕掛けがなされています。
ちなみに本日(7月18日)のプログラムは
・おみくじ
・とある長編映画の公式同時鑑賞会②
・アフタートークラジオ(ゲストはなんとカツセマサヒコさん!)
本日はすべて参加できます~!♡
ちなみにこの間の同時映画鑑賞会(『シング・ストリート 未来へのうた」を時間ぴったりに一斉に視聴するイベント)は仕事で参加ができなかったのですが、30分ほどスマホを見ないでいたら、なんとオープンチャットには100件以上のメッセージが!
あの日よりオープンチャットの参加者は増えていますので、今日はさらなる熱量が期待できます。
今日もすごく楽しみです。
後篇は私が実際に参加したコンテンツをレポートします。お楽しみに!