新時代のための「心の断捨離」
これを書いている時はもう2023年も残すところ1ヶ月を切りました。これから大掃除を考えている方も多いかと思いますが、そんな時期に「心の断捨離」なるものについてふれてみたいと思います。これをすることで自分が本来進みたい未来とか、自分だけの心地良い生活が見いだせるヒントになればと思います。
例えば、こんな方いるでしょうか。
何か新しい事を始めたいけど何をしていいかわからない
今の生活を変えていきたい気持ちがあるのだけど、どう改善したら良いかわからない
毎日忙しくしているけど、本当はもっとゆとりを感じた生活にしたい
最近、周りが変わりの人々が変わり始めているように見えるけど、私は変わっていない気がして時々焦る。
などなど何か変わりたいけど、とっかかりの見えない方に是非とも読んでいただければと思います。
物の断捨離
部屋を片付けるのに「断捨離」という言葉が一般的に使われるようになりましたが、一昔前なら「部屋の片付け」とか「整理整頓」とかいう言葉だったでしょうか。私なりの効率的な断捨離方法を以下のように考えています。
【私の断捨離手順】
1.初めに「いる」「いらない」を決め、いらない物は捨てる・売る・誰かにあげる2.「いる」物だけになったら、その物の定位置を決めてそこに規則的に並べてしまう。
3.新しく物を買う時は新しい「考え方・視点」を自分にインストールしてから購入を検討する
とてもおおざっぱに言うとこんなイメージで断捨離をするようにしています。(とはいっても、私も毎回こんなに上手くはできていませんが)
他にも断捨離方法は色々あるかもしれませんが、私はこの流れにこだわります。
なぜなら
1.ひとつの箱が山盛りに物で溢れていたら、どうしたって他に物は入りませんから。
2.今自分に必要な物なのか、別にいらないのになぜか放置されているのか分からないと、使わない物までまたしまって整理したことにはならないかと。ちなみに、仮に捨てるか考えている途中の物は「いったん考え中箱」があるといいかもしれませんね。それはある一定の期間を設けて、最終的には捨てるのか、適切な場所に保管するのかを決める。そんな感じでしょうか。
3.これらが終わって一旦整理できたら、今後また同じく物で溢れかえる状況にならないように、物の購入前にじっくり検討したいですよね。
では心の断捨離は
文章の前段でもお話したとおりですが、自分も「何か変わりたい」みたいなことは感じるけど、どうしたら?という方は是非ともこの物の断捨離に置き換えて考えてみるのはいかがでしょうか?
【私の考える心の断捨離手順】
1.物ver.初めに「いる」「いらない」を決め、いらない物は捨てる・売る・誰かにあげる→心ver. 自分の固定概念、「こうでなければならない」みたいな意識、自分の中の苦手意識、恐れの意識、周囲に気を使いすぎる姿勢、歳だから、忙しいから、母だから、男だから、親が言うから…など。もしかしたらいらなそうな考え方を例に挙げてみました。この「いらない」内容はもちろん人によって全く違います。これらを自分の中で発見できたら、迷わす捨てるのです‼️ここは物と違って誰かに売ったりあげたりしないで、キッパリとゴミステーションに捨ててください。自分の中で違和感のある言葉や自分にプレッシャーを与える考え方は基本的に捨てるイメージです。出てきた都度すぐに「ポイ」です。
2.物ver.「いる」物だけになったら、そのものの定位置を決めてそこに規則的に並べてしまう→心ver. 1をやって少し嫌な考え方が何かわかったとしたら、次に
・本当に自分が望んでいることは何なのか
・自分はどんな時に楽しいとか満ち足りた気持ちになるか
・どんな人と関わって行きたいのか
・どうやってこれからの時代を生きていきたいのか などなど
できれば何かに書き出すこと。これは本当にゆっくりと自分だけの時間を持って時間をかけてする必要性がありそうです。時間をかけるというよりは「そんな簡単に明文化出来ない」という方も多いと思います。
簡単に明文化できない理由・・・それは今までの「何かが一番」と決まった社会体制の中では自分が考えずとも誰かが代表的な形を示していてくれたので、あまり考えて来なくても簡単に生きてこれた。そして学校でも「一つの答え」がいつでも存在していた。それで当たり前の世界となっていたので、「本当の自分が望んでいることにフォーカスする」という概念があまり育たなかった。元はその概念があったのに、何かのせいで途中で押しつぶされてしまった。だからなかなか明文化までは難しい作業だと思います。だからそこに不安を抱かず、時間をゆっくりけてもいいので素直に自分と向き合って考えます。
3.物ver. 新しく物を買う時は新しい「考え方」を自分にインストールしてから購入を検討する→心ver. 2のことから大体自分の考えがまとめられたなら、それが今現在あなたが「大切にしていきたい自分の考え方」になると思います。それを基礎として、周囲との関わりを考え直したり、自分の行動を俯瞰して見つめ直したりできるでしょう。それが少しずつできるようになると、見える世界も変わってきやすいし、進む未来は自分の望む方へ変わっていくかもしれません。
色々書きましたが、結果としてこの3つに共通する点は
「徹底的に自分を自分で見つめる作業」なのです。
今までの時代は「徹底的に周囲に歩幅を合わすこと」だけに必死でした。これからはある意味真逆の考えがスタンダードになって行くでしょう。真逆の考え方ですが、ここから考え方や行動が変わって、自分らしい生き方になった人から「誰かを助けたい気持ち」とか「誰かのために何かしてあげたい気持ち」が自然と湧いてくることもあると思うのです。これは忖度なしの純粋な気持ちです。
「無くす」ということ
「断捨離」という字は全て無くすという意味合いが強い言葉ですね。
「断」・・・たつ。たちきる。やめる。さだめる。きめる。決定する。
「捨」・・・すてる。不要なものを手放す。すてる。放っておく。あきらめる。
「離」・・・はなす。はなれる。わかれる。
(漢和辞典オンラインより)
こう見るとなんか切ない言葉ばかりで悲しくなりそうですが、結果として何か新しい変化をするためには何かを無くすところがスタートなのだということではないでしょうか。
誰かのせいにするのではなく、誰かに頼るのではなく。
まずは自分の内に向き合って、不快な考えを手放すことが新たな道へ進むための初めの1歩でしょう。
一人では難しいことも
自分のことを俯瞰するのはかなり難しい作業だと思っています。なかなか一人で考えても無駄に頭の中がぐるぐるしてしまうだけで、結局何をしたらいいのか・・・
となることももちろんよくあります。そんな時は周りの本当に信頼している人やアドバイザーなどを活用することも一つの手だと思います。
これはちょっとした宣伝になってお恥ずかしいですが、私もホロスコープや数秘の観点や、このような「考え方の整理術」などをご提案できるかもしれないですので、必要と思っていただいた方は公式ラインまでメッセージください。
今日も長い文書となりました。ここまでお付き合いいただきありがとうございます。