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하자센터 (Haja center)と노리단(noridan)

数年前、ソウルにあるハジャセンターを訪れた。
ハジャセンターはソウル市と延世大学が運営する青少年センター。

この時の目的は土壁と土から作るアースオーブン。


カイル・ホルツヒューター(左官職人)によるレクチャー。

何日かかけて重なり合っていく土の美しさに目を奪われた。

単調だった壁から
下塗りして
素材を合わせて
完成間近のとき
デザインも学生たちと共に

フィル・キャッシュマンによるアースオーブンWS

時には手足を動かしながら楽しく、時には対話を大切に自分とみんなとのつながりを大切にしている様子が印象的だった。

土からこねる
土台を作って
ベースをつくって
何層も
何層も重ねていく
煙突付きのアースオーブン

以下はハジャセンターで行われているプログラムや活動の一部

屋上菜園
지렁이집ーみみずの家
コンポスト
목화학교ー綿の学校
洋服のexchange
seed library
book library
毎新月に開催されるmoon festival

この月は
学生たちのライブ
食材・雑貨の販売
小学生による動物愛護のブース
等々

ハジャセンター(하자센터・Haja center)で印象的だったこと

韓国でよく聞く“先生(선생님・ソンセンニン)”や“お兄さん(오빠・オッパ)” “お姉さん(언니・オンニ)”という呼び方が耳に入ってこないこと。 
学生の子達に「ハジャではオッパやオンニって…(하자에서는 오빠나언니는 …) 」と問いかけようとしたら「ないよ(없어요) 」と即答だった。

この場では性別や年齢で差をつけない平等な関係を大切にしていて、それぞれが自分が呼ばれたい愛称でよばれているそう。

ノリダン(노리단・noridan)のこと

日韓交流の活動をしていた10年ほど前、廃材や身体を楽器やオブジェにしたパフォーマンスで世界各国を講演するノリダンに注目していた。

今は講演やパフォーマンスから切り替わり、ソウル郊外で場の運営をしているノリダンもハジャセンターから誕生したと最近知って驚いた。

圧倒的なパフォーマンスが魅力的で実際に目にしたいなと今でも思う。


cafe suッkara (카페 수카라)

ソウルを訪れたら訪れたい場所の一つ、cafe suッkara (카페 수카라)。
(惜しまれながら2021年2月に閉店。)

食事もお店の雰囲気も想いも心魅かれる場所。
この渡韓の際にエディブルスクールヤードのつながりでオーナーのスヒャンさんから話を伺う機会をいただけた。

エントランス
在来の種たち
店頭では土嚢袋栽培

言葉をしたためながら想いを馳せる。

会いたい人に心の赴くまま会えること。
行きたい場所に心の赴くまま行けること。
食べたいものを心の赴くまま食べられること。
自分が自分らしくいられること。

あたりまえのように過ごしている日常が健やかに続きますように。

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