見出し画像

もっと簡単にFLUX.1で遊ぶメモ

このメモを読むと

・FLUX.1での画像生成を試せる

検証環境

・OS : Windows11
・Mem : 64GB
・GPU : GeForce RTX™ 4090
・ローカル(pyenv+venv)
・python 3.10.12
・2024/8/M時点

推奨環境

・Mem : 16GB 以上 
・GPU :  16GB 以上
 もしくは
・Mem : 32GB 以上 
・GPU :    4GB 以上


FLUX.1

画像生成AIの火付け役 StableDiffusion開発陣が新たにチームを立ち上げ作成した、様々な性能が向上している最新モデル。
下記の前回記事と扱う内容はほぼ同じですが、もっとお手軽な環境構築方法がありました。

試してみましょう!

事前準備

ComfyUIを使って作業を行うため、まずはこちらを導入します。
とても簡単です。

環境構築

とても簡単です!

1. 追加ファイルのダウンロード
 こちら(Hugging Face) から下記をダウンロードします。
 ・flux1-dev-fp8.safetensors (17.2GB)

2. 追加ファイルの格納
 ダウンロードしたファイルを下記の構成で格納します。

ComfyUI
     └─ models
               └─ checkpoints
                         └─ flux1-dev-fp8.safetensors

3. 画像のダウンロード
 こちら から画像をダウンロードします。

完了です!

FLUX.1を動かしてみる

画像を生成してみましょう。

1. 下記コマンドにて、ComfyUIを起動

cd ComfyUI
.venv\scripts\activate
python main.py

2. 先ほど保存した画像をUI画面へdrag&dropし、ワークフロー呼び出し

drag&drop
FLUX.1用のワークフローが自動構築されます

3. モデルを選択し、好きな生成文(prompt)を記述

モデルを選択
プロンプトを記述

A photorealistic portrait of a fit elderly man working out on a beach. The man has a lean and muscular physique, showcasing a slim but toned build. In the background, there's a sign with the word 'No Smoking' written on it.
ビーチで運動する健康な年配の男性の写実的なポートレート。この男性は引き締まった筋肉質の体格で、スリムでありながら引き締まった体格を誇っています。背景には「禁煙」と書かれた看板があります。

prompt

4. 生成開始

5. できた

 ./output へ成果物が格納されます。
 VRAM使用量は16GB程度でした。

おまけ VRAMが足りない方

ComfyUIの起動時に下記を追加してあげると、
メインメモリがVRAMを肩代わりしてくれます。

python main.py --novram

おわり

FLUX.1で画像生成できた。
前回の方法に比べ、ダウンロードするアイテムを大幅に減らせました。
とりあえず早く試したい!という方にはこちらの方法がオススメです。

おしょうしな

参考にさせていただきました。ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集