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双極自己紹介
双極性障害。通称【躁うつ病】。
精神疾患の一貫だろうし重ための名前だから、変に心配させてしまうと申し訳無いので最初は隠していた私の疾患。
躁うつ病を簡単に説明すると、体と心に波がある性質の事。躁(そう)の時は仕事や家事をエネルギッシュにこなしたりお喋りが何時間も止まなくなったり、とにかくハイ。鬱の時は、ぱったり体が動かなくなり無気力。涙。「生きる意味とは・・」状態になるのである。
ここ一年そこらはもう、躁も鬱も症状が出すぎていて親しい友人を驚かせてしまうことが多々あったのでもうカミングアウトを決めた。
診断が下った時は流石にショックを受けたけれども日々躁うつと共に生きていくにつれ、新しいものに出会うきっかけとなり、新しい目標もできて、いいと思うモノも増えた。28歳にして新たなスタートに立ったのだ。
躁状態、鬱状態と表現するとどうしても暗い感じになってしまうから、躁うつ病を”メリット” ”デメリット”に分けてみた。
==メリット==
・調子いいときは仕事も家のことも無双状態でこなす
・仕事を終わらせるスピードが通常時の2倍速
・バリ明るい、ただの陽キャ。(ストップが入らなかったら余裕で3時間以上話し続ける。捉え方によればデメリット)
・言葉が降りてくる。降臨。(本なんて余裕で書けるじゃんって思える)
・一度に4個ぐらいなら同時進行出来る(韓ドラ見ながら子供二人とそれぞれ会話して旦那さんが探しているであろうものを察し、渡す)
・やっば!アイデアが止まらねぇえええええ↑↑
==デメリット==
・仕事続かない(ここ一年で軽く6回は転職した)
・過眠が過ぎる。まじで過。(夜も早く寝たのに、保育園に子どもたちを送った9時から17時まで寝続ける。つまり一生寝てる)
・旅行から帰ってきたら2・3日寝込む
・む き りょ く
・な に も で き な い 泣
・こ こ ろ こ こ に あ ら ず 泣
・ん ? ぜ ん ぶ む り ィ 泣
メリット・デメリット分けするとこんな感じです。
とりゃーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
と寝る間も惜しみ仕事や家事育児にエネルギッシュに数日過ごしたあとに、
コテッ!!
と別人のように暗く無垢力になり言葉を失い寝続け泣く。
そんな性質です。
”天才作家”が期待を背に、時間を忘れ日々執筆に明け暮れる。そしてじゃんじゃん”天才書籍”を生み出す。成功。人生勝ち。
ある時その”天才作家”が、「もう・・・書けない・・・ボクには書けないんだ・・・・」と降りて来なくなった言葉にやる気も気力も失う。どれだけ励まされようとも自信はもうどこにも無く、行き場が無くなった天才作家。
小説家モチーフの映画にありそうなシーンで例えるとこんな感じ。メンタル的にもこのくらい天と地の差があるのである。
違うのは”天才作家”でなく”才能のない凡人文書き”って事ぐらい。
躁うつはこのように日々生き伸びている。
この性質に、たまたま名前が付いていて、その名前がたまたま重めだったってだけでただの人間には変わりない。
大切な友達にはこれを読んで「またこんな文書いてるwめっちゃ躁じゃんw」って笑って読んで欲しいし、noteで出会った人とは色々な言葉で躁強めで繋がりたいな。なんて、やんわり躁な夢を描きながらnoteを書いてみました。
変な双極自己紹介。
個人個人で症状に差はあると思いますが私はこんな感じです。
漢方と薬を2錠飲んでいます。
追伸 よーく見ると「鬱」っていう漢字なんか嫌。画数のせいか鬱々としてくる。漢字ってよく出来たもんだよなあ。
※追伸の追伸 このnoteを書いた後とてつもない鬱に襲われました。実際に鬱が来ると、この記事に書いた鬱の症状の軽く5倍はキツかったです。笑 noteは躁状態の時に書いていることが多いから、ハッピーな感じで書いちゃっていました。こういう事も・・・あるよね〜ははは