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クラファン立ち上げまでの道のり①

2023年の冬。
クラファン立ち上げへの道のりがスタートした。

今までどこか他人事だったクラファン。
自分がいざする側になり、想像していた以上の大変さを実感した。
でもそれ以上に、周りの温かさを感じられることがたくさんあった。

このクラファンは、たくさんの方の支えがあって、今がある。
立ち上げに関わってくださった皆さん、
ありがとうございます!!!


現在私は、「学校行事である失敗の日に高校生や先生、地域の人に西野亮廣さんの講演会を届けたい」という想いでクラウドファンディングを実施している。


このnoteでは、西野さんとの出会いやクラファンに至る経緯など、ガバメントクラウドファンディングのページや公式noteでは書ききれなかった私のクラファンにかける想いを綴っていけたらと思う。


さて、第2話は、「クラファン立ち上げまでの道のり①」について。
書いている途中に長くなってしまったので、前半・後半に分けてお届けしたいと思います。
(まだ第1話を読んでいない方は、そちらの方を先に読んでいただけると、よりこの記事を楽しめると思います!)

ぜひ、最後までお付き合いいただけると嬉しいです!



高2秋~失敗の日で西野亮廣さん愛を語る~


時は流れ、高2の秋。隠岐島前高校の学校行事である「失敗の日」が近づいたある日。

失敗の日とは、教育現場でネガティブに捉えられがちな「失敗」をみんなで称え合うことで、次の踏み込みに繋げよう!という日。
この日は、丸1日様々なコンテンツが用意されており、いつの間にかとらわれているかもしれない「失敗をしてはいけない」という枠からいかに踏み込めるのかが問われる1日。毎年10月13日に開催される。


私は、自分の好きなことや熱中しているものを生徒や先生の前で語る「偏愛授業」のコーナーで、西野亮廣さんが書いた「夢と金」の本と「教えて西野先生!!とっても大切なお金の話」のYouTubeで自分が学んだことや面白かった箇所を授業することにした。


夢と金

そう言ったものの、今までの人生で授業なんてしたことがない。
スライドを作り、1人でブツブツ練習し、ドキドキ緊張しながら失敗の日を迎えた。

当日は、先生と生徒合わせて14人が授業を聞きに来てくれた。
実は今まで、周りの人に西野さん愛を語ったことが無かった私。
自分の中での反省点はたくさんあったが、授業後のアンケートでは、参加者全員が楽しかったと答えてくれ、すごく嬉しかったし、自信にも繋がった


偏愛授業の様子

また、この経験を通して、自分のしたい・やりたいを内に秘めるのではなく、周りに発信することの大切さを学んだ。
そして、ここから「西野さんが好き」なことや「いつか海士町で西野さんの講演会をしたい」という気持ちを声に出して表現するようになっていた。

高2冬~転機はいつも突然に⁈~


しかし、実際の話、どこで?いつ?お金は?誰に?どうやって?など当時の私には立ちはだかる壁が大きすぎて、行動には移せないでいた。

転機は突然やってくる。
とある日の放課後、高校2年の12月。

今も一緒にこのプロジェクトを伴奏してくださっている魅力化スタッフの宮野準也さんに声を掛けられる。
「一緒に、失敗の日で西野さんの講演会をやらない?」
突然の出来事で驚きと嬉しさ半分の中、私は即答した。
「やります!やりたいです!」

宮野準也さん

この時点では、お金はどうするのか、そもそも西野さんを呼ぶことはできるのかなど課題は山積みだったが、2024年10月13日の失敗の日に向けて「西野亮廣さんの講演会を開催する」というプロジェクトが立ち上がった。


失敗覚悟の講演依頼

2023年12月末。chimny town という会社に失敗覚悟で講演依頼のメールを送った。

実際に送ったメール

10日後。会社の方からメールの返信が!
講演会自体は前向きに検討をしてくださっていること。しかし、講演会の3か月前にならないと、日程の確定ができないことが書かれてあった。

とは言え、講演会が確定するまで待つ、すなわち7月まで何もしないわけにはいかない。
ということで、まずは担当の役場の方と今後どういうスケジュールで進めていくかのミーティング。

ミーティングの様子

また、会社の方と連絡を取り合っていくと同時に、ガバメントクラウドファンディング(=ガバファン)でお金を集めるため、動き出すことを決めた。

「ガバファン」は、ふるさと納税とクラウドファンディングを組み合わせた地方自治体の資金調達方法のこと。
そのため、まずは町の役場に申請を出す必要がある。

申請するためには、「申請プロジェクト計画」と「海士町総合戦略とプロジェクトの関連性」の2点をそれぞれ2000字以内でまとめなければならない。
私は、最初申請を軽い気持ちで捉えていた。
しかし、この後、痛い目を見る。


書いて書いて書きまくる


何度、書いては消し、提出しては返されを繰り返しただろうか。
ここに至るまでの私は、
「西野さんのことが好き!だから講演会をしたい!」という自己中心的な考えで突っ走ていた。

でも、失敗の日で西野さんの講演会をするためには、
・どうして西野さんでないといけないのか
・講演会をすると高校や町にどんなメリットがあるのか
・講演会を通してどのような状態を目指したいのか
といった視点から書く必要がある。

「町」や「高校」の視点から失敗の日や講演会を見ることは、自分にとって難しい作業だった。
けれどこの作業で、「クラファンにかける想いの精度」を高めることができた。

宮野さんや役場の方とMessengerでのやり取りも重ね、4月下旬、ようやく文章が完成

第3話へつづく

5月7日。役場の稟議が周り、申請が通った!
下は、認定の書類を受け取ったときの写真↓

左が私で右が宮野さん

そして、まだ講演会の確定は出来ていないけれど、
8月のクラファンリリースに向けて、クラファンのページを作ったり公式のnote記事を書いたりと少しずつ準備を進めていった。      ≪つづく≫       


ここまで読んでいただき、ありがとうございます!!
いかがだったでしょうか。
第3話では、この続き「クラファン立ち上げまでの道のり②」について書くつもりです。

最後に、クラファンのご支援や、お知り合いの方に「こんなのを書いてる奴がいるぞ」とnoteのシェアをしていただけると、めっっっちゃ嬉しいです!

応援よろしくお願いいたします!!!





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