フェミニストとは一体…

あなたは、フェミニストですか?

もし、街頭でそう聞かれたらわたしはきっと「いいえ、違います」と答えるだろう。
なぜならわたしは女性差別はもちろん無くなってほしいが、同様に男性差別もなくなってほしいからだ。要するにジェンダーに囚われた先入観や固定観念による苦しみをなくしていくべきだと考えている。

私の考え、それはいわゆるフェミニストらしい。
男女同権主義者と訳すことができるとGoogleに教えてもらった。

男女同権について 

実際どうだろう。
世にあふれる意見を見れば「今まで女性が不当に扱われてきたのだから、多少の男性差別もやむ無し」と受け取れるような声が散見される。
それは単に仕返しをしているようにしか見えない。

こういうのは未来志向的でないのではないか。
確かに私達が幼い頃から受けてきた女性差別というのは根深いし、田舎に行けば行くほどまだ息をするように行われている。
ここで私達がしなくてはならないのが性別による差別は後世に引き継がないということだ。
男らしい、女らしいではなく、あなたらしさを尊重すべきではないだろうか。
人間誰しも得手不得手はあるし、好き嫌いもある。生物学上の性別で判断される今を少しずつその人の個性だからと受け取れるような世界になっていってほしい。

フェミニストというワード 

この単語の意味が男女同権主義者という意味であるならその言葉のごとくちゃんと主義思想は棲み分けをされるべきではなかろうか。

またミソジニーやミサンドリーなど、特定性別嫌悪主義者がいる。
これがフェミニストや男女平等という概念を盾に隠れ蓑にされているのだとしたら大変残念に思う。
特定性別嫌悪主義者にも、過去や考え方があるので他人が主義思想に口を挟むべきではないと言う立場だ。
だが主義思想が本来のものと履き違えられるのはどうなのだろうかと感じることが度々ある。
本人が主義思想を履き違えてフェミニストと称している場合もあるからだ。
だからこそフェミニストなどの主義思想を自ら称する場合はしっかりと調べる必要があるのではないだろうか。

そもそも私個人としては自らフェミニストなどと名乗ろうとは思わない部分もあるが、あなたのジェンダー思想はなんですか?と聞かれた場合は何かしらの思想を持つ場合は答えてもいいと思う。
だが自ら名乗る場合は誤解を生んだり争いの種になるので充分な注意を持つべきではなかろうか。


結論:主義思想は自由だが他人を傷つけるべきではない

私個人の結論として、フェミニストだろうがミサンドリーだろうがミソジニーだろうが思想は自由だと常々思っている。
別に私が男性が受けてる性差別もどうにか改善されていってほしい。と願いこれは男性差別では?と思ったり発言することは誰にも止める権利はないからだ。

一方で「こういう男性や女性がいるから云々」といいその性別の人に考える機会を与えるのではなく傷つけたり、ただこき下ろすために発言することは間違っていると思う。
なぜならそこには悪意があり、それぞれが幸せを追求するための改善案や指摘内容にはならないからだ。

改めて自分もそういう発言や考えに陥ってないか、今一度考えて行動していきたい。
誰かを傷つけるのではなく自分を含めた誰かを救えるような発言や考えを持って。

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