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新卒入社20ヶ月で職場が自分のホームになってきた話

「自分が自分らしく」いられる場所ってどれくらいあるだろうか。
実家、中高時代の友人の前、学生時代のサークル仲間の前くらいか。

私の場合は、最近幸いにも上記に「職場」が追加された。

入社当初から比べて、いや配属された今年の1月から比べても
1日会社にいる間に知っている人とすれ違って挨拶をしたり、立ち話をする回数が圧倒的に増えた。

そして良くも悪くも全く自分を取り繕っていないし、「自分が自分らしく」振る舞っているだけなのに物事が良い方向に進む感じがする。


「でも気のせいかな〜」と思っていたところについ最近面白いエビデンスが出てきた。

ある社内研修で、同じ部のメンバーの「性格・特徴・思考」を当てるというワークで、私の名前を書いた人がいちばん多かったらしい。

何人もの社歴が長い人を差し置いて、私が一位。
そしてさらに驚くべきなのが、その正答率約8割。

「いや、まだこの部に来て10ヶ月、何ならこの会社に入って20ヶ月なんだが。」


正直この研修の参加者はそこまで多いわけではないのでこれが全てではないが、「だから居心地がいいと感じてたのか」とこの結果をみて妙に納得した。

これは多くの人が私がどういう人かを分かっているということ。私が自分をさらけ出して、周りがそれを正しく理解してくれて、この人はこういう人だからこう接するのが良さそう、という前提で接してくれるから居心地が良いのだ。

要するに「あの人何考えているかわからないよね」の真逆。全てシースルー。
人を巻き込む力がある人の特徴らしい。


ちょっとそこまで素をさらけ出すのもいかがなものか…と自分に戸惑いつつも、多分これが今もこれからも、私にとってのベストな処世術なんだと思う。

自分の周りに渦ができていく感覚は何となく学生時代の感覚で知っているから、あの時の感じだなとわかる。完全アウェーだった状態から、信じられないくらい居心地が良いホーム・自分のテリトリーに変遷していく感じ。楽しい。

これが一朝一夕で手に入るものではなく、信頼を築くための地道な努力があってこそなことも知っている。そしてそれを怠らずやってきた自信もあるからこそ嬉しい。


社内で横のつながりを作るためにイベントごとや有志の取り組みには大体顔を出して、この数ヶ月でかなり顔が広くなった。

何なら楽しい企画をしてみんなが楽しんでくれるのが好きだから、自分で仕事・プライベート問わずいろんな企画もしてきた。

もちろん自分だけの力ではなくて、そういう場を提供してくれたり、手助けしてもらったりしてきたことも感謝している。


社会人になってもこれを受け入れてくれる場所を見つけたことがとてもラッキーだし、地元を離れてまでここに就職すると決めた自分の直感もすごい。

この環境に甘んじないようにしないとと思いつつも。

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