社会人もなかなか悪くない
この前の金曜日、
1ヶ月かけて準備してきた、
いや温めてきた期間でいうと半年に及ぶ
社長向けのプレゼンがようやく終わった。
結論からいうと、思った反応ではなかった。
悔しかった。
悔しさとも怒りともなんとも言えない感情が沸き起こってきて
「最後に一ついいですか」
と押している時間に無理を言って
「社長は私達新人にはできないとおっしゃっていますか?
この課題はとうてい片手間に解決できることではないと分かっていますが、
次にどういう行動を起こすべきかのヒントを頂きたかったんです。」
的なことを気づいたら言っていた。
気づいたら涙声になっていた。
だって、社長が言い訳ばかりするから。
そうしたら、
「まずはどんなに小さくてもいいから形にして見せて」と言われた。
そう、そういうアドバイスが聞きたかったんだよ、と思った。
その後、社長の隣に座っていた熱血系の取締役が口を開いた。
「やりたいと思ったことを成し遂げられるかどうか、は諦めるか諦めないかで決まる。情熱さえあればできる。やりましょうよ。」と。
もう涙をこらえようと思っても手遅れだった。
なんで泣いているのかもわからなかった。
一つ言えるのは
私も将来、社会人何年目になっても
この取締役みたいな人でありたいと思ったということ。
さらにその夜終電まで打ち上げをして帰宅。
社用携帯をたまたまふと見たら、その取締役から個人チャットが来ていた。
立派なプレゼンテーションでしたよ、と。
もちろん、また泣いた。
すごく感情が忙しい日だったけど、
同時に社会人になってもこれだけアツくなれる環境にいられていることがすごく幸せだなと思う。
中高時代にゆるゆるの部活を変革しようと駆け巡っていた日々。
大学時代にもっとみんなが楽しんでくれるサークルにしたいと睡眠時間を削っていた日々。
思えばいつも泣いている気がするけど、
何歳になっても同じ熱量で取り組める何かがあって、同じ熱量で支えてくれる仲間がいつも周りにいてくれる。
社会人も思ってたより悪くないかもな。
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