私たちって「仲良し家族」かもしれない
「仲良し家族でいいねえ」
年末に帰省した際にある親戚に言われた。
その時は「仲良し家族らしいでww そうなんかなあ〜」とみんなで若干恥ずかしさもありはぐらかした。笑
でも昨日から年末年始の帰省で久しぶりに家族が(ほぼ)勢揃いして一緒に過ごす中で「やっぱこの家族最高やな、まじで。」と何度も思った。
(ここで「ほぼ」と書いたのは、母親は現在留学中で日本にいないため笑)
今朝はフィリピンに留学している母親から、『そっちはどんな感じ?』と連絡があり少し電話をした。
留学開始からあまり音沙汰がなかったので大丈夫かなとは思っていたが、久しぶりに私の声を聞いて安心したのか、少し弱音を吐いてくれた。
「言うつもりはなかったんだけど、、」と言いつつも、日々の葛藤、期待していたものとのギャップに苦しんでいること、それでも何とかもがきながら頑張っていることを話してくれた。
私も留学をしていたから、その留学時代の葛藤を思い出して、二人で少し泣いた。
でも、その悩むプロセスも成長には不可欠だし、そもそも一歩踏み出していなかったらそんな悩みにもぶつかれていなかったよね、と話した。
母親が泣きながらも心の内を話してくれたのが嬉しかったし、50代で新しい挑戦をして悔しくて泣く人生ってなんて素敵なんだろう、と自分の母親ながら誇らしかった。
本人は今一番辛いだろうけれど、幾つになっても年齢なんて気にせず自分のやりたいことに素直に行動できる大人でありたいな、と私は改めて思った。
弟も相変わらずおもろいやつだな、と今回の帰省で会話して改めて思った。笑
2023年は、初めての海外一人旅でインドに行く
と急に言い出し家族をざわつかせたり
そのあとすぐに1ヶ月間ヨーロッパバックパック旅をし
年が明けた2月にはアメリカ横断をするらしい。
アメリカ横断することは知っていたが、
なんかついでに南米も行くことにした、と昨日聞いた。
我が弟ながらおもろすぎる。
アメリカ横断をする、と周りの友達が家族に伝えた時は反対されたりネガティブな反応が多かった一方で
うちの家族LINEは「いいな〜自分も行きたい」という反応に終始しており
「まじでこの家族やばいな」と思ったらしい笑
何なら今日の晩御飯で帰省先のおじいちゃんに
「(弟)が南米旅行するらしいよ」と伝えると
「ええやん、もう若い時に行っといた方がええもんな」
と一番ポジティブなリアクションでまた笑った。
「女の子も3人くらいおったら一番楽しいのにな」とのコメント付きで
実際女の子が3人いるらしく
「よっしゃ、ということは一番楽しいやんww」by 弟
と謎の会話で盛り上がっていた。
2月には私と父親で、フィリピンにいる母親に会いに行く予定で
同時に弟はアメリカに出発するので、
家族全員日本からいなくなるという状況が発生する。笑
こういう破天荒エピソードをゲラゲラ笑いながら
お互いに対して、やばいよそれまじで、と言いながらも
結局お互いをリスペクトしあっているこの関係性が本当に心地いい。
私は大学生になって海外を飛び回るにあたって親に「危ないから」と止められ、説得するためにプレゼンをしたりしたのに
弟は私のおかげでそのプロセスを一切踏んでいないのがずるいと言ったら
そもそも私がこの道を歩んでいなかったら、自分もこんなことにはなっていないと言われた笑
そう言われると別に悪い気はしないので、まあいいかと思った。
それよりも弟も自分と同じレベルでようやく海外に興味を持って
羨ましいくらいに世界を飛び回ろうとしていることを誇りに思う。
そんな彼は私のことを人に話すとき
「人生で一度も自分の意思を曲げたことがない人」
と言っているらしい。
やめてくれ、それは流石に響きが悪い。笑
でもこんな家族が私は大好きで、
この家族に生まれてよかったと心から思う。
父親はこんな破天荒なメンバーを唯一冷静にまとめる静かに燃えるリーダー。
彼なしにこの家族は成り立たない。そこにも改めて感謝。
そんな大好きな家族に囲まれながら
今年も終わろうとしている。
2024年も全員が健康で幸せでありますように。
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