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浪人ダイヤ改正【#3】

浪人ダイヤ改正シリーズもついに#3まで来た。
時期で言うと浪人4月の半ば頃となる。
このシリーズを知らない人のために簡単に説明すると、私が宅浪時代に作成した勉強の時間割の改訂の歴史を追っていこうという記事である。
では進めよう。

前回第3週→第4週(4/12~4/18)の変更は以下の通り。
月:[A4]→[E500]
火:[B3]→[B500]
水:[A4]→[A500]
木:[A4]→[A500]
金:[B3]→[B4]
土:[A4]→[A9]
日:[A8]→[S-A1]

今回も全部の曜日で変更がされており、盛りだくさんだ。
どの時間割がどの時間割に改訂されているのか整理すると、
[A500](新設)
[B500](新設)
[E500](新設)
[A4]→[A9]
[B3]→[B4]
[A8]→[S-A1]

新設が3つもあり、使う時間割の種類が一気に増えた印象だが、ここで識別番号による新たな整理の仕方を導入しているので紹介する。
500番台([A500][B500][E500]):月~木の設定
1桁台([A9][B4]):金土の設定
S-を付した番号([S-A1]):日曜(Sunday)の設定

S-SundayのS-というところにSaturdayもS-だろとツッコみたくなる気持ちも分かるけど気にしない。
ではそれぞれの新設・改訂を具体的にみてみよう。

[A500][B500](新設)

〇新設のポイント
・各コマのやる参考書を最初から指定
・コマ時間は均一ではなく参考書ごとに異なる
・コマ間休憩は10分休憩・5分休憩とあったが、5分休憩の割合を増加

500番台なので、月~木曜に使用する、参考書を進める期間用の時間割である。各コマにやる参考書を最初からPCで書き込んでいる点がこれまでの時間割と違う、500番台の特徴である。今回の記事シリーズでは「ダイヤ改正」に焦点を当てているので使った参考書とかその進め具合とかは軽い説明にとどまってしまうが、しかし受験生ならコマに書いてある参考書が何かなんとなくわかるかもしれない。「数・基精」=「数学基礎問題精講」「物・エ(力)」=「物理のエッセンス(力学)」とかね。

それらの参考書の時間のかかり具合などから、コマ時間の設定が70分だったり50分だったりそれぞれ違うのも500番台の特徴である。実はこれまでの時間割も多少コマ時間が違うところがあったが、今回の500番台はそれらよりも積極的に偏りを持たせている。

そしてさらに、5分休憩を増やしている
これまではあっても1日1箇所だけ5分休憩、残りは全部10分休憩というような割合だったが、500番台からは1日2~5箇所が5分休憩というように増やしている。

ちなみにB系統特有の2コマ目と3コマ目の間、13コマ目と14コマ目の間の空いた時間は、バス移動(夜の方は夕食と風呂の時間も含まれている)の時間である。

[E500](新設)

〇新設のポイント
・新たな系統「E」の採用=場所の追加(旧米崎中学校)

新たに勉強場所を追加した。旧米崎中学校とは一つの廃校を活用した施設で、自由に出入りして自習できるスペースがある。ここに同じ宅浪の友人2人と集まって勉強していた。

この「E」を導入したことで、前回第2週は「Aが週5、Bが週2」だったのが今回第3週は「Aが週4、Bが週2、Eが週1」とさらに勉強場所を分散させている。
ダイヤ改正の本題とはズレるが、同じ場所で勉強し続けるのは個人的にかなりしんどかった。なので週を追うにつれてどんどん勉強場所が分散していったのだな、と思う。


[A4]→[A9]

〇改訂のポイント
・17:45以降は1コマ50分→30分へ短縮
・5分休憩の割合を増加
・お風呂後のコマ群、「21:25~23:10」→「21:15~23:00」へ10分繰り上げ

1桁台なので、金土設定(月~木で進めた参考書の復習用の設定)である。
よって、500番台とは違って各コマにはPCによる参考書名の印字がない。
その日その日でどのコマにどの参考書を復習しようか、量や出来具合に応じて適宜決めているので手書きなのである。
こういった理由から、どのコマにどの参考書をやるのかは時間割作成時点ではわからないため500番台とは異なり各コマの勉強時間が50分で統一されているのである(英単語/古文単語は50分だと長くて眠くなるので30分に短縮している)。

お風呂後のコマ群「21:25~23:10」→「21:15~23:00」へ10分繰り上げというのは、単にお風呂入る時間が当初の見立てより時間がかからなく余裕が見られたので開始時刻を適正化したものである。


[B3]→[B4]

〇改訂のポイント
・中休(15分休憩)を1回→2回に増回
・5分休憩の割合を増加
・夕方に30分コマを増回

おおよそ[A4]→[A9]の改訂と同じ内容を、B系統にて適用したものである。


[A8]→[S-A1]

〇改訂のポイント
・全50分コマ→60分コマ+30分コマの組み合わせへ変更
・5分休憩の割合を増加

日曜日設定は昼止めとかなり特殊なので、S-を付してA系統とは分離し管理しやすくした。
ここでも、英単語は50分コマだと長くて眠いという理由で30分に短縮され、それに伴って50分コマを60分コマに伸ばして時間調整している。


第2週→第3週の週当たり勉強予定時間の変わりを見ると、
月:[A4]11h40→[E500]10h
火:[B3]11h40→[B500]11h25
水:[A4]11h40→[A500]11h40
木:[A4]11h40→[A500]11h40
金:[B3]11h20→[B4]11h
土:[A4]11h40→[A9]11h20
日:[A8]5h→[S-A1]5h
一週間計:74h20→72h05

今回の改正では「勉強時間を増やす」という方面ではなく、
月~木:参考書進める
金土日:進めた分復習する
という目的で時間割を編集した。

ちなみに、時間割右側に「チェックボックス」や、右下の勉強時間表示の欄に実際の勉強時間を書く欄を設けたり、「繰越分」=本来やる予定だった参考書の範囲が終わらなかった場合にそれを書き込む欄を設けたりと、細かい変更点も今回は多い。


では恒例の日記で締めようと思う。今回第3週の日記の中から抜粋する。


「今日の(サボってしまって)嫌な気持ち忘れるな」
「今日より明日強く」
万が一これを読む受験生が居たら、この言葉を持ち帰ってみてもいいかもしれない。もしよければ。

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