浪人ダイヤ改正【#0序論】
「浪人」「ダイヤ改正」見慣れない単語の組み合わせである。
私は1年間、大学受験の為に浪人を選択した。
それも自宅浪人、いわゆる宅浪である。
宅浪は予備校生などと違い、自らを管理してくれる
人がいない。自分で自分を管理する。
この「浪人ダイヤ改正」は、
自分を管理する為に当時自分で作成した
「時間割」と呼んだ1日の予定表の、
幾度となく行った改訂の軌跡を、
当時の日記やメモの記録を交えつつ
整理する記事である。
この時点ではまだピンとこない読者が
大半であるので、早速実物の「時間割」
を確認する。
これが「時間割」である。
1日の過ごし方を定め、これに従って生活する、
学校における時間割のようなものである。
毎週日曜日に、次の一週間(月曜始め~日曜終り)ぶんの時間割を作成・印刷してそれに従い生活する。
時間割は先週の分と同じものをそのまま使うこともあるが、大抵は勉強時間や休憩時間の見直しを理由に改訂される。
鉄道のダイヤ改正は年に一度だが、
浪人のダイヤ改正は週に一度という訳だ。
当記事はこの「時間割」に着目して、
その毎週の改訂の軌跡を追いかけてみる。
どちらかというと自己満足的側面が強い。
よって受験生に向けたアドバイス!という内容のつもりではないが、意図せず受験生の背中を押すことになればそれはそれで幸いである。が、期待すべきでない。
では、次回以降、ダイヤ改正の詳細に迫る。