看護師になりたくない底辺看護学生が新卒で大手企業に就職できた話①
はじめまして。
底辺看護学生のらいせと申します。
この度、看護学科から学年でたった1人で企業就職活動を行い、総合職として大手企業に内定を頂きました。
大学は医学部しかない単科大学だったため、企業就職ができる環境が一切整っておらず、キャリアセンター(就活支援してくれる職員がいるとこ。総合大学だったら大抵あるから使おうね!)も学内企業説明会も、企業就職をした先輩も、ゼロでした。話を聞く限り、ここ十年ほどで、私の大学から新卒で企業就職をした学生はいないようです。(国試落ちてバイト先で社員になったような先輩はいたけど笑)
しかし、こんなハンデがありながらも、就活自体はうまくいった方だと思います。最終面接以外で落ちたことはほぼありませんし、内定は8社頂きました。「看護学科出身」という、一見弱みになりそうな経歴を強みに変え、企業にうまくアピールすることができたからです。
で、どうやって1人で就活したの?何から始めたらいいの?このお話が、私と同じ思いを持つ「看護師になりたくない看護学生」もしくは、「看護師をやめたい看護師さん」のもとに届き、企業就職活動を応援出来たら幸いです。
底辺看護学生らいせの自己紹介
学年で一人だけで企業就職したの?どんなトガった看護学生?学歴は?
私は大手企業に就職できましたが、尖った経歴、優秀な学歴、表彰歴は一切ありません。むしろ、圧倒的に底辺看護学生なのです。私のスペックや経歴を軽く紹介~
大学レベル:地方国公立(偏差値55以下)
成績:下の下(再試は当たり前、試験は当日勉強、課題適当、留年ギリギリを生きる女)
部活:体育会(全然頑張ってない。サークルのノリで楽しくやってた)
アルバイト:居酒屋、アクセサリーショップ
趣味:カフェ巡り
資格:英検2級のみ
性格:めんどくさがり、人と話すのが好き
その他活動:学生団体に入ってとあるイベント活動(後のnoteに詳しく書きますが、「その他活動経験」、新卒就活でめっちゃ大事です!なぜなら、就活では100%「学生時代に頑張ったエピソード」を2、3個聞かれ、それが評価されます。このエピソードは、部活で全国大会出場とか、バイト先で大きく売り上げに貢献したとか、そんな話がある人はやっていけます。大丈夫です。しかし、こんな経験は一切なく、「現時点で何かを頑張ったとは言えない看護学生」は、必ず!必ず、課外活動をなんでもいいです、経験しておいてください。私は何にも頑張ってなかったので、就活を始めるにあたって急いで外部の学生団体に入り、コロナ渦でもなんとか就活で話せる経験を手に入れました)
そもそもなんで企業に就職したの?
せっかく看護勉強したのに無駄にするの?資格も無駄?もったいない!
私は看護師になる道を外れました。
そんな私を見て、周囲の友人や両親はもちろん、
「「「大反対!」」」
加えて、先述の通り、私の大学には企業就活ができる環境なんて一切ありませんでした。
こんな企業就職に不向きすぎる環境の中でも、私が看護師にならないと決めた理由は、たった一つ。
「看護師になりたくない・・・」
タイトルの通りです。私、看護師になりたくなかったんです。看護を学べば学ぶほど、「自分には向いてない」と実感しました。私には、人の命を預かる責任に耐える強さはない、サービス残業過労多忙に耐えられる精神力はない、それより、なにより、仕事以上に職場の人間関係で悩みごとの多い看護師でやっていけない!
そうなんです、逃げました。看護師から。
確かに、「看護」自体は楽しいと思うこともありました。実習で患者さんと仲良くなり、笑顔で「らいせちゃんがいてくれて良かった」とお礼を言っていただけたこと、すごくやりがいを感じました。患者さんの言葉の根底にある思いを何とかくみ取ろうとコミュニケーションをとり、最適な看護を提案できた時はとても嬉しかったです。
しかし、当たり前ですが看護師になれば「人の命」の責任を取らなければいけないこと、仕事時間外の膨大な記録や課題、仕事以上に職場の人間関係のストレスに病んでしまう人もいること、そんな「看護」をこれから何年も、何十年もやっていける自信がありませんでした。
こんな情けない理由で、周囲の反対を押し切って、大学3年生の夏、企業就職活動を始めました。
今回はここまで!
お読みいただきありがとうございました。私の就活話はこれからも少しづつnoteに執筆していきます。
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